１近年の制度改正等の反映

（１）近年の主な制度改正を政策体系に反映

介護保険制度改革による予防重視型システムの確立や、労働時間等の設定の改善に関する特別措置法による仕事と生活の調和対策の推進など、近年の主な制度改正を政策体系に反映。

（２）ＰＤＣＡサイクルを導入している各種計画との整合性を確保

医療構造改革の例に見られるように、具体的な目標値を掲げた計画に基づいた行政を展開し、計画の策定・実施・評価においてＰＤＣＡサイクルを導入している政策について、政策体系と計画との整合性を確保。

２施策目標ごとの指標設定

新たに、施策目標（枝）ごとに施策目標全体の達成状況を評価する指標を設定。

３達成水準の数値化とアウトカム指標の設定

施策目標（枝）及び個別目標における指標について、達成すべき水準の数値化を図るとともに、可能な限りアウトカム指標を設定。

４政策評価と予算・決算との連携強化

原則として施策目標（枝）を、予算書における項（予算の流用ができる単位）及び決算書における事項（決算を行う単位）と一致させ、政策評価と予算・決算との連携を強化。

○　原則として、 施策目標（枝） = 予算書における項 （予算の流用ができる単位） = 決算書における事項 （決算を行う単位）

〈政策毎に予算と決算を結びつけ、予算と成果を評価〉

ＰＤＣＡによる政策のマネジメントサイクル

５政策体系における国際化に関連する政策、科学技術の振興に関連する政策及びＩＴ化に関連する政策の総合的な提示

例えば、国際化に関連する政策については、新型インフルエンザ、食品安全（BSE対策等）、外国人労働者、社会保障協定（2国間の年金制度への加入期間の通算等）など厚生労働省において実施する政策を再掲として総合的に一覧できるように提示。

１評価対象施策の政策体系上の位置付けの明確化

評価書の冒頭において、基本目標、施策目標、個別目標及び事務事業を一覧できるように記載欄を設定。

２主な事務事業に係る概要等記載欄の精緻化

施策を進展させるための具体的な主な事務事業について、予算額、補助割合、実施主体を記載するように様式を設定。

３評価結果分類の見直し

評価結果分類について、これまでの達成度合いのみに基づく分類から、施策を見直す場合にはその内容を明らかにする分類へと修正。

４関連する評価書の明示

厚生労働省における各施策間の関連が把握できるよう、関連する評価書の施策番号等を記載する欄を設定。

• 厚生労働省における政策評価実施要領（平成19年4月策定。平成19年9月、平成20年3月、平成21年3月一部変更）
  (1〜7ページ(PDF:343KB)、 8ページ(PDF:1403KB)、 9ページ(PDF:1688KB)、
  10ページ(PDF:1738KB)、 11〜16ページ(PDF:480KB)、 17〜18ページ(PDF:146KB)、
  19ページ(PDF:1607KB)、 20〜22ページ(PDF:212KB)、 23ページ(PDF:1552KB)、
  24〜29ページ(PDF:429KB)、 30〜36ページ(PDF:481KB)、 37〜43ページ(PDF:473KB)、
  44〜46ページ(PDF:200KB)、 47ページ(PDF:1804KB)、 48〜53ページ(PDF:452KB)、
  54〜62ページ(PDF:479KB)、 63〜76ページ(PDF:486KB)、 77〜85ページ(PDF:464KB)、
  86〜96ページ(PDF:426KB)、 97〜102ページ(PDF:487KB)、 103〜107ページ(PDF:421KB)、
  108〜113ページ(PDF:491KB)、 114〜120ページ(PDF:425KB)、 121〜126ページ(PDF:482KB)、
  127〜133ページ(PDF:486KB)、 134〜140ページ(PDF:458KB)、 141〜142ページ(PDF:218KB)、
  全体版(PDF:18,351KB))