(2) | 雇用・失業
- アメリカでは、失業率は低下傾向が続いていたが、2001年は多くの企業において人員削減が行われ、失業率は上昇した。
- イギリスでは、失業率は引き続き低下し、ここ20年来で最低の水準となった。
- ドイツ、フランスでは、失業率は高水準ながらも98年からは低下傾向で推移している。
- アジア諸国では、景気の減速に伴い、失業率も上昇したが、韓国においては引き続き低下している。中国では、政府公表による都市部の登録失業率は低い水準で推移しているが、これに含まれない農村部の余剰労働者や下崗労働者(一時帰休者)も相当数存在している。フィリピンでは、他のアジア諸国に比べ、引き続き高い水準にある。
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