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 薬効分類別にみた薬剤使用の状況
 薬効分類別薬剤点数の構成割合は、一般医療、老人医療とも「循環器官用薬」が最も多く、それぞれ24.7%、30.4%となっている。次いで一般医療では「中枢神経系用薬」9.5%、老人医療では「消化器官用薬」11.2%となっている。(表21)


表21 一般医療−老人医療−年齢階級別にみた薬効分類別薬剤点数の構成割合(薬局調剤)
(単位:%)(平成15年6月審査分)
  総数 一般医療 老人医療 年齢階級 後発医薬品
(再掲)
0〜14歳 15〜39歳 40〜69歳 70〜79歳 80歳以上
総数 100.0 (100.0) 100.0 (100.0) 100.0 (100.0) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
中枢神経系用薬 9.2 (8.8) 9.5 (9.0) 8.7 (8.6) 2.2 17.3 8.6 8.5 9.7 5.8
感覚器官用薬 5.1 (5.8) 4.6 (4.8) 5.8 (7.1) 5.5 4.8 4.4 5.5 6.3 10.0
循環器官用薬 27.1 (27.1) 24.7 (24.6) 30.4 (30.2) 0.6 4.8 31.3 31.5 28.9 11.7
呼吸器官用薬 3.5 (3.4) 4.3 (4.3) 2.4 (2.2) 20.1 4.9 2.4 2.4 2.4 7.1
消化器官用薬 10.0 (10.1) 9.1 (9.3) 11.2 (11.1) 1.5 8.5 10.0 10.8 11.9 13.7
ホルモン剤 2.4 (2.0) 2.8 (2.2) 1.8 (1.8) 9.2 2.9 2.0 1.9 1.6 1.2
外皮用薬 4.7 (5.2) 4.3 (4.7) 5.3 (5.8) 4.1 7.2 3.7 5.1 5.5 6.9
ビタミン剤 2.7 (3.0) 2.0 (2.2) 3.7 (4.1) 0.1 1.5 2.3 3.5 4.2 21.6
血液・体液用薬 4.6 (4.6) 3.3 (3.3) 6.5 (6.2) 2.1 1.9 3.7 6.2 6.8 6.5
その他の代謝性医薬品 6.9 (6.0) 7.2 (6.2) 6.4 (5.7) 1.5 5.3 8.2 7.0 5.5 5.6
腫瘍用薬 4.2 (3.1) 4.7 (2.8) 3.5 (3.4) - 0.3 6.1 3.9 2.9 1.6
アレルギー用薬 5.5 (5.6) 7.2 (7.4) 3.2 (3.2) 18.8 13.2 4.7 3.2 3.1 4.1
抗生物質製剤 3.9 (4.4) 5.9 (6.8) 1.3 (1.2) 29.3 10.1 2.4 1.2 1.3 0.9
化学療法剤 3.5 (4.1) 4.6 (5.9) 1.9 (1.7) 3.6 8.9 3.9 2.0 1.6 1.8
生物学的製剤 0.1 ( - ) 0.1 ( - ) 0.0 ( - ) - 0.6 0.1 0.0 - -
その他の薬効 6.6 (7.0) 5.7 (6.4) 7.8 (7.8) 1.2 7.8 5.9 7.3 8.3 1.7
注:1)「総数」、「一般医療」及び「老人医療」には、年齢不詳を含む。
2)「総数」には、薬剤名無記載を含む。
3)(  )内は平成14年6月審査分
4)「血液・体液用薬」は、生理食塩液等を指すもので、血液製剤は「生物学的製剤」に分類される。
5)「その他の薬効」には、上記分類以外の「滋養強壮薬」、「泌尿生殖器官及び肛門用薬」、「診断用薬」等の分類を含んでいる。


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