リスクコミュニケーションアンケート集計結果(平成18月5月23日開催:福岡市 )
(残留農薬等のポジティブリスト制度の導入に際しての生産から消費までの食品の安全確保の取組みに関する意見交換会)

参加人数 560名  
アンケート回答者数         322名  回答率       57.5%
Q1  ご自身について、ご回答ください。
  1 性別    
  1 男性 255 (79.2%)
2 女性 58 (18.0%)
2 年齢    
  1 〜19歳 1 (0.3%)
2 20歳代 39 (12.1%)
3 30歳代 84 (26.1%)
4 40歳代 101 (31.4%)
5 50歳代 65 (20.2%)
6 60歳代 24 (7.5%)
7 70歳〜 1 (0.3%)
3 ご所属    
  1 消費者(団体を含む) 25 (7.8%)
2 農林漁業(団体を含む) 27 (8.4%)
3 食品工業・製造業(団体を含む) 131 (40.7%)
4 食品流通業(団体を含む) 33 (10.3%)
5 小売業(団体を含む) 18 (5.6%)
6 行政関係・独法関係者 54 (16.8%)
7 民間試験検査施設 7 (2.2%)
8 報道関係 0 (0.0%)
9 その他 18 (5.6%)
4 本日参加された目的    
  1 ポジティブリスト制度について知識を深めるため 249 (77.3%)
2 同じ立場の人々(事業者)の取り組みを知り、参考にするため 101 (31.4%)
3 異なる立場の人々の現状(取り組みや考え)を知るため 142 (44.1%)
4 意見・要望を述べるため 8 (2.5%)
5 その他 1 (0.3%)
       
 
Q2 これまでにポジティブリスト制度をテーマとした意見交換会に参加されたことはありますか。
  1 厚生労働省・農林水産省が開催した意見交換会 43 (13.4%)
2 地方自治体が開催した意見交換会 26 (8.1%)
3 団体等が開催した意見交換会 52 (16.2%)
4 その他 2 (0.6%)
5 ない 214 (66.5%)
SQ1 1〜4までのいずれかに○をつけられた方にお伺いします。のべ何回参加されましたか。
  1 1回 42 (13.0%)
2 2〜3回 47 (14.6%)
3 4回以上 10 (3.1%)
 
Q3 残留農薬等のポジティブリスト制度がどのようなものか、本日の意見交換会の前に知っていましたか。
  1 知っていた 115 (35.7%)
2 おおむね知っていた 170 (52.8%)
3 ほとんど知らなかった 24 (7.5%)
4 知らなかった 7 (2.2%)
 
Q4 本日の意見交換会の内容は、満足できましたか。
  1 できた 27 (8.4%)
2 おおむねできた 185 (57.5%)
3 あまりできなかった 68 (21.1%)
4 できなかった 16 (5.0%)
SQ1 その理由はなんですか。
  【消費者】
色々な立場の人の意見を聞けたので。行政は現場をホントに知っているのか疑問が残りました。
ポジティブリスト制度の考え方や内容がより深められた。
内容について理解を深めることが出来たので。
生産者、加工メーカーの立場ができた。
色々な立場の方から積極的な発言があったので、それぞれの事情を少しくみとることができた。
パネルディスカッションのコーディネートがやや粗雑でなかったか
納得はできないが、声を聞けて良かった。
現場の方の意見が聞けたこと!
