平成9年3月26日
国民の健康増進に寄与する良質な機器の普及を促進するため、ガイドライン策定に向けた検討を行ってきた「健康増進関連機器のガイドラインに関する研究」研究班(班長:太田壽城国立健康・栄養研究所健康増進部長)の報告書の概要についてお知らせする。
1.研究の背景と目的
平成6年6月に報告された、厚生省の「健康増進関連機器検討会報告」(座長:宮下充正東京大学教授)において、利用者の多様なニーズに応えることのできる使いやすい良質な健康増進関連機器の普及と、機器を利用した運動等を通じた国民の健康増進を図るために、何らかの形で「ガイドライン」を定めることについて検討する必要性が提言された。
これを受け、機器の精度、操作性、表示方法等に関するガイドラインの策定に係る必要な事項を検討するため「健康増進関連機器のガイドラインに関する研究」研究班が設置され、平成6年度から研究を行っていたものである。
2.研究班の構成と検討経過
・ | 国立研究機関、大学等の学識経験者及び健康増進関連機器の製造・販売会社、機器を使用する施設等の指導者により研究班を設置。(別紙名簿参照) |
・ | (財)健康・体力づくり事業団の「健康づくりに関する特別研究」として、平成6年度から実施されたもの。 |
3.研究報告書の概要
報告書では、フィットネスクラブ等で使用される業務用の健康増進関連機器について、それぞれの特性の要点を明らかにするとともに、それぞれの機器についての機能に係る精度や操作性、表示項目等についての具体的な数値等によるガイドラインを提示している。
問い合わせ先 厚生省保健医療局健康増進栄養課 健康増進関連ビジネス指導室 担 当 村田(内2341)