2 | 安全衛生対策の実施状況 |
(1) | 安全衛生活動の実施状況 安全衛生活動を実施している事業所の割合は82.4%となっている。 安全衛生活動を実施している事業所の割合を産業別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業が100.0%と最も高く、次いで運輸業の93.8%、建設業の92.6%の順となっている。(第7表) |
第7表 | 安全衛生活動実施の有無別事業所割合 |
(単位:%)
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注: | 1) | 事業所計には「安全衛生活動実施の有無が不明」を含む。 |
2) | 情報通信業、飲食店,宿泊業及びサービス業については一部の産業に限って(「調査の概要」2調査の範囲(2)参照)調査している。 |
具体的な活動の内容(複数回答)をみると、「4S(整理、整頓、清潔、清掃)活動」が76.5%と最も高く、次いで「安全パトロール」の52.7%、「喫煙室の設置」の43.1%の順となっている(第8表)。 |
第8表 | 安全衛生活動の実施内容別事業所割合(複数回答) |
(単位:%)
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(2) | 安全衛生教育の実施状況 安全衛生教育(危険有害業務に関する労働安全衛生法上の特別教育を除く。)を実施している事業所の割合は54.0%となっている(第9表)。 |
第9表 | 安全衛生教育の実施の有無及び教育の対象者別事業所割合(複数回答) |
(単位:%)
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(3) | 労働安全衛生マネジメントシステムの導入状況 労働安全衛生マネジメントシステムを導入している事業所の割合は、7.3%となっている。 導入していない事業所のうち、「導入予定あり」の事業所の割合は2.0%、「導入について検討中」は25.0%となっている。(第10表) |
第10表 | 労働安全衛生マネジメントシステム導入の有無及び導入の予定別事業所割合 |
(単位:%)
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注: | 情報通信業、飲食店,宿泊業及びサービス業については一部の産業に限って(「調査の概要」2調査の範囲(2)参照)調査している。 |
労働安全衛生マネジメントシステムを導入している事業所のうち、導入前と比べ、「労働災害やヒヤリ・ハット体験が減少している」とした事業所の割合は86.7%となっている(第11表)。 |
第11表 | 労働安全衛生マネジメントシステム導入後の労働災害やヒヤリ・ハット体験の状況別事業所割合 |
(単位:%)
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注: | 1) | [ ]内は全事業所のうち、「労働安全衛生マネジメントシステムを導入している」事業所の割合である。 |
2) | 情報通信業、飲食店,宿泊業及びサービス業については一部の産業に限って(「調査の範囲」2調査の範囲(2)参照)調査している。 |
また、「導入予定なし」の事業所の「導入しない理由」(複数回答)は、「内容がわからないため」が46.3%と最も高く、次いで「十分な知識を持った人材がいないため」の44.4%の順となっている(第12表)。 |
第12表 | 労働安全衛生マネジメントシステムを導入しない理由別事業所割合(複数回答) |
(単位:%)
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