政策体系 | 番号 | |
基本目標 | 1 | 安心・信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること |
施策目標 | 3 | 利用者の視点に立った、効率的で安心かつ質の高い医療サービスの提供を促進すること |
I | 利用者の視点に立った、効率的で質の高い医療サービスを実現するため、情報提供体制を推進すること | |
担当部局・課 | 主管部局・課 | 医政局総務課、医事課、研究開発振興課医療技術情報推進室、指導課 |
関係部局・課 |
実績目標1 | カルテ開示を推進すること | ||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要)
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(評価指標) 患者に対して診療情報を提供している病院の割合(%) |
H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
− | − | 80.8 | 90.5 | 93.9 | |||||
(備考) 評価指標は「診療録管理に関する調査」(東京都病院協会が会員病院に対して行ったアンケート調査)において、診療録開示について「病院として積極的に行っている」又は「患者・家族からの求めが合った場合にのみ行っている」と回答した場合の割合。 |
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実績目標2 | 医療機能評価を推進すること | ||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 国民の医療に対する信頼の確保及び質の向上を図ることを目的として、病院等の医療施設の機能について学術的な観点から評価を行う医療機能評価の普及を促進するため、サーベイヤー(評価調査員)養成事業に対する補助など、財団法人医療機能評価機構への支援を行っている。 |
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(評価指標) 財団法人日本医療機能評価機構による医療機能評価の年度別認定数(病院) |
H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
132 | 137 | 183 | 245 | 301 | |||||
(備考) (財)日本医療機能評価機構平成15年度事業実績報告書による。 |
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実績目標3 | 根拠に基づく医療(EBM)を推進すること | ||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要)
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(評価指標)
診療ガイドラインが完成している疾患数(疾患) |
H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
− | − | 5 | 10 | 20 | |||||
(備考) 平成11年度より、学会等による診療ガイドラインの作成を支援している。なお、診療ガイドラインの作成に必要な年数は2年である。 |
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実績目標4 | 医療のIT化を推進すること | ||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 医療における標準化の促進を図るため、標準的な用語・コードの開発、管理維持、普及促進に取り組んでいる。 |
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(評価指標) 病院内情報システム(電子カルテ、オーダリングシステム)の普及率(%) |
H11 | H12 | H13 | H14 | H15 | ||||
10.5 | − | − | 14.4 | − | |||||
(備考) 評価指標は医療施設調査による。(3年に1度実施。平成8年の普及率は7.0%)
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医療機能評価については、評価事業が始まった平成9年度以降、平成15年度末までに1,184病院が認定されており、着実に普及してきている。 根拠に基づく医療(EBM)については、平成13年12月に策定された「医療分野の情報化にむけてのグランドデザイン」において、平成16年度までに主要な20疾患のガイドラインを作成することとされ、平成15年度末現在、20疾患の診療ガイドラインが完成し、当初の目標を達成しており、今後も引き続き作成支援を行うこととしている。 また、インターネット等を利用し診療ガイドラインや最新の医学情報を提供していくデーターベース事業の実施主体である(財)日本医療機能評価機構への支援により、EBMを推進する環境の整備を引き続き行うこととしている。 医療のIT化については、医療用語、コード等の標準化に取り組んでいるところであり、平成15年度末までに10分野において完成し、そのうち5分野については標準化された医療用語、コード等の提供を開始しているところである。 |
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医療のIT化推進の最も重要な基盤である医療用語・コード等の標準化について、平成15年度末までに10分野を完成し、そのうち「病名」、「手術・処置名」、「臨床検査」、「医薬品」、「医療材料」については、現在、提供を開始しており、IT化の推進に資するものと考えられる。 これらの取組により、医療サービスに係る情報提供体制の推進が効率的に行われている。 |
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