2 離職者の離職前後の状況の変化
(1)健康状態の変化

健康状態が「よい」であった者のうち「わるい」になった者の割合は、男19.4%、女13.9%。

第1回に仕事をしており第2回で仕事をしていなかった者について、性、第1回の健康状態別に第2回の健康状態をみると、第1回に「よい」であった者のうち第2回で「わるい」になった者の割合は、男19.4%、女13.9%となっており、全体の変化(男9.8%、女8.8%(表2))に比べて、男は特に高くなっている(表12)。

表12 性、第1回の健康状態別にみた第2回の健康状態

(単位:%)
  第2回の健康状態
総数 よい わるい 不詳
総数 大変良
良い どちらか
といえば
良い
総数 どちらか
といえば
悪い
悪い 大変悪

1





                       
総数 (100.0) 100.0 73.5 5.7 28.6 39.2 26.0 19.0 5.0 2.0 0.5
よい (77.7) 100.0 83.7 7.0 33.9 42.8 15.9 12.7 2.6 0.7 0.4
大変良い (6.5) 100.0 92.1 39.3 39.3 13.5 7.9 5.6 1.1 1.1 -
良い (28.1) 100.0 86.6 5.8 47.6 33.2 13.1 11.5 1.0 0.5 0.3
どちらかといえば良い (43.0) 100.0 80.5 2.9 24.1 53.5 19.0 14.5 3.8 0.7 0.5
わるい (21.4) 100.0 37.1 0.7 9.3 27.1 61.9 41.9 13.1 6.9 1.0
どちらかといえば悪い (16.0) 100.0 41.9 0.9 9.7 31.3 57.1 43.3 8.8 5.1 0.9
悪い (4.0) 100.0 22.2 - 7.4 14.8 75.9 40.7 25.9 9.3 1.9
大変悪い (1.5) 100.0 25.0 - 10.0 15.0 75.0 30.0 25.0 20.0 -
(100.0) 100.0 68.6 6.1 26.6 36.0 31.0 21.4 6.6 3.0 0.4
よい (72.3) 100.0 80.1 7.9 33.4 38.8 19.4 15.1 3.3 1.0 0.5
大変良い (4.8) 100.0 84.6 34.6 34.6 15.4 15.4 15.4 - - -
良い (27.3) 100.0 84.5 6.8 44.6 33.1 14.9 13.5 0.7 0.7 0.7
どちらかといえば良い (40.2) 100.0 76.6 5.5 25.7 45.4 22.9 16.1 5.5 1.4 0.5
わるい (26.9) 100.0 39.0 1.4 8.9 28.8 61.0 38.4 14.4 8.2 -
どちらかといえば悪い (19.4) 100.0 44.8 1.9 7.6 35.2 55.2 41.9 7.6 5.7 -
悪い (5.5) 100.0 23.3 - 13.3 10.0 76.7 36.7 30.0 10.0 -
大変悪い (2.0) 100.0 27.3 - 9.1 18.2 72.7 9.1 36.4 27.3 -
(100.0) 100.0 76.7 5.4 30.0 41.4 22.6 17.4 3.9 1.3 0.6
よい (81.3) 100.0 85.8 6.5 34.2 45.2 13.9 11.3 2.1 0.5 0.3
大変良い (7.7) 100.0 95.2 41.3 41.3 12.7 4.8 1.6 1.6 1.6 -
良い (28.6) 100.0 88.0 5.1 49.6 33.3 12.0 10.3 1.3 0.4 -
どちらかといえば良い (44.9) 100.0 82.8 1.4 23.2 58.3 16.6 13.6 2.7 0.3 0.5
わるい (17.7) 100.0 35.2 - 9.7 25.5 62.8 45.5 11.7 5.5 2.1
どちらかといえば悪い (13.7) 100.0 39.3 - 11.6 27.7 58.9 44.6 9.8 4.5 1.8
悪い (2.9) 100.0 20.8 - - 20.8 75.0 45.8 20.8 8.3 4.2
大変悪い (1.1) 100.0 22.2 - 11.1 11.1 77.8 55.6 11.1 11.1 -

