全国健康保険協会設立委員会(第10回)の議事の概要

1.日時 平成20年3月11日(火) 14時00分〜16時00分

2.場所 厚生労働省9階省議室

3.出席者 星野委員長、岩村委員長代理、逢見委員、大塚委員、加島委員、川端委員、古賀委員、五嶋委員、小林委員、山崎委員、山下委員

4.概要

社会保険庁より名簿の作成状況について、事務局より民間からの募集状況について、それぞれ説明が行われ、議論が行われた。また、事務局より協会の事業計画及び予算の検討のための素材等について説明が行われ、議論が行われた。非常勤のレセプト点検員については、小林委員の指揮のもとに募集、審査を進めることが了承された。

【主な意見等の概要】

・民間募集については、これからシステム化や電子化が進んでいくことから、そういう面での専門家や、経歴的にふさわしい人をできるだけ採用するような努力をする必要があるのではないか。

・民間からの採用者がいろいろな分野で活躍できるような人事運営をすべき。支部だけでなく、全体の企画やシステムの開発などができるような仕組みにすべきであり、人材の流動化を図るようなことを考えてはどうか。

・処分を受けたけれども採用される者、処分はないけれども採用されない者について、それぞれの理由が必要

・協会を希望したが採用されない者には、モチベーションに最大限配慮して、きめ細やかなケアと納得性が図られるようアフターケアをお願いしたい。

・客観的なものをある程度物差しにしてやるというのが、説明がしやすく、納得性があるのではないか。

・新しくスタートする組織に対する不信感を招かないようにすべき。

・この先駆け組織をどうやって作るか、きちんと世間の納得を得ることが重要。

・前期高齢者納付金、後期高齢者支援金については、予算の見積もりを十分に精査してもらいたい。

・これまで以上のサービスを印象づけるには、広報活動、情報に力をいれてもらいたい。ホームページのほか、リーフレットにも配慮して、いいサービスをしてもみんなが知らないということがないようにしてもらいたい。

・協会のスタート後、協会の職員のモチベーションが高まらないと、なかなかいいサービスというわけにもいかないと思うので、モチベーションを高めるためにどうすればよいか、議論しておく必要があるのではないか。職員が達成感を得られるような目標を掲げるなど、いろいろな形でモチベーションを高めるような工夫をしてはどうか。

照会先:厚生労働省保険局保険課

電 話:(代表) 03(5253)1111
(内線)3268,3239 成松、松下



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