ポジティブリストがどんなものか具体的内容の説明が少なすぎる。前に自治体で聞いた方が詳しくてわかりやすかった。各立場からの発言はわかるが、根本的な制度自体が見えないと思う。
生産から流通業及び消費者団体が一堂に会して情報を共有することができることができてよかったと思う。このような会議を知らない人にいかに広めるか。
様々な立場の方から意見が出たので理解できた
表示が信用できなければ消費者は安全な商品と買い物をする。
【生産者】
各業界の人の意見が聞けたから。
他業者の意見が聞けた
山口氏と横田室長の回答が明確であった
参加者の意見で、行政サイドの発言が少なかった。
地方自治体主催のものは県の特性(生産県であること)から農畜産物の生産に関したものであったが、今回は流通、消費の立場も理解でき、満足できた。
いろんな立場の方が集うことは少ないから
流通、消費者の立場の考え方が理解できたため、ポジティブリスト制度についての考え方が三者つながった様な気がする
少し知ったので
【食品工業・製造業者】
満足のいく回答はなかった
フロアからの意見・質問により、具体的な内容まで話が進んだため。
具体性がない。消費者に対する理解方法例がない。
他の立場の方の意見が聞けましたので。
異なる立場の方から意見が聞けたので。
具体的な進め方が不明
言いたいことがフロアから出たから
わかりやすい話 山口さんの話が良かった。
結論が見えない
バイヤーに対する情報交換会をやって欲しい。
前向きにと言われても、今現在の問題だから、現実にそぐわない回答も多い。
まず検査ありきではないという点。
分析でなく、トレサビが重要との方向にあると感じましたが、輸入品のトレサビが現実できない中では法を守ることが難しい。
情報収集を最も必要とする加工業者の取組状況が全く分からない(参考にならない)
パネル側からフロアーの実態を述べる。
たて前論ばかりだ。防除歴が農協、農家からいただけないのが現状です。
現場のギャップを感じる
いろいろな立場で聞けた
色々な立場の方々の話、意見を聞けたから。
ポジティブリスト制度決めた厚生労働省の話が抽象的ではっきりしない。具体的にみんなが理解できる説明
それぞれの立場の方の意見を聞くことが出来た
開催時期、開始時間が遅い。各説明が時間がないので充分でなかった
自分が知っていることが正しく確信が持てたこと
内容が薄っぺらく今さらという感がする
スーパー、消費者団体はいらない
より以上の知識を得ることが出来た
生産者から消費者までの一連の流れの中で、何を重要視すべきか再認識することができた。
制度ができたのに、検査分析が全食品に対して行われないのが理解できない。市場に出回っているのは安全と言い切る自信がどこから出てくるのかわからない。
わかりやすかった
他業種(生産・小売・消費者)の意見、取組、考え方が理解できた。
実情が出たこと
現実とのギャップが多すぎる。
メーカーとしてどういう対応をしなければならないのかの具体的な施策が不明
リスクがメーカー中心である
現場の生の声が聞けた
掘り下げたポジティブリスト情報など新たな情報が得られなかった。
短時間。パネルディスカッションは役に立った。
説明の時間が短い
立場のちがう意見が聞けた
もう少し質疑時間があった方がよい
ポジティブリスト制度に対する流通各団体の考え方を理解することができた
多くの立場の方からの意見が聞けたこと
具体的にどうしていくかという話がなかったため
自分が理解していることのみで、施行後のメーカーとしての見解をどう対応したらよいのかアドバイス等が構築できなかった。
ポジリス制度よりも農薬取締法の周知を計る方が先という意見には賛同できた
分析ありきではないということがわかったこと
分析の必要性についての回答
あらゆる個体のリスクに関する考え方が一致していること
それぞれの考えはわかった
生の声がきけた。対応等が見えた
ネガティブリスト、ポジティブリストの説明から主旨がみえてきた。
生産者、加工製造者の現状(自社と同じ状況)にあることがわかり、これからポジティブリスト制度への理解を深めていきたいと感じました。
具体的な対処法やリストについて提示がなかった。
現状を知ってもらえたこと
開催日が遅すぎる。1週間前では話にならない。現場の本当の苦労などをパネリストの方々が理解していないのでは。
やはり行政、団体と、実業者の温度差がある。業者、スーパーバイヤーの無知ではない。
食品加工・製造の立場の方の参加がなかった。
【流通業者】
輸入食品の残留農薬の評価(栽培履歴がないもの)について、一般の消費者はどこまで許容できるのか知りたい。
現場が大変だと役場に少しでもわかってもらえれば幸いです。
論点がずれすぎ。討論する方の知識、現状把握なさ過ぎ。
質問に対する回答が明確でなかったため
時間がなく、必要な情報がとれなかった。
質問時間が短い
様々な意見が聞けた
より深く知ることが出来た。
専門的でない
現場の問題点についてあまり理解していない
制度に対する理念と運用については理解できるが、建前と実態がかけはなれていること
生産・製造サイドに負担を大きくしないような単純明快な開示法を進めてもらいたい。
生産、流通、消費者団体の現状が聞けたこと
時間が短い
他業界の状況、今後の展望が若干見えた。やはり分析でもめているのがわかった。責任伴うので当然。
異なる業界の立場の意見が聞けた
【小売業者】
役所、生産者、流通、製造、消費者それぞれの立場からの取組が理解できたから。
たてまえだけで、どうすればいいのかをいってくれない。例)小売業はこうすればよい。生産者はこうすればよい。
具体的な内容表現が貧しい
意見が具体的でなくわかりにくかった。
制度の仕組みは理解できましたが、現実での対応は?
