5 療養病床等
(1) 療養病床等の施設数、病床数(医療施設調査)
「療養病床等を有する病院」は3,476施設で、前年に比べ309施設(9.8%)増加し、「療養病床を有する一般診療所」は2,571施設で、前年に比べ63施設(2.5%)増加している。
「療養病床等の病床数」は295,901床で、前年に比べ31,955床(12.1%)の増加となっている。
「65歳以上人口10万対療養病床等」の病床数は全国で1,293.9床であり、前年に比べ96.4床(8.0%)増加している。(図10、表19)
(参考) | |
統計表1 | 施設の種類別にみた施設数・病床数及び人口10万対施設数・病床数の年次推移 |
図10 療養病床等を有する施設数、病床数の年次推移 |
表19 療養病床及び療養型病床群の設置状況
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(2) 都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養病床等の病床数(医療施設調査)
65歳以上人口10万対療養病床等の病床数を都道府県別にみると高知県(3,874.0床)が最も多く、次いで、熊本県(2,862.3床)、徳島県(2,817.8 床)であり、山形県(584.9床)、滋賀県(603.1床)、宮城県(606.9床)などが少ない。
平成12年と比較すると高知県(381.7床増)が最も増加しており、次いで山形県(317.4床増)、秋田県(221.6床増)などが増加している。また、沖縄県(59.2床減)、福井県(57.7床減)、青森県(40.6床減)などが減少している。(図11)
(参考) | |
統計表10 | 都道府県別にみた療養病床等を有する施設数、病床数及び65歳以上人口10万対施設数・病床数 |
図11 都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養病床等の病床数 |
(3) 療養病床等の患者数(病院報告)
病院の「療養病床等」の1日平均在院患者数は256,205人で前年に比べ40,757人増加している。また、平均在院日数は、183.7日で前年に比べ12.1日長くなっている。
診療所の「療養病床」の1日平均在院患者数は19,107人で、平均在院日数は97.0日である。(表20)
表20 療養病床等の利用状況
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注: | 平成12年は療養型病床群、平成13年は療養病床及び経過的旧療養型病床群の数値である。 |