結 果 の 概 要

1 患者数

(1)1日平均在院・新入院・退院患者数

病院の1日平均在院患者数は1,358,965人で、前年に比べ1.7%(23,225人)減少している。

このうち、「精神科病院」は240,236人で、前年に比べ0.9%減少し、「一般病院」は1,118,643人で、前年に比べ1.8%減少している。

病床の種類別の1日平均在院患者数は、「一般病床」は707,011人、「療養病床」は325,773人、「精神病床」は81,398人であり、「療養病床」のうち、「介護療養病床」は104,771人となっている。

また、1日平均新入院患者数は39,113人、1日平均退院患者数は39,243人となっている。

療養病床を有する診療所の療養病床の1日平均在院患者数は、17,209人で、介護療養病床は6,490人となっている。(表1、図1)

(参考)統計表1 年間患者数,病院の種類−病床の種類別にみた1日平均患者数の年次推移

表1 1日平均在院・新入院・退院患者数
各年間
  1日平均在院患者数 1日平均新入院患者数 1日平均退院患者数
平成18年
(2006)
平成17年
(2005)
対前年
増減率
平成18年
(2006)
平成17年
(2005)
対前年
増減率
平成18年
(2006)
平成17年
(2005)
対前年
増減率
 
病    院                  
総数 1 358 965 1 382 190 △ 1.7 39 113 38 694 1.1 39 243 38 673 1.5
精神科病院 240 236 242 461 △ 0.9 653 645 1.2 663 650 2.0
一般病院 1 118 643 1 139 653 △ 1.8 38 460 38 048 1.1 38 580 38 023 1.5
精神病床 81 398 82 566 △ 1.4 341 342 △ 0.3 352 350 0.6
感染症病床 39 48 △ 18.8 4 5 △ 20.0 4 5 △ 20.0
結核病床 4 423 5 436 △ 18.6 64 76 △ 15.8 63 77 △ 18.2
療養病床 325 773 333 436 △ 2.3 1 039 1 081 △ 3.9 1 640 1 676 △ 2.1
一般病床 707 011 718 167 △ 1.6 37 012 36 544 1.3 36 521 35 916 1.7
(再掲)                  
介護療養病床 104 771 242 303
                   
療養病床を有する診療所                  
療養病床 17 209 19 118 △ 10.0 112 137 △ 18.2 156 185 △ 15.7
(再掲)                  
介護療養病床 6 490 41 48

注:1) 病院の総数には結核療養所を含む。

2) 月途中で病院の種類が変更された場合、患者数は月末時の病院の種類別で計上されている。

図1 1日平均患者数の年次推移
図1 1日平均患者数の年次推移
(2)1日平均外来患者数

1日平均外来患者数は1,525,185人で、前年に比べ3.4%(54,455人)減少している。

このうち、「精神科病院」は52,044人で、前年に比べ3.1%増加し、「一般病院」は1,473,136人で、前年に比べ3.7%減少している。

人口10万対1日平均外来患者数は1,193.7人で、前年(1,236.3人)に比べ42.6人減少している。

都道府県別にみると、高知県(1,860.5人)が最も多く、次いで香川県(1,751.3人)となっており、静岡県(932.0人)、埼玉県(941.0人)などが少なくなっている。(表2、図1、図2)

(参考)

統計表 1    年間患者数,病院の種類−病床の種類別にみた1日平均患者数の年次推移
統計表 2   人口10万対1日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・平均在院日数の年次推移
統計表 4   都道府県−16大都市・中核市(再掲)別にみた人口10万対1日平均患者数
表2 1日平均外来患者数
各年間
  1日平均外来患者数 対前年
増減率
平成18年
(2006)
平成17年
(2005)
 
総数 1 525 185 1 579 640 △ 3.4
精神科病院 52 044 50 482 3.1
一般病院 1 473 136 1 529 154 △ 3.7
注: 総数には結核療養所を含む。
図2 都道府県別にみた人口10万対1日平均外来患者数
図2 都道府県別にみた人口10万対1日平均外来患者数
(3)都道府県別にみた1日平均在院患者数

1日平均在院患者数の病床の種類別構成割合をみると、「精神病床」23.7%、「療養病床」24.0%、「一般病床」52.0%などとなっている。

これを都道府県別にみると、「精神病床」の割合が高いのは宮崎県(33.6%)、「療養病床」は高知県(44.2%)、「一般病床」は滋賀県(60.3%)となっている。(図3)

人口10万対1日平均在院患者数を病床の種類別にみると、「精神病床」は251.7人で、前年(254.4人)に比べ2.7人減少しており、「療養病床」は255.0人で、前年(261.0人)に比べ6.0人減少している。「一般病床」は553.3人で、前年(562.1人)に比べ8.8人減少している。

これを都道府県別にみると、「精神病床」は鹿児島県(544.7人)が最も多く、次いで長崎県(508.5人)となっており、神奈川県(144.1人)、滋賀県(151.5人)などが少なくなっている。「療養病床」は高知県(941.5人)が最も多く、次いで山口県(621.9人)となっており、宮城県(122.7人)、神奈川県(132.8人)などが少なくなっている。「一般病床」は大分県(817.2人)が最も多く、次いで香川県(770.0人)となっており、埼玉県(368.3人)、千葉県(403.5人)などが少なくなっている。「介護療養病床」は高知県(341.0人)が最も多く、次いで山口県(236.6人)となっており、宮城県(15.8人)、山梨県(21.2人)などが少なくなっている。(図4)

(参考)

統計表2    人口10万対1日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・平均在院日数の年次推移
統計表3   都道府県・病床の種類別にみた1日平均在院患者数の構成割合
統計表4   都道府県−16大都市・中核市(再掲)別にみた人口10万対1日平均患者数
図3 都道府県・病床の種類別にみた1日平均在院患者数の構成割合
図3 都道府県・病床の種類別にみた1日平均在院患者数の構成割合
図4 都道府県別にみた人口10万対1日平均在院患者数
図4 都道府県別にみた人口10万対1日平均在院患者数

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