注:1)集計対象は、第1回に仕事をしており、第2回で仕事をしていなかった者である。
2)第1回の健康状態の総数、男、女には、健康状態不詳を含む。

(2)住居の状況の変化

「持ち家以外」であった者のうち「持ち家」になった者の割合は、51〜55歳で8.4%、56〜60歳で21.8%。

第1回に仕事をしており第2回で仕事をしていなかった者について、年齢階級、第1回の住居の状況別に、第2回の住居の状況をみると、第1回に「持ち家以外」であった者のうち第2回で「持ち家」になった者の割合は、51〜55歳で8.4%、55〜60歳で21.8%と、年齢階級が高い方が高くなっている。

また、第1回に「持ち家」で「住宅ローンあり」であった者のうち、第2回で「住宅ローンなし」になった者の割合は、51〜55歳で16.0%、56〜60歳で22.4%となっている。(表13、統計表3)

表13 年齢階級、第1回の住居の状況別にみた第2回の住居の状況

(単位:%)
  第2回の住居の状況
総数

持ち家
持ち家以外 不詳

総数 住宅ロー
ンあり
住宅ロー
ンなし
不詳 総数 賃貸住宅 社宅等 その他

1






総数 (100.0) 100.0 85.4 25.7 59.4 0.4 13.4 10.3 1.5 1.6 1.2
持ち家 (84.4) 100.0 98.1 29.8 67.8 0.4 1.0 0.3 0.1 0.6 0.9
住宅ローンあり (29.3) 100.0 99.0 79.4 19.6 - 1.0 0.3 - 0.8 -
住宅ローンなし (51.5) 100.0 98.0 0.7 96.7 0.6 1.1 0.4 0.1 0.6 0.9
持ち家以外 (15.1) 100.0 15.6 3.4 12.2 - 82.9 66.3 9.3 7.3 1.5
賃貸住宅 (11.1) 100.0 6.6 2.6 4.0 - 91.4 86.8 - 4.6 2.0
社宅等 (2.3) 100.0 32.3 9.7 22.6 - 67.7 12.9 54.8 - -
その他 (1.7) 100.0 52.2 - 52.2 - 47.8 4.3 8.7 34.8 -

51〜55歳
(38.8) 100.0 81.4 30.2 50.7 0.6 17.8 11.8 2.8 3.2 0.8
持ち家 (31.7) 100.0 97.4 36.2 60.6 0.7 1.9 0.7 - 1.2 0.7
住宅ローンあり (12.9) 100.0 98.3 82.3 16.0 - 1.7 0.6 - 1.1 -
住宅ローンなし (17.4) 100.0 97.0 0.8 94.9 1.3 2.1 0.8 - 1.3 0.8
持ち家以外 (7.0) 100.0 8.4 3.2 5.3 - 90.5 62.1 15.8 12.6 1.1
賃貸住宅 (4.9) 100.0 4.5 3.0 1.5 - 94.0 88.1 - 6.0 1.5
社宅等 (1.1) 100.0 6.7 6.7 - - 93.3 - 93.3 - -
その他 (1.0) 100.0 30.8 - 30.8 - 69.2 - 7.7 61.5 -

56〜60歳
(61.2) 100.0 88.0 22.8 64.9 0.2 10.6 9.4 0.6 0.6 1.4
持ち家 (52.7) 100.0 98.5 26.0 72.2 0.3 0.6 0.1 0.1 0.3 1.0
住宅ローンあり (16.4) 100.0 99.6 77.1 22.4 - 0.4 - - 0.4 -
住宅ローンなし (34.1) 100.0 98.5 0.6 97.6 0.2 0.6 0.2 0.2 0.2 0.9
持ち家以外 (8.1) 100.0 21.8 3.6 18.2 - 76.4 70.0 3.6 2.7 1.8
賃貸住宅 (6.2) 100.0 8.3 2.4 6.0 - 89.3 85.7 - 3.6 2.4
社宅等 (1.2) 100.0 56.3 12.5 43.8 - 43.8 25.0 18.8 - -
その他 (0.7) 100.0 80.0 - 80.0 - 20.0 10.0 10.0 - -

注:1)集計対象は、第1回に仕事をしており、第2回で仕事をしていなかった者である。
2)第1回の住居の状況の総数、51〜55歳、56〜60歳には、住居の状況不詳を含む。また、第1回の「持ち家」には、
住宅ローンの有無不詳を含む。


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