実際の対応はどうしたらいいのか
期待していた対応策などの内容があまりにも少ない
資料を読めばわかる話にすぎない
【行政関係者】
各団体の話が聞けた
パネリストと生産事業者のギャップが大きすぎて全くかみあってなかった。パネリストの理想的な立場と生産・事業者の現実的な立場が異なり、パネリストからの回答は納得できない。
色々な立場の意見が聞けた
異なる立場の方の現場の取組、及び現状を知ることができた。
色々な立場の方の意見が聞けて有意義だった。
他業種の人々の意見を得ることができた。今後の対応についての参考になったと感じる。
はじめに分析ありきはあまり意味がなく結果として困るということが、消費者や小売業からきちんと表明され、正しい情報を共有化することの大事さを訴えられたことを聞けたため
少し具体的対応についてが不足
ポジティブリスト制度の運用が問題であり、いかに効率的に運用出来るか、コスト負担の勝ち組、負け組はない。
色々な問題点がわかったので。
動物用医薬品について話がなかった
多方面からの意見を聴くことができた。
消費者代表から生産者への理解の発言があったこと。生産、流通、消費に関わる相互信頼が大切であること
異なる立場の人の意見の一端がよくわかった。
制度と現場の食い違いがよくわかった。対策者指導、対市民対策が不安である。
農業者の立場がいなかったためそちらの方の意見が聴きたかった。
生産者の現実的苦悩がよくわかった
各立場の意見がよくわかった
会場の意見が時間の制限で多く聞けなかった
思っていたことと自分なりに知りたかったこととかけ離れていた。
実際抱えている問題がよくわかった
色々な意見が聞けた
検査分析に対する認識が変わった
【試験検査施設】
いろいろな立場の方が意見を述べられた。また、ご説明いただいた。
厚労省主催だったので、もう少し深い部分について踏み込まれると思っていた。実際食品メーカーや輸入業者の混乱ぶりは予想以上であることを周知していただきたい。全ての規制があいまいで、問題を投げかけたときの厚労省対応はいい加減だ。
【その他】
生産者側の立場から消費者側の意見を聞く機会が得られて相互理解ができた
各立場の違う人の意見を聞き比べて参考になった。
各立場の意見が聞けた
具体的じゃない
生産者のとまどいを理解してない
畜産県である九州で全く畜水産物に関わる人、話がない。今日も多くの畜産業界の人が来ているのに。事前に問い合わせて具体的な取組等ときいていたが前半の講演は全く実にならない。今日の話なら説明会に来ずともわかる表面的な施行前のこの時期にいらない。

 
Q5 日常業務や日々の食生活に今回の内容を活用できると思いますか。
  1 とても思う 33 (10.3%)
2 まあまあ思う 181 (56.2%)
3 あまり思わない 67 (20.8%)
4 ほとんど思わない 12 (3.7%)
SQ1 そのように思われた理由はなんですか
  【消費者】
説明することが出来るので。
食の安全に関しての取組、広報など
色々な方と共有し知識を伝え広げあえればいいと思います。
問題点は共有出来たと思います。
流通部分での具体的対応がわかりにくい。
難しいが、もう少し勉強して理解、活用したい。
消費者の立場では実際に検査をすることもできないし、JAやスーパーがいかに努力をしていくかにかかっているような気がする。流通させない(違反した物)というが、生産者には直接罰則がないといわれているので、悪意の生産者をとめることはできないなあと思った。
消費者として食の安全・安心のために今後もアンテナを広く巡らして理解していきたい。農薬に対する理解、勉強についても今後勉強していきたい。
あまり厳しく見ないでもいいのかなと
不信に思ってたことが少しは理解できたように思う。
【生産者】
専門的な部分がもう少し欲しかった(生産現場サイドとして)
コミュニケーションの必要性
