(1) | へき地医療等の確保の計画的推進
(1) | 第10次へき地保健医療計画の策定
・ | へき地保健医療対策全体の見直しについては、平成16年度中に検討会を開催し、検討を進め、平成17年度中に第10次へき地保健医療計画を策定する。 |
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(2) | 医療計画の見直し
・ | 医療計画制度については、その見直しに当たり、地域における医療提供体制の整備の実効性をより高める方策を検討し、平成17年度から新制度を実施する。 |
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(2) | 医師需給見通しの見直し
・ | 医師の養成・就業の実態、地域や診療科による偏在等を総合的に勘案し、平成17年度中を目途に医師の需給見通しの見直しを行う。 |
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(3) | 地域医療を担う医師の養成のあり方の検討
(1) | (2)の医師需給見通しの見直しを踏まえた大学における医師養成のあり方の検討
・ | 地域医療を担う医師の養成や地域への定着を推進する観点から、平成17年度に向けて、自治医科大を含む医科大学、大学医学部の医師の養成システム(奨学金制度の構築、地域枠の設定を含む入学定員のあり方等)ついて検討を行う。 |
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(2) | 臨床研修病院のあり方の見直し
・ | 臨床研修病院の指定基準については、地域医療に与える影響を懸念する指摘に対応し、研修医数等について平成19年3月31日までの間の暫定措置を講じているところであり、この取扱いについては、同年4月1日以降も当該取扱いを継続するか否かを含め、再検討を行う。 |
・ | 更に、臨床研修病院の指定基準等については、必修化の施行後5年以内に見直しを行う。 |
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(3) | その他
・ | 地域医療を担当する医師の育成のあり方、大病院等を定年で退職した医師等について地域医療を行うことができるようにするための再教育プログラムの構築について検討を進める。 |
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(4) | 地域における医師確保のための新たなシステムの検討
・ | 平成17年度に向けて、円滑な医師の配置が可能となるよう、例えば都道府県を主体とする医師確保体制など地域における医師採用・確保のための新たなシステムの検討を行う。 |
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(5) | 医師の配置を含めた医療提供体制のあり方の検討
・ | へき地を含む地域における医療サービスの確保・向上を図る観点から、医療機関の機能分化と連携、医師の配置等の医療提供体制のあり方について、医師の充足状況や病院における医師の勤務実態を勘案しつつ、検討を進める。 |
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