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糖尿病ってどんな病気?


とらとうさぎが同時に:糖尿病ってどんな病気?
ふくろう:糖尿病は血糖値が高くなる病気だ

ふくろう
はじめに、血糖について説明しないとね。食べものや飲みものを消化して作られる、ブドウ糖というものを知っているかい?

とら
ブドウ糖?

うさぎ
それ、なあに?

ふくろう
からだを動かすエネルギー源となるものだよ。血液の流れに乗ってからだの細胞に運ばれて、筋肉や臓器で使われるんだ。血糖値というのは、血液中にそのブドウ糖がどのくらいあるかを示すものだね。

とら
それがどう糖尿病と関係あるんだ?

ふくろう
糖尿病になると、ブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなって、血液のなかにあふれてしまうんだ。

うさぎ
どうして?

ふくろう
インスリンというホルモンが足りなくなったり、うまく細胞に作用しなくなってしまうからだよ。


とら
インスリンの作用って?

とら
インスリンってなんだ?

ふくろう
インスリンは、からだの中で唯一血糖を下げるホルモンで、食後に血糖が上がらないように、調節するはたらきがあるんだ。それに、血液中のブドウ糖をからだの細胞に送り込んで、活動エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンというものに変えて、エネルギーとしてたくわえておくようにするはたらきもあるよ。

とら
ブドウ糖のコントロールをしているってことか?

ふくろう
そう。だから、インスリンが不足したりうまく作用しないと、ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなって、血液中のブドウ糖が使えなくなってしまうんだ。

うさぎ
それで血糖が上がっちゃうんだね。

ふくろう
そう。そうなると、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれないから、全身のエネルギーが足りなくなってしまうんだよ。



エネルギーとなる
 

図中イラストの説明
インスリンがブドウ糖を細胞内にはこぶ


糖尿病にはいくつかのタイプがある
ふくろう

ふくろう
糖尿病には、実はいくつかのタイプがあるんだ。1型糖尿病、2型糖尿病、遺伝子異常や、ほかの病気や薬剤の作用によるもの、それに妊娠糖尿病だね。

 
糖尿病の種類

1型糖尿病
膵臓のβ細胞というインスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こる。子供のうちに始まることが多く、以前は小児糖尿病とか、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていた。

2型糖尿病
インスリンの出る量が少なくなって起こるものと、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなる(インスリンの働きが悪い)ために、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こるものがある。食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多い。わが国の糖尿病の95%以上はこのタイプ。

遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの
遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などのほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされるもの。薬剤が原因となる場合もある。

妊娠糖尿病
妊娠中に発見された糖尿病。新生児に合併症が出ることもある。

 
 
うさぎ
トラおじちゃんはどれなの?

ふくろう
きちんと調べないとハッキリしないけど、おそらくインスリンの働きが悪くなる2型糖尿病だろう。このタイプの原因は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が大きいんだよ。

うさぎ
生活習慣って、食事とか?

ふくろう
そうそう、運動とかね。お酒の飲み過ぎなんかも、原因になるんだよ。


ドキッ!
とら



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