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脳卒中にかかると?


親子:脳卒中にかかると?
博士:脳卒中にかかるまでとかかってからの経過 親子イラスト

親
脳卒中になっても助かる人が増えたっていっていたけど、脳卒中ってどんな経過をたどるんだい?

博士
うん、次の図を見てみよう。

図:脳卒中の経過
親
原因は色々あるようだけど、どれも発病した後は、リハビリが必要なんだね。

博士
そうなんだ。脳卒中は、一度大きな発作が起きると、その後にマヒや言葉の障害などが後遺症として出てしまうことが多いんだよ。脳が傷つけられる病気だから、傷ついた部分が司っていたからだの働きができなくなってしまうんだね。だから、リハビリが必要になるんだ。

子ども
もとには戻らないの?

博士
発作が起こったときの手当の早さや的確さがその後の経過の良し悪しを決めるともいえるね。

博士:ただ脳卒中は、ほかの病気に比べると、病気で入院する期間が長いし、リハビリなどの治療も長くかかることが多いね。でも、リハビリでかなりよくなるよ。
博士イラスト
博士イラスト 博士:脳卒中はその後のリハビリが肝心
親
リハビリって、大変なんでしょ?

博士
リハビリは、これ以上からだの機能が衰えないようにしたり、残った機能をフル活用することで、普通の生活が送れるようにするための訓練だ。続けることが大事で、しっかり行えばかなり成果が上がるよ。

子ども
お医者さんがやってくれるの?

博士
リハビリは、お医者さんだけでなく、いろいろな人の手助けがあるけど、基本的には自分で行うものだよ。

親
いろいろな人って?

博士
たとえば、こんな人達だ。

 
理学療法士(PT)
マヒした手足などのからだの機能の回復に必要な訓練や、座ったり立ったり歩いたり、車いすの操作をするなどの訓練を行う。痛みがある場合は、温熱療法などを行うことも。

作業療法士(OT)
自分の身のまわりのことや、家事や仕事に必要な作業など、日常生活での作業ができるように訓練を行う。

言語聴覚士(ST)
言葉が話せないとか、ものの名前がわからないなどといった症状が出たとき、コミュニケーションをとれるように訓練する。

ソ−シャルワーカー
患者さんと家族の、今後の方針などについて、社会的なこと、経済的なことなども含めて相談に乗る。

看護師
日常生活の訓練や指導を行う。

管理栄養士
食生活の指導を行う。

 
 

博士
そのほか、薬剤師、義肢装具士、リハビリ工学士などもチームとなって携わるよ。

親
なるほど。こんなにいろいろな人が支えてくれるんだね。

博士:でも何よりも大切なのは、本人のやる気。自分で病気を克服しようという気持ちだね。それと、家族の協力も大切だよ!
博士イラスト


家族が考えなくてはいけないこと

脳卒中の患者さんは退院してからも、すぐにもとの生活に戻ることは難しい場合が多いでしょう。家庭では、患者さんを受け入れる体制をとることが大切です。家の中でつまずいたりひっかかったりしないように、敷居の段差をなくしたり、廊下やお風呂場、お手洗いなどに手すりをつけるなど、安心して暮らせるための工夫を。また、なんでもやってあげるのではなく、今まで自分でやってきたことは自分でできるようになるよう、サポートすることが大切です。そのために、マヒなどがあっても使いやすい道具や食器を揃えるなどの工夫をしてあげましょう。




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