今回の話を聞いて食生活が変わるわけない。
制度の趣旨を知って農薬の安全で適正な使用ができる
安全・安心は提供されるべきものであり、それが必ずしも役立つ、あるいは利益をもたらすものではない。特段今回の内容を活用するとかはないとも割れる。
生産者への指導に使用していきたい
【食品工業・製造業者】
法がずさん
ユーザーからの問い合わせに対し、今日の内容を要約して話せばよいから。
取引先等との話で、参考にできるかなと思いました。
理解はできても活用はしにくいと思う。
現状の意見が出たが、それだけだから。
ポジティブリスト制度についてさらに理解できたため。
論点が違う
結局分析は求められすぎる傾向にあり、これからも改善されるとは思えない
分析ありきでなく、栽培履歴を
導入の意図する者が整理できた。
生産者と消費者の問題、生産者が規制通り作れば流通加工業者は何の問題もないが、それに文句を付けるのは消費者団体、中間の流通加工業者は迷惑な制度
自信を持って問い合わせに対応できること
今行っている内容と変わらないもしくは遅れていると感じたから
対策方法
少なくとも私自身は活用できると思うのですが、社会全体をみたときに食に係わる全ての業界がより知識を深めていく必要がある
近頃、消費者が食品の安全性に対して大きな興味を持つようになっている。食品を扱う者として消費者がどのくらい敏感になっているのか分かった。情報を入手することをまずは考え、確かな情報を元に業務を進めるということに活かしていきたい。
具体的なことが理解できた。
得意先及び生産者・卸業者への協力調査依頼時の説明等に活用。
リスクコミュニケーションができたこと
農薬が全てリスクがあるのではないという認識
当然やらなければならなかったことが法体制として決まっただけだけだから
これまでの情報の確認ができた。
取引先への説明ができると思う。
食品の安全性の確保の方法について活用できるものがある
各段階の方々の意見を知ることができたから
専業農家はある程度農薬に対する知識を持つべきだと思うが、兼業農家は生産活動を行うことが難しくなるのでは?結局の所、弱者である1次生産者のしめつけを行っているとしか思えない。時期尚早かと。まずは生産者、事業者の教育が第一。
畜産物の生産者及びメーカーの立場で得意先のバイヤーにも説明できる参考となる
考えすぎではないか
これから制度が実際に施行されて、その問題点や改善点が生じると思われ、まだ実感がないので
問題が起こってからでは遅く国民が安心して生活できる情報公開システムは必要。
自身勉強が必要な面もある。
検査や保証などの余分なコストがかかるだけで、有効な対策となっていない。
要するに信用のある生産者からしか原料は仕入れられないよとそのことでしょう。
現在までの情報と同様であったため
【流通業者】
現状の把握、今後の方向性を確認できたため
一部の者の理解では話にならない
専門的でない
正論を言っても解決できない
取引先からの問い合わせが殺到しているので説明できる。
残留基準と使用基準の違い
【小売業者】
どうすればいいのか言ってくれない
何ら具体的進展は期待できないと思う。
現実の農薬の使用には問題がない点。
ケースバイケースの話が何もない
【行政関係者】
加工や生産業者に業務で接する場合に相手の立場を理解して対応できる
消費者側の意見、考え方及びスーパーの考え方について、代表的な意見ではあるが、きくことができたから。
安全性を1ランク上げる効果がある。
スーパーとメーカーの関係についてある程度理解できた
異なる立場の人を批判するのではなく、リスクコミュニケーションが大切だと感じた。
収去検査の重要性を感じました。
仕事に生かせる。分析の目的が理解できた。
参考にし、リスコミを開催していく予定
消費者と話す機会が多い。正しい情報を伝えていきたい
【検査施設】
多方面のいろいろな意見を伺うことができた。
