2  従事者の就労意識の状況
  (1)  現在の仕事を選んだ理由
 現在の仕事を選んだ理由をみると「働きがいのある仕事だから」がいずれの職種においても最も多くなっている(表29)。

表29 職種別にみた現在の仕事を選んだ理由別従事者の割合(複数回答)

(単位:%) 平成16年10月1日現在
  総数 働きがいのある仕事だから 能力・個性・資格を活かせる 子供のころからの希望 給与等の収入 労働条件がよい 通勤が便利 その他
身体障害者更生援護施設                
 生活支援・指導員 100.0 62.3 35.1 6.5 5.1 11.9 15.0 22.8
 職業・作業指導員 100.0 53.9 29.0 5.0 4.6 17.8 21.6 25.6
 看護職員(保健師・看護師) 100.0 40.8 31.3 3.7 5.8 28.2 39.0 20.8
 介護職員 100.0 63.3 29.4 7.4 7.9 7.5 25.3 21.3
                 
知的障害者援護施設                
 生活支援・指導員 100.0 67.5 34.4 8.9 5.1 7.7 17.2 20.1
 職業・作業指導員 100.0 64.2 29.6 6.5 3.4 8.8 17.5 22.2
 看護職員(保健師・看護師) 100.0 45.6 41.9 4.0 5.2 30.9 35.9 18.6
 介護職員 100.0 57.4 28.5 5.5 5.9 13.7 21.9 19.5


  (2)  現在の仕事への不満、悩み事
 現在の仕事への不満、悩み事を職種別にみると介護職員、生活支援・指導員は「有給休暇を取りにくい」が50.8%、37.7%と最も多くなっており、看護職員(保健師・看護師)では「業務の負担や責任が大きすぎる」が40.3%と最も多くなっている(表30)。

表30 職種別にみた現在の仕事への不満、悩み事別従事者の割合(複数回答)

(単位:%) 平成16年10月1日現在
  生活支援・指導員 職業・作業指導員 看護職員(保健師・看護師) 介護職員
総数 100.0 100.0 100.0 100.0
給与等収入が低い 31.1 32.6 32.2 37.0
労働時間が希望に合わない 9.4 7.0 9.3 9.1
有給休暇を取りにくい 37.7 28.2 27.0 50.8
入所者とのコミュニケーションがうまくとれない 3.9 3.8 4.0 5.0
仕事がきつくて体力的に不安がある 19.0 11.5 11.9 35.3
業務の負担や責任が大きすぎる 25.2 16.6 40.3 27.3
自分の能力を伸ばすゆとりがない 21.7 17.5 17.5 19.2
自分の資格や能力が評価されない 9.0 8.6 13.4 9.4
他の職員との関係がうまくいかない 8.4 7.7 9.5 6.3
仕事の内容に展望がもてない 20.9 16.7 19.5 18.7
その他 16.6 17.1 16.0 14.8
特にない 17.5 24.8 18.1 13.8

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