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6 病院の平均在院日数

(1) 病床の種類別及び病床規模別にみた平均在院日数(病院報告)

 平均在院日数は、43.7日で前年に比べ0.5日短くなっており、病床の種類別にみると、精神病床は441.4日で 前年に比べ13.3日短くなっている。結核病床は119.8日で前年に比べ0.8日と長くなっている。一般病床は33.5日と前年に比べ0.2日と短くなっている。
 一般病床の病床規模別にみると、100〜149床(44.3日)、150〜199床(43.3日)、50〜99床(41.0日)などが長く、600〜699床(24.5日)、400〜499床(26.0日)、500〜599床(26.4日)、などが短くなっている。
 なお、300床以上では、概ね30日未満となっている。

(参考)
統計表22 人口10万対1日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・6月末の病床数・平均在院日数の年次推移


表29 病床の種類別及び病床規模別にみた平均在院日数

  平 均 在 院 日 数
平成8年
('96)
平成7年
('95)
対前年増減
総 数 43.7 44.2 △0.5
精 神 病 床 441.4 454.7 △13.3
結 核 病 床 119.8 119.0   0.8
一 般 病 床 33.5 33.7 △0.2
  1〜 49床 28.4 28.4   0.0
50〜 99  41.0 40.7   0.3
100〜149  44.3 44.1   0.2
150〜199  43.3 43.7 △0.4
200〜299  37.5 37.4   0.1
300〜399  28.1 28.7 △0.6
400〜499  26.0 26.3 △0.3
500〜599  26.4 26.6 △0.2
600〜699  24.5 24.8 △0.3
700〜799  30.6 29.0   1.6
800〜899  28.2 28.3 △0.1
900床以上 30.3 29.5   0.8
(再掲)
*療養型病床群
152.6 129.4   23.2
注:1 総数には伝染病床・らい病床(平成8年3月31日まで)を含む。
  2 *印は、1年間すべて療養型病床群のみの病院(平成8年:84施設、平成7年:49施設)の平均在院日数


(2) 都道府県別にみた一般病床の平均在院日数(病院報告)

 都道府県別にみると、高知県(55.4日)が最も長く、次いで山口県(49.6日)、佐賀県(48.4日)などとなっており、長野県(22.4日)、山形県(26.0日)、群馬県(27.7日)などが短くなっている。

(参考)
統計表23 都道府県ー13大都市ー中核市(再掲)別にみた病床利用率及び平均在院日数

図11 都道府県別にみた一般病床の平均在院日数


(3) 病床の種類別にみた平均在院日数の年次推移(病院報告)

 平均在院日数の年次推移をみると、一般病床は昭和62年以降低下している。
 精神病床は平成3年上昇し平成4年以降再び低下している。

(参考)
統計表22 人口10万対1日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・6月末の病床数・平均在院日数の年次推移

図12 病床の種類別にみた平均在院日数の年次推移

図12-1
図12-2


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