3 有機溶剤の使用状況

有機溶剤を使用している労働者について、有機溶剤の引火、爆発の危険性についての認識の有無をみると、「知っている」労働者の割合は95.7%となっている。

また、有機溶剤の人体に及ぼす作用等の認識についてみると、「よく知っている」が12.0%、「大体知っている」が51.0%となっている。(第18表)

第18表 有機溶剤の危険性についての認識の有無及び人体に及ぼす作用等についての認識の程度別労働者割合

(単位:%)
有機溶剤を取り扱う
業務がある労働者計
一般的に引火、爆発
の危険性が高い物質
であることの認識
人体に及ぼす作用、取扱上の注意事項及び
中毒が発生した時の応急措置の方法
知っている
知らない
よく
知っている
大体
知っている
あまり
知らない
知らない
平成18年(1)
[12.8]
100.0
95.7
4.3
12.0
51.0
28.9
8.1
平成18年(2)
[15.0]
100.0
95.4
4.6
12.3
48.2
30.8
8.7
平成13年
[18.1]
100.0
91.0
9.0
10.1
43.7
29.9
16.2

注:1) 平成18年(1)は、全労働者について集計したものである。

2) 平成18年(2)は、全労働者のうち、建設業並びにサービス業の洗濯・理容・美容・浴場業、廃棄物処理業及び物品賃貸業のものを除いて集計したものである。

3) 平成13年は、平成18年で調査している産業のうち、建設業並びにサービス業の洗濯・理容・美容・浴場業、廃棄物処理業及び物品賃貸業については調査していない。したがって、比較する場合は平成18年(2)を参照されたい。

4) [ ]内の数字は全労働者のうち、「有機溶剤を取り扱う業務がある労働者」の割合である。

有機溶剤を使用している労働者の作業場所(複数回答)は、「屋内」が92.8%と非常に多くなっている(第19表)。

第19表 有機溶剤使用場所(複数回答)別労働者割合

(単位:%)
有機溶剤を取り扱う
業務がある労働者計
 
作業場所(複数回答)
屋内
(タンク内を除く)
タンク内
屋外
平成18年(1)
[12.8]
100.0
92.8
2.7
12.3
平成18年(2)
[15.0]
100.0
95.5
2.7
9.4
平成13年
[18.1]
100.0
89.6
3.7
10.5

注:1) 平成18年(1)は、全労働者について集計したものである。

2) 平成18年(2)は、全労働者のうち、建設業並びにサービス業の洗濯・理容・美容・浴場業、廃棄物処理業及び物品賃貸業のものを除いて集計したものである。

3) 平成13年は、平成18年で調査している産業のうち、建設業並びにサービス業の洗濯・理容・美容・浴場業、廃棄物処理業及び物品賃貸業については調査していない。したがって、比較する場合は平成18年(2)を参照されたい。

4) [ ]内の数字は全労働者のうち、「有機溶剤を取り扱う業務がある労働者」の割合である。


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