薬効分類別にみた薬剤使用の状況
 一般医療、老人医療別にみると薬効分類別薬剤点数の構成割合は、一般医療、老人医療とも「循環器官用薬」が最も多く、それぞれ23.0%、29.0%となっている。(表22)
 「循環器官用薬」を年齢階級別にみると、「40〜69歳」が48.4%、「70〜79歳」が33.4%となっている。(表23)

表22  一般医療−老人医療別にみた薬効分類別薬剤点数の構成割合(薬局調剤)
(単位:%) (平成16年6月審査分)
  総数 一般医療 老人医療 後発医薬品
(再掲)
総数 100.0 (100.0) 100.0 (100.0) 100.0 (100.0) 100.0
中枢神経系用薬 10.1 (9.2) 10.4 (9.5) 9.5 (8.7) 5.3
感覚器官用薬 4.4 (5.1) 4.0 (4.6) 5.2 (5.8) 9.4
循環器官用薬 25.4 (27.1) 23.0 (24.7) 29.0 (30.4) 13.6
呼吸器官用薬 3.5 (3.5) 4.2 (4.3) 2.3 (2.4) 6.5
消化器官用薬 9.7 (10.0) 8.8 (9.1) 11.0 (11.2) 13.6
ホルモン剤 2.5 (2.4) 3.1 (2.8) 1.7 (1.8) 1.2
外皮用薬 4.7 (4.7) 4.4 (4.3) 5.1 (5.3) 6.4
滋養強壮薬 1.3 (1.1) 1.1 (0.9) 1.7 (1.3) 0.6
血液・体液用薬 4.8 (4.6) 3.7 (3.3) 6.4 (6.5) 6.6
その他の代謝性医薬品 7.7 (6.9) 8.1 (7.2) 7.0 (6.4) 5.8
腫瘍用薬 4.7 (4.2) 4.7 (4.7) 4.8 (3.5) 1.2
アレルギー用薬 5.5 (5.5) 7.2 (7.2) 3.0 (3.2) 2.9
抗生物質製剤 3.7 (3.9) 5.4 (5.9) 1.0 (1.3) 0.8
化学療法剤 3.7 (3.5) 4.9 (4.6) 1.9 (1.9) 2.2
生物学的製剤 0.0 (0.1) 0.1 (0.1) - (0.0) -
その他の薬効 8.2 (8.2) 6.7 (6.9) 10.3 (10.1) 24.0
注:
1) 「総数」には、薬剤名無記載を含む。
2) ( )内は平成15年6月審査分
3) 「血液・体液用薬」は、生理食塩液等を指す。
4) 「生物学的製剤」は、血液製剤等を指す。
5) 「その他の薬効」には、上記分類以外の「ビタミン剤」、「泌尿生殖器官及び肛門用薬」等の分類を含んでいる。

表23  主な薬効分類別にみた年齢階級別薬剤点数の構成割合(薬局調剤)
(単位:%) (平成16年6月審査分)
  年齢階級 後発医薬品
(再掲)
総数 0〜14歳 15〜39歳 40〜69歳 70〜79歳 80歳以上
中枢神経系用薬 100.0 1.2 19.2 39.7 25.7 14.2 2.4
感覚器官用薬 100.0 5.9 9.4 34.6 31.5 18.6 9.6
循環器官用薬 100.0 0.0 1.7 48.4 33.4 16.4 2.4
呼吸器官用薬 100.0 32.3 13.3 25.8 19.1 9.5 8.5
消化器官用薬 100.0 0.9 8.2 41.6 32.0 17.3 6.4
ホルモン剤 100.0 11.5 15.2 42.5 22.7 8.0 2.1
外皮用薬 100.0 4.7 13.5 34.6 30.6 16.6 6.2
滋養強壮薬 100.0 2.2 13.1 34.7 29.3 20.8 2.1
血液・体液用薬 100.0 3.2 3.7 36.0 37.6 19.5 6.3
その他の代謝性医薬品 100.0 1.1 7.0 51.6 29.9 10.4 3.4
腫瘍用薬 100.0 0.0 1.2 55.6 29.6 13.6 1.1
アレルギー用薬 100.0 20.2 21.6 34.4 16.8 7.0 2.4
抗生物質製剤 100.0 41.7 21.9 24.0 8.3 4.1 1.0
化学療法剤 100.0 4.7 23.7 49.5 15.2 7.0 2.6
注:
1) 「総数」には、年齢不詳を含む。
2) 「血液・体液用薬」は、生理食塩液等を指す。

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