IV 　介護の状況

１ 　要介護者等のいる世帯の状況

　介護保険法の要支援又は要介護と認定された者（以下「要介護者等」という。）のいる世帯を世帯構造別にみると、「核家族世帯」30.4％、次いで「三世代世帯」が29.4％となっている。
　世帯構造別に要介護度の状況をみると、「単独世帯」では要介護度の低い者のいる世帯の割合が多く、「三世代世帯」では、他の世帯構造別に比べて「要介護度５」の者のいる世帯の割合が多くなっている。（表20）


表20 　要介護者等のいる世帯の世帯構造別にみた要介護度の構成割合

(単位：％） 平成16年
要介護度 総数 単独世帯 核家族世帯 三世代世帯 その他の世帯 （再掲）
高齢者世帯
総数 （再掲）
夫婦のみの
世帯
総数 [100.0] [20.2] [30.4] [19.5] [29.4] [20.0] [40.4]
100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
　 要支援者のいる世帯 17.6 32.1 15.3 16.6 13.8 11.9 23.6
要介護者のいる世帯 80.6 65.4 82.5 81.7 84.8 86.9 74.4
　 要介護１ 34.0 42.4 33.3 31.3 30.7 31.2 36.0
要介護２ 17.3 12.9 18.6 21.1 17.9 18.9 16.2
要介護３ 11.7 5.9 11.9 11.0 13.5 14.3 9.3
要介護４ 9.7 3.5 10.0 10.1 11.4 12.9 7.9
要介護５ 8.0 0.8 8.6 8.1 11.3 9.6 5.0
注：１) 「総数」には、要介護度不詳を含む。
２） 世帯に複数の要介護者等がいる場合は、要介護の程度が高い者のいる世帯に計上した。
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