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平成10年10月26日
来る12月1日は国連が提唱する「世界エイズデー」(World AIDS DAY)です。厚生省及び(財)エイズ予防財団では、「世界エイズデー」の趣旨に賛同し、「1998世界エイズキャンペーン」を展開しておりますが、この一環として、「世界エイズデー」である12月1日(火)、東京新宿においてエイズ啓発街頭キャンペーンを行うこととしております。
この「12月1日世界エイズデー・イベント」の実施にあたり、患者・感染者への理解と連帯の意思を表すレッドリボンを、別紙「レッドリボンの募集のお知らせ」により公募することとしました。
お寄せいただいたレッドリボンは、12月1日(火)から12月25日(金)までの間、会場である新宿高島屋タイムズスクエアに飾り付ける予定にしております。
報道等による国民への周知方につき、ご協力いただきますようお願い申しあげます。
なお、本募集については、当キャンペーンの「ホームページ」( http://www.aidscamp.com/)でもご案内することとしております。
厚生省エイズストップ作戦本部事務局 (厚生省保健医療局エイズ疾病対策課) 担 当:石田、土屋 電 話:[現在ご利用いただけません]内線2358 財団法人 エイズ予防財団 担 当:中村 電 話:03-3592-1181
厚生省と(財)エイズ予防財団では、「時代が変わる、君が変える〜大切な人と生きるために〜」をテーマとして「1998世界エイズキャンペーン」を実施しておりますが、この一環として12月1日(火)に「12月1日世界エイズデー・イベント」を新宿高島屋タイムズスクエアとJR新宿駅新南口周辺で実施することとしております。
エイズに対する理解と支援を表す“レッドリボン”を一昨年からキャンペーンのシンボルとしてきましたが、本年も同様“レッドリボン”をキャンペーンのシンボルとして、東京新宿のイベント会場に飾り付けることとしております。そこで、全国の皆様の手づくりのレッドリボンを、次の要領で募集することとしました。
エイズの克服をめざして、皆様のご協力をお願いいたします。
レッドリボンとは?
別紙「レッドリボンってなあに?」をご覧ください。 応募規定
募集期間
平成10年10月26日(月)〜11月20日(金)必着
応募あて先
〒106―8799 東京都港区麻布郵便局局留
お問合せ先
1998世界エイズキャンペーン事務局 |
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レッドリボンは、エイズに対する理解と支援のシンボルです。 リボンを付けることによって、エイズに対する差別や偏見を取り除き、エイズに関わるすべての人の心をつなぎ助け合いたい、という気持ちを表します。 |
1998世界エイズキャンペーンホームページ(http://www.aidscamp.com/)もご覧ください |
レッドリボンはエイズに対する理解と支援の象徴 |
レッドリボン |
レッドリボン(赤いリボン)は、もともとヨーロッパに古くから伝承される風習の一つで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。
このレッドリボンがエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わり頃でした。
このころ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティストたちにもエイズが広がり、エイズに倒れて死んでいくアーティストたちが増えました。
そうした仲間たちに対する追悼の気持ちとエイズに対する理解と支援の意志を示すためにレッドリボンをシンボルにした運動が始まりました。
この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見を持っていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。
このレッドリボンの意味を知り、レッドリボンを身につけることによって、エイズについてみんなで考えましょう。
レッドリボンとは
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