講演内容は業者向けではなく、消費者団体のおばちゃん用レベルだった。仕事上では何ら役に立たない
【その他】
もっと交流の場を設ける。TV等で
検査をもとめられることに対し、「信頼関係」だけで説得させるのは困難。
期待はずれだった
考え方はよくわかった
畜産農場への指導と具体的に行っているが、こんな内容ならすでに九州内で進めている。その中でも様々な疑問が出ているのだからそちらを重視しないと活用できない

 
Q6 以下のそれぞれの設問について、【意見交換会に参加する前】、【意見交換に参加して】当てはまるものを1つ選んでください。
  (1)残留農薬等のポジティブリスト制度への印象について
【意見交換会に参加する前】
  1 よい印象 48 (14.9%)
2 どちらともいえない 194 (60.3%)
3 悪い印象 41 (12.7%)
【意見交換会に参加した後】
  1 よい印象 75 (23.3%)
2 どちらともいえない 179 (55.6%)
3 悪い印象 21 (6.5%)
(2)生産者、食品等事業者の残留農薬等への取組について
【意見交換会に参加する前】
  1 信頼できる 56 (17.4%)
2 どちらともいえない 206 (64.0%)
3 信頼できない 19 (5.9%)
【意見交換会に参加した後】
  1 信頼できる 77 (23.9%)
2 どちらともいえない 186 (57.8%)
3 信頼できない 10 (3.1%)
(3)残留農薬等のポジティブリスト制度への理解について
 【意見交換会に参加した後】
  1 理解が深まった 168 (52.2%)
2 変化なかった 87 (27.0%)
3 よくわからなくなった 18 (5.6%)
SQ1 なぜそのようにお感じになりましたか。
  【消費者】
生の声が聞けたから。
内容について理解を深めることができたので。
5/29に施行されるわりにリスコミ的開催は遅いのでは・・・
やや混乱した
主旨はわかるが、具体的対応対策が漠然としている。明確なラインを提示して欲しい。
行政側からの意見、回答が全くなかったのが残念。
実務の立場や加工食品の製造業者等の苦悩が一段と深まった。もう少し具体的な指導等が求められると思う。
行政的発言が多すぎます。輸入品に対するカバーとしか思えないところが多い
今までとさしたる変化はないという説明であったから(農薬の使用についての説明で)
現場の取組にまだ時間がかかりそう
安全評価について、信頼できるように思う。
【生産者】
実態が分かり興味深かった。
意見が認識の範囲内であった
参加する前から制度についての知識はあった
消費者レベルも知識理解度が様々なので、ボトムアップに寄与されたと思った。
生産物に残留農薬等がふくまれたら 流通ができなくなるため、全て農薬等が使用できないとの認識であったが、必ずしもそうではなく、適正量を適法に使えば問題はないことが理解できた。
【食品工業・製造業者】
法のずさんさは理解できた。トレーサビリティがなければ記帳もむだ。スピード違反を運行記録で取り締まろうとしたが、交通量が多いので事故が少ないことから「走っている車は安全」ですませるようなこと。
食品への安心・安全が追求される中、ポジティブリスト制の導入は理解できるが、実際生産農家等の指導もおろそかの中開始していいのか。
検査だけではない
現状の報告に終わったから
検査、分析についての考え方が判った。
消費者優先の制度だと感じている人が多いなと思った。
加工業者ですが、現実にはどうしても証明書・・と言われる。しかも私たちの品種は一斉検査が出来ないため検査費負担が大きい。
パネリストの発言があいまい。発言が2転3転している。
法の整備が不完全(施行すべきでない)
時間が足りない
ホームページ等をみれば今日と同じくらいの知識は正直えられます。
消費者の意見を中心に取り決められた制度に思える。
