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平成10年9月22日
毎年12月1日は、国連が提唱する世界エイズデー(World AIDS Day)です。主唱者である国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、11回目を迎える今年も、エイズを克服するための行動を世界に呼びかけています。
厚生省では、この世界エイズデーの趣旨に賛同し、エイズに関する普及啓発事業を以下のとおり実施いたします。今年は主題を「時代が変わる、君が変える〜大切な人と生きるために〜」とし、若者を普及啓発活動の重点に置いて、エイズに関する正しい知識の普及と患者・感染者に対する差別偏見の払拭を訴えてまいります。
なお、今年は、12月1日「世界エイズデー」を中心としながらも、国民の皆様が、とりわけ若者が自らの問題としてエイズを考えることのできるように、秋の学園祭での普及啓発活動をはじめ、学園祭でエイズコーナーを設置するためのキットやエイズ教育用キットの貸し出しを行うなど、キャンペーンを全国的に実施してまいります。
1 名 称 | 1998世界エイズキャンペーン |
2 主 題 | 「時代が変わる、君が変える〜大切な人と生きるために〜」 |
3 主 催 | 厚生省、財団法人エイズ予防財団 |
4 期 日 |
(2) 「12月1日世界エイズデー・イベント」
平成10年12月1日(火)
厚生省エイズストップ作戦本部事務局 (厚生省保健医療局エイズ疾病対策課) 担 当:石田、土屋 電 話:[現在ご利用いただけません]内線2358 財団法人 エイズ予防財団 担 当:中村 電 話:03-3592-1181
1 キャンペーンの目的 |
(1) エイズについての偏見と差別の払拭
(2) 治療法・治療薬の進歩と早期検査・早期治療の重要性を広く普及
(3) 感染予防のための正しい知識の普及と、自らの問題としての注意喚起
(4) NGO活動を支援する日本エイズストップ基金の普及
2 主 題 |
「時代が変わる、君が変える〜大切な人と生きるために〜」
・UNAIDSは、世界のエイズ患者、HIV感染者の3分の1を10歳から24歳までの若者が占めていること等を踏まえて、今年の主題を "FORCE FOR CHANGE:World AIDS Campaign with Young People"とし、若者に重点を置いた普及啓発活動を世界に訴えています。厚生省は、UNAIDSの主題及び我が国における各年度毎の29歳以下の新規感染者数が増加傾向にある状況等を踏まえ、今年の主題を「時代が変わる、君が変える〜大切な人と生きるために〜」としました。
3 学園祭イベント『命のバトンリレー』 |
・平成10年10月から11月にかけて全国6地域の学園祭等において実施します。!!学園祭イベント当日は、若者自身によるエイズ教育やTHE WATER OF LIFEのミニ・コンサート、チャリティ・オークション等を実施します。
・実施予定校:北海学園大学(北海道)、東北大学(宮城県)、日本医科大学(神奈川県)、平山学園津島女子高等学校(愛知県)、愛媛大学(愛媛県)、大分医科大学(大分県)
4 学園祭エイズ・コーナー設置用キットの貸し出し |
・「学園祭イベント 命のバトンリレー」を実施できない学校でもエイズに関するコーナーを設置できるように、展示用パネル、ポスター、ビデオ、パンフレット等をセットにして、希望する学校に貸し出します。
5 エイズ教育用キットの貸し出し |
・学校でのエイズ教育で活用できるように、ポスター、ビデオ、キット使用案内書、配布用パンフレット等をセットにして、希望する学校に貸し出します。
6 12月1日世界エイズデー・イベント |
・12月1日「世界エイズデー」に、新宿高島屋タイムズスクエアとJR新宿駅新南口周辺において、「レッドリボン・ツリー」点灯式などの行事を実施します。
7 ポスター |
・約7万枚制作し、10月以降、全国の自治体、郵便局その他行政機関、公共交通機関、学校、病院、映画館、公衆浴場等に掲示します。
8 ニュースレター |
・全国各地で行われる様々な行事等を紹介します。
・発行時期:11月中旬以降
9 ホームページ |
・エイズ及び本事業に関する情報をインターネット上で提供します。
・開設期間:平成10年9月から平成11年2月の間
・掲載内容:キャンペーン情報や全国各地の行事、各界からのメッセージ、エイズの基礎知識、Q&A、ほか。
・アドレス:http://www.aidscamp.com/
10 ロ ゴ |
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