政策体系 | 番号 | |
基本目標 | 1 | 安心・信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること |
施策目標 | 7 | 血液製剤の国内自給を推進するとともに、安全性の向上を図ること |
II | 血液製剤の使用適正化を推進すること | |
担当部局・課 | 主管部局・課 | 医薬食品局血液対策課 |
関係部局・課 |
1.施策目標に関する実績の状況
実績目標1 | 需給動向調査を実施すること | |||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 全国の医療機関を対象として各種血液製剤の使用量の実態を調査する「血液製剤需要動向調査」(概ね5年に1回)と、需要動向調査の一環として、特定の血液製剤を指定し、その適応等を考慮し診療機能に応じて抽出した医療機関を対象に使用指針作成等のためのデータ収集を行う「血液製剤使用状況調査」を実施している。 |
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(評価指標) | H10 | H11 | H12 | H13 | H14 | |
血液製剤使用量 | 全血製剤(単位) | 11,918 | − | − | − | − |
赤血球製剤(単位) | 399,587 | − | − | − | − | |
血小板製剤(単位) | 583,042 | − | − | − | − | |
血漿製剤(単位) | 361,551 | − | − | − | − | |
アルブミン製剤(L) | 153,037 | − | − | 140,050 | − | |
グロブリン製剤(L) | 78,419 | − | − | 72,225 | − | |
(備考) 評価指標は、血液製剤需要動向調査(概ね5年に1回実施)による。 なお、H13は、平成14年の法改正のために特別に調査を実施。 | ||||||
実績目標2 | 使用指針等を策定すること | |||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 血液製剤需要動向調査や血液製剤使用状況調査により得られたデータ等に基づき、薬事・食品衛生審議会血液事業部会適正使用調査会の検討等を経て、血液製剤の種類に応じて使用指針の策定等に利用している。 |
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(評価指標) | H10 | H11 | H12 | H13 | H14 | |
使用指針等策定の進捗状況 | − | 3 | 0 | 0 | 0 | |
(備考) 策定及び改定された使用策定指針等の数である。 「血液製剤使用状況調査」の結果(赤血球製剤の平成11年度の使用状況、血小板製剤の平成12年度の使用状況)については、現在、適正使用調査会にて対応を検討中。 |
2.評価
(1) 現状分析
アルブミン等については、使用指針に基づき適正使用が推進された結果、使用量が減少し、国内自給率の向上といった成果が得られている。 |
(2) 評価結果
これまでに赤血球、血小板、血漿及びアルブミン製剤に関する使用指針を策定したところであり、これを周知することにより、適正使用を推進している。 |
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3.政策への反映方針
今後、免疫グロブリン製剤についても、血液製剤使用状況調査結果を踏まえ、使用の適正化方策を検討することとしている。また、既存の使用指針についても、血液製剤使用状況調査等に基づき必要に応じ見直しを行うとともに、各地域の使用実態の状況や特徴もふまえつつ、適正使用を推進していく必要がある。
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4.特記事項
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