トレーサビリティの必要性
国内生産者の団体が規制を守れば何ら問題は起こらない。輸入食材は取り扱い商社の取組次第
要点がわかった
理解はしているが、そもそも法として抜かりが多すぎ意味がない。とりあえず作ったというパフォーマンス的な感じしかしない
内容は理解。情報はあった
各社、団体の取組の内容は参考になった。
概要については事前に理解していた。具体的な取組例の報告を期待していた。
行政が現場を知らないから
0.01PPMまでの基準が割り出されているのに、全検査がない。
他業種の取組状況が理解できたため。
厚労省は現場をご存じないこと。現場はパニック状態
面倒くさいものではないことがわかった。
既把握情報とほぼ同様の内容
農薬の使用方法を守って使用しドリフト防止対策を実施すれば特に難しいことではないと感じた
社会全体が理解してないような気がする
話を聞いたのが最初だから
多くの意見が聞けた点 いろいろな立場の方がその視点で意見が言える活発な場だった
一般報道ではポジティブリスト施行、違反時の対応等が多く伝えられがちだが、本来の農薬の必要性、安全担保を踏まえた上での報道を期待したい。さもなければ生産者、製造者に被害が生じるばかりであると思います。分析だけで安全担保はできないというが、消費者には理解してくれない。教育活動を求める。
私の理解とほぼ同様の内容。しかし事例紹介となったことに満足している
消費者団体の考えがわからない
理解が深まったというか、認識を改めさせられた。しかし、実際に制度が施行されていく中で、問題点が生じると思うので、よりわかりやすい制度へと発展していくことを祈念いたします。
今後の方向性は理解できた。
講演している内容にひらきを感じた。メーカーや生産者の悩みはこんなことではない。
現場レベルでの認識がバラバラ
特に新しい話がない
問題点がさらに浮き彫りになった。
現在理解している内容とほぼ同様であったため。
【流通業者】
前が知らなさすぎた。
大まかな印象から少し細部まで入り込めたかなと思ったので
発言者がよくわかってないで説明されている。制度そのものの不備に立脚すべき。会場から指摘するようにトレーサビリティと検査、つまり農林行政と厚生行政のバランスの欠如です。原因と結果の証明?BSEタッグまでやらねばでしょうか!行政、流通、生産、加工がなれ合いになり、問題点をぼやかしてしまいます。制度をきちんと定着するにはこんなことではいけないでしょう。
理想と現実のギャップが大きすぎて、ポジティブリスト制導入の主旨が理解されていないと思う。
不透明な部分への法律の規制による抑止は必要だと思うが、首を絞めるような制度にして欲しくない。(バイヤー側の強制等に対する抑止も同時に進めては)
行政は情報、信頼、追跡、とあるが、実際、メーカーは社会責任、自社の看板、経営に関する事なので、分析を書面で求めるのは仕事として当然だと思うが。
負担が一部のみ(生産者側)かかる可能性が残る
【小売業者】
マスコミよりも施行側から直接聞いたため
生産者のドリフト問題の取組の明確な部分がない。立地問題(ゴルフ場のそばなど)
内容的に浅すぎる
【行政関係者】
意見交換の時間が少ない。
基準をしっかり定めている制度なのに「分析ではないよ。信頼関係だよ。」と説明しても現実味が全くない。現場がパニックになるのは想定内だったはずである。それをうまく解消できてないのが最も問題。
異なる立場の意見がきけたから
消費者がどのように考えているのか理解できた
ひととおり知っていたから。
ポジの主旨がよくわかった
安全性を求めるために検査を求める企業体が見られ、生産者、仲介者、販売者に対しての対応方法が見えてきたから
29日以降、生産者側の対応に追われるだろうとという中で、もう少しつっこんだ内容を期待していたので少々肩すかしでした
広く浅い意見が多かったから
流通段階での問題点が多いことが理解できた。
【試験検査施設】
