III  世帯員の健康状況

 自覚症状の状況

 自覚症状のある者(有訴者)は人口千人あたり317.1人(この割合を「有訴者率」という。)となっている。
 有訴者率(人口千対)を性別にみると、男281.4、女350.5で女が高くなっている。
 年齢階級別にみると、「5〜14歳」の201.2が最も低く、年齢階級が高くなるに従って上昇し、「75〜84歳」では537.1となっている。(表11)
 有訴者の症状をみると、男では「腰痛」が最も高く、次いで「肩こり」、「せきやたんが出る」の順、女では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」「手足の関節が痛む」の順となっている。(図14)


表11  性・年齢階級別にみた有訴者率(人口千対)

年齢階級 平成16年 平成13年
総数 総数
総数 317.1 281.4 350.5 322.5 284.8 358.1
  0〜4歳 267.4 277.3 257.1 283.9 299.4 267.7
5〜14 201.2 206.8 195.3 211.3 217.7 204.6
15〜24 203.4 171.4 236.1 206.4 180.0 233.9
25〜34 246.0 201.0 289.1 252.1 205.6 297.7
35〜44 272.8 235.6 308.7 288.1 244.9 330.2
45〜54 304.2 262.0 345.6 321.2 271.1 370.1
55〜64 367.3 330.7 401.9 383.6 346.3 418.7
65〜74 462.1 427.0 493.1 475.1 439.6 505.9
75〜84 537.1 514.0 552.9 544.8 521.4 559.5
85歳以上 529.4 538.4 525.3 546.9 543.7 548.4
(再掲)  
65歳以上 493.1 461.3 517.4 502.7 469.1 527.9
70歳以上 518.0 489.7 538.0 525.9 498.8 544.4
注:1) 有訴者には入院者は含まないが、分母となる世帯人員数には入院者を含む。
2) 「総数」には、年齢不詳を含む。


図14  性別にみた有訴者率の上位5症状

図14 性別にみた有訴者率の上位5症状 図14 性別にみた有訴者率の上位5症状

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