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平成11年10月20日

ベルギー産鶏肉等のダイオキシン汚染について


 ベルギー産鶏肉等のダイオキシン汚染問題に関し、6月1日以降、ベルギー産の食品の一部について対応を講じてきたが、ベルギー政府及び欧州委員会からの情報等に基づき、ベルギー産ゼラチンについては、安全性が確認されたことから、今後、輸入手続の保留、販売自粛等の措置の対象から除外することとする。


参考1 ゼラチンの安全性に関する確認事項

(1) ダイオキシンは主に脂肪に蓄積されることから、脂肪含量が2%以下のゼラチンが今回の事件に関連して、健康被害をもたらすとは考え難いこと。

(2) ベルギー及び日本において製品検査を実施した結果、全て今回の事件に関連したダイオキシン汚染が認められなかった。

参考2 今後のベルギー産品に対する対応

  鶏肉 卵白 卵白以外の鶏卵 豚肉 牛肉 牛乳 羊肉
ベルギー産

注)○について、現在の措置を継続する。
 いずれの品目も加工品(ゼラチンを除く。)を含む。なお、卵白以外の鶏卵については、その含有が2%以上の食品を含む。

参考3 輸入実績(本年1月15日〜6月1日までに輸入届出されたもの。)

  鶏肉 卵白以外の鶏卵 豚肉 牛肉
輸入実績 なし 109.4トン 549. 6トン
そのうち、ゼラチン
36.0トン
なし


照会先:厚生省生活衛生局
    森田 乳肉衛生課長
担当者:滝本(内線2473)
    梅田(内線2476)


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