政策体系 | 番号 | |
基本目標 | 7 | 利用者の視点に立った質の高い福祉サービスの提供等を図ること |
施策目標 | 4 | 戦傷病者、戦没者遺族、中国残留邦人等を援護するとともに、旧陸海軍の残務を整理すること |
I | 戦傷病者、戦没者遺族等に対して、援護年金の支給、療養の給付等の援護を行うこと | |
担当部局・課 | 主管課 | 社会・援護局援護課 |
関係課 | 社会・援護局援護企画課 |
1.施策目標に関する実績の状況
実績目標1 | 戦傷病者戦没者遺族等援護法等に基づく援護を迅速かつ適切に行うこと | |||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要)
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(評価指標) 援護年金(公務死の遺族年金)の額 |
H9 | H10 | H11 | H12 | H13 | |||||
1,908,800 | 1,933,500 | 1,948,700 | 1,956,200 | 1,959,200 | ||||||
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(評価指標) 援護年金の受給者数 |
H9 | H10 | H11 | H12 | H13 | |||||
50,210 | 46,636 | 43,332 | 40,393 | 37,673 | ||||||
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(評価指標) 戦傷病者手帳の交付人数 |
H9 | H10 | H11 | H12 | H13 | |||||
89,225 | 84,137 | 77,606 | 72,476 | 66,912 | ||||||
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(評価指標) 特別弔慰金及び各種特別給付金の請求期間満了から1年以内に裁定処理した割合 |
H9 | H10 | H11 | H12 | H13 | |||||
− | 99.8% | − | − | − | ||||||
(備考) 評価指標の対象となる平成7年4月1日を基準日とする第6回特別弔慰金の請求期限が平成10年3月31日であるため、平成10年度のみのデータとなる。 |
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実績目標2 | 戦没者遺族の援護施策の一環として、戦没者遺族の経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦を後世代に伝えること | |||||||||
(実績目標を達成するための手段の概要) 昭和館(東京都千代田区)においては、戦没者遺族の経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦を伝えるために必要な実物資料、図書資料(戦争に関する基本的図書を含む)及び音響・映像資料を収集するとともに、これらの資料を入場者の閲覧・情報検索に供する事業を実施している。 また、常設陳列及び特別企画展により、戦中・戦後の国民生活上の労苦を伝える資料展示事業を実施している。 さらに、これらの昭和館の事業内容を新聞広告等により広報している。 |
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(評価指標) 昭和館の年間入場者数 |
H9 | H10 | H11 | H12 | H13 | |||||
− | 7,310 | 176,612 | 123,673 | 221,084 | ||||||
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2.評価
(1) 実績目標の達成状況の評価
実績目標1 | 戦傷病者戦没者遺族等援護法等に基づく援護を迅速かつ適切に行うこと | |||||||
有効性 |
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実績目標2 | 戦没者遺族の援護施策の一環として、戦没者遺族の経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦を後世代に伝えること | |||||||
有効性 | 平成13年度の昭和館の入場者数は、最多の221,084人であり、また、後世代を担う小中学生の常設陳列室への入場者数は、平成11年度(3,737人)、平成12年度(10,186人)、平成13年度(19,739人)と年を追って大幅に増加してきており、目標を達成しているものと考えている。 |
(2) 施策目標の達成状況と総合的な評価
現状分析 |
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施策手段の適正性の評価 | 戦傷病者等への援護施策は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等に基づき、厚生労働省・都道府県・市町村が連携して適切に事務処理を行うことにより、有効に機能しているものである。 | ||||
総合的な評価 | 戦傷病者等への援護施策は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等に基づいて適切に実施されているものと考えている。 昭和館については、目標に照らしおおむね良好な達成状況にあるが、今後とも、昭和館の年間入場者数を平成13年度と同程度確保するために、総合的な施策を講じていく必要があると考えている。 |
3.政策への反映方針
戦傷病者戦没者遺族等援護法等に基づく戦傷病者等への援護は、適切に実施されており、今後とも引き続き適切な実施に努めていくこととする。 昭和館については、基本的に現行の施策手段を継続することとするが、平成14年度から小中学校において「総合的な学習の時間」が本格実施されるに当たり、若年層を中心とした入場者の増加に努めることとする。 |
4.特記事項
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