1 | 新規高卒者の採用内定について |
(1) | 新規高卒者の採用内定 新規高卒者を「採用内定した」企業割合は16.7%となっている。これを企業規模別にみると、「5,000人以上」44.3%、「1,000〜4,999人」37.9%、「300〜999人」33.6%、「100〜299人」21.1%、「30〜99人」13.1%と、企業規模が大きくなるほど新規高卒者を「採用内定した」企業割合が多くなっている。 一方、「採用内定しなかった」企業割合は70.0%となっている。(表4) |
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(2) | 新規高卒者を採用内定した企業について |
(1) | 採用内定理由 新規高卒者を採用内定した企業について採用内定した理由をみると、「人材を育成するため」とする企業割合が最も多く60.4%、次いで「高卒の知識・能力でできる業務だから」が54.1%となっている。(表5) |
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(2) | 採用の際の重視項目について 新規高卒者の採用の際の重視項目をみると、「熱意・意欲」とする企業割合が最も多く76.2%となっており、次いで「健康・体力」が46.2%となっている。(表6) |
複数回答3つまで(単位:%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(3) | 新規高卒者を採用内定しなかった企業について |
(1) | 採用内定しなかった理由 新規高卒者を採用内定しなかった企業についてその理由をみると、「平成16年は採用内定しなかったが、状況や機会によっては採用する」とする企業割合が64.0%となっている。「原則として新規高卒者は採用しないから」とする企業割合は35.0%であるが、企業規模が大きくなるほど「原則として新規高卒者は採用しないから」とする割合が多くなっている。(表7) |
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(2) | 「原則として新規高卒者は採用しない」理由 「原則として新規高卒者は採用しない」とする企業についてその理由をみると、「高卒の知識・能力では業務が遂行できないから」とする企業割合が最も多く41.5%となっている。(表8) |
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2 | 新規高卒者以外の採用内定について 新規高卒者以外の新規学校卒業者を採用内定した企業割合は23.9%となっている。学校の種類別に採用内定した企業割合をみると、高等専門学校卒2.3%、専修学校卒6.2%、短期大学卒4.5%、大学卒・大学院卒19.6%となっている。 企業規模別にみると、各学校の種類とも、企業規模が大きいほど採用内定した企業割合が多くなっており、大学卒・大学院卒では「5,000人以上」94.1%、「1,000〜4,999人」81.2%、「300〜999人」64.3%、「100〜299人」33.8%、「30〜99人」9.0%となっている。(表9) |
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3 | 新規大学卒・大学院卒の採用内定について |
(1) | 採用活動開始時期 新規大学卒・大学院卒を採用内定した企業について採用活動開始時期をみると、平成15年2月以前とする企業割合が最も多く18.4%となっており、次いで3月、4月がそれぞれ15.7%となっている。 企業規模別に最も多い月をみると、5,000人以上では4月(37.7%)、1,000〜4,999人と300〜999人では2月以前(それぞれ36.8%、29.3%)、100〜299人では4月(18.0%)、30〜99人では5月 (16.5%)となっている。(表10) |
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(2) | 採用内定最多時期 新規大学卒・大学院卒の採用内定(内々定を含む。)を最も多く出した時期についてみると、6月とする企業割合が最も多く21.2%、次いで5月が18.1%となっている。 企業規模別に最も多い月をみると、5,000人以上、1,000〜4,999人、300〜999人で5月(それぞれ53.9%、39.7%、27.6%)、100〜299人は6月(21.2%)、30〜99人では11月以降(26.0%)となっている。(表11) |
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(3) | 選考方法 新規大学卒・大学院卒を採用する際の選考方法について実施状況をみると、「個人面接」を行っている企業割合が最も多く90.8%となっており、次いで、「一般常識・基礎学力」に関する筆記試験を行っている企業割合が58.7%となっている。「エントリーシート」を利用した企業割合は22.5%、「プレゼンテーション」を行っている企業割合は4.7%、「グループワーク(共同作業)」を行っている企業割合は3.1%となっている。(表12) |
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(4) | 採用の際の重視項目 新規大学卒・大学院卒の採用の際の重視項目をみると、「熱意・意欲」とする企業割合が最も多く64.0%となっており、いずれの企業規模でも6割を超えている。次いで「コミュニケーション能力」が35.1%、「一般常識・教養」が32.1%となっている。(表13) |
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(5) | 採用方法 新規大学卒・大学院卒の採用方法について実施状況をみると、「職種別採用」及び「学校名不問採用」を実施する企業割合が最も多く43.2%となっている。次いで「勤務地を限定した採用」10.3%、「通年採用制」8.9%、「企業グループで採用」8.3%、「紹介予定派遣」1.1%となっている。こうした採用方法を実施していない企業割合は19.7%となっている。(表14) |
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