概要情報
| 事件名 |
東京医科大学 |
| 事件番号 |
東京地労委 昭和54年(不)第131号
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| 申立人 |
東京医科大学教職員組合 |
| 被申立人 |
学校法人 東京医科大学 |
| 命令年月日 |
昭和55年12月 2日 |
| 命令区分 |
全部救済(命令主文に棄却又は却下部分を含まない) |
| 重要度 |
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| 事件概要 |
大学が、チェック・オフ条項を含む労働協約の有効期間の経過後も労使慣行として行ってきたチェック・オフについて、組合脱退希望者をめぐる組合とのトラブルを回避することを理由にチェック・オフ廃止通知をしたことが争われた事件で、チェック・オフ拒否の禁止を命じ、ポスト・ノーティスについては申立てを棄却した。 |
| 命令主文 |
被申立人学校法人東京医科大学は、申立人東京医科大学教職員組合が昭和54年11月28日付で被申立人に申し入れた方法による組合費の徴収を、組合脱退希望者をめぐる組合とのトラブルを回避することを理由に拒否してはならない。 |
| 判定の要旨 |
2800 各種便宜供与の廃止・拒否
組合内部のトラブルに巻き込まれたくないとの理由でチェックオフを廃止したことが不当労働行為とされた例。
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| 業種・規模 |
教育(自動車教習所を含む) |
| 掲載文献 |
不当労働行為事件命令集68集462頁 |
| 評釈等情報 |
 
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