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7. 手段別にみた自殺

 (1)  年次比較

 手段別の自殺死亡数の割合をみると、男は昭和28年〜35年、女は昭和27年〜37年において「薬物」が最も多く、その後激減している。
 その他の年次は「縊首(いしゅ)」が最も多く、男女ともに増加傾向となっている。 (図9、統計表第3表)


図9 性・手段別自殺死亡数構成割合の年次比較


男のグラフ


女のグラフ
注:1) 昭和25年・30年・平成7年・12年・15年の「自傷の続発・後遺症」は自殺の合計には含まない。
2) 昭和25年、30年の「飛び込み」は区分されず、「その他」に含まれる。
3) ( )は「第10回修正疾病及び関連保健問題の国際統計分類(以下「ICD-10」という。)基本分類番号」である。
(13.参考「自殺の分類及び内容」を参照)



 (2)  年齢階級別

 平成15年における手段別の自殺死亡数の割合を性・年齢階級(10歳階級)別にみると、男女ともすべての年齢階級で「縊首」による割合が最も多く、60歳以上の男、70歳以上の女では70%を超えている。
 次いで、男で2番目に多い「ガス」をみると、特に30代・40代では20%前後となっている。一方、女では2番目に多い「飛び降り」をみると、10歳代・20歳代・30歳代では25%前後となっている。(図10)


図10 性・年齢(10歳階級)・手段別自殺死亡数構成割合 −平成15年−


男のグラフ


女のグラフ

注: ( )は「ICD-10基本分類番号」である。(13.参考「自殺の分類及び内容」を参照)


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