居宅サービスの利用状況

 要介護者等の5月中の居宅サービスの利用状況をみると、居宅サービスを1種類でも利用した者は73.1%で、世帯構造別にみると、単独世帯では86.9%、三世代世帯では70.3%、核家族世帯では68.2%となっている。
 居宅サービスの種類をみると、単独世帯では、「訪問系のサービス」が75.0%と多く、「配食サービス」も15.9%と他の世帯構造に比べて多くなっている。また、三世代世帯では、「通所系のサービス」が47.6%となっている。(表24)


表24  世帯構造別にみた居宅サービスの利用状況別構成割合(複数回答)

(単位:%) 平成16年
利用の有無
居宅サービスの種類
総数 単独世帯 核家族世帯 三世代世帯 その他の世帯 (再掲)
高齢者世帯
総数 (再掲)
夫婦のみの
世帯
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
  利用した 73.1 86.9 68.2 69.9 70.3 72.1 77.8
  訪問系のサービス 54.2 75.0 53.2 54.0 46.5 47.1 62.8
通所系のサービス 38.9 29.3 31.5 29.6 47.6 47.0 30.4
短期入所サービス 10.0 3.4 5.9 6.3 14.8 16.0 6.1
配食サービス 6.7 15.9 8.2 9.0 1.7 3.1 12.1
外出支援サービス 3.4 4.5 4.0 4.2 3.2 2.0 4.0
寝具類等洗濯乾燥消毒サービス 1.5 3.0 2.2 2.5 0.6 0.2 2.6
利用しなかった 26.9 13.1 31.8 30.1 29.7 27.9 22.2
注: 「訪問系のサービス」には、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、「通所系のサービス」には、通所介護、通所リハビリテーション、「短期入所サービス」には、短期入所生活介護、短期入所療養介護を含む。


 要介護者等の5月中の訪問系のサービス、通所系のサービス、短期入所サービスを利用しなかった者の利用しなかった理由をみると、「家族介護で何とかやっていける」が55.8%と最も多く、次いで「介護が必要な者本人でなんとかやっていける」が26.6%となっている。(図26)


図26  訪問系・通所系・短期入所サービスを利用していない者の利用しなかった理由の割合(複数回答)

平成16年
図26 訪問系・通所系・短期入所サービスを利用していない者の利用しなかった理由の割合(複数回答)

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