それぞれの立場の現状の悩みや苦労を感じた。
【その他】
ポジティブリスト制度のメリット、デメリットをもっとはっきりさせてほしい。
立場の違う意見が聞けた事
0が1になった
内容が表面的すぎる。もっと生産者の意見を聴かないと本当の問題点は出てこないし、理解度が深まる内容にはならない。

 
Q7 本日のリスクコミュニケーションの進め方についてお尋ねします。今回のリスクコミュニケーションは、第一部を各関係者からの講演、第二部をパネルディスカッションや、意見交換の形式として行いました。このような構成で、良かったと思われる点や、改善すべきと思われる点につきまして、お気づきのことがありましたらご記入ください。
  1)良かったと思う点
  【消費者】
第2部にフロアーから質問が出されたこと
皆様の意見を聴くことができて良かった
それぞれの立場からの取組はわかった
時間通りに進行できた
会場からの意見がたくさん出て良かった
農薬について理解できたこと
【生産者】
生産者側のみでやっていたので、今後は他方面の業者の方にも開催
参加者が多くてきつかった。小規模であれば講師との距離もなくもっと理解できるのではないか。
講習会形式だと眠くなるが、今回のような2部構成だと、メリハリがあって、聞きやすかったし、理解しやすかった。
異なる立場の人のポジティブリスト制度への考え方や取組がきけてよかった。
【食品工業・製造業者】
一方的な説明ではなく、具体的事例に基づく内容もあり、実体があった。
講演は短くて良い
行政側の立場の方の意見は具体性に欠ける。
他業種の情報等が分かった。
いろんな立場の方の意見がきけたこと
同業者の意見が聞けた
パネルディスカッションは色々な状況での話が出てきておもしろかったし、内容も分かりやすかった。
各々もっと矛盾点について考えてください。そちら側も正しく理解しているのかあやしい印象です。
パネリストの人選に不満。消費者より生産者及び輸入商社の考え方が一番重要。
フロアー側の実態を行政、マスコミに表現
様々な立場の方の現状や意見を聞くことが出来た点
パネルディスカッションはよかったです。もう少し時間を長く取っていただきたかった。
これまでポジティブリストに関する情報が少なすぎた。業界別に説明会等を開いて欲しい。
行政の取組そのものがきちんと対応できてない点が明確にわかった点。法そのものが志はよいが、詳細がいい加減であることが明確にされている
行政の生の声
意見交換会という形式は講演とは違い、リアルな声が聞けたので良かった。
様々な立場からの講演と言うことで、色々な考えを聞けたのは良かった。
パネリストに実際のスーパーのバイヤーを参加させて欲しい。また、生産者も。(団体の方は現場を理解していない点がある。
簡易のチェックリストを検討願いたい。分析、使用申請のみでなく、農薬メーカーからの販売チェック等
消費者、販売者の意見が聞けて良かった
フロアーの生の声に対してパネラーの考えが聞けた
制度を理解した上で各団体の考え方を確認できたこと
良く理解できた
それぞれの立場で短く要点を話していただいたこと
業界団体の考え方と実際の現場の考え方に大きな隔たりがあることを認識させることが出来た点で有意義だったと思う。
問題点を絞って対処方法を断言されたこと
第1部に於いて、行政、流通、生産、消費者の各視点での取り組み姿勢を、生の声にふれることによりより理解できたと思う。
消費者のためではあるが、法律と強者(大手)にあえぐ業者と生産者の苦悩がわかった。
パネルディスカッション
【流通業者】
構成の内容
各立場の人の考え方、意見が聞けて良かった。
パネルディスカッションの意見交換
それぞれの立場での意見が聞けたこと
【小売業者】
ポジティブリスト制度について浅く広く理解することが出来た。
現状通りで問題なし
【行政関係者】
生産から消費まで一同の関係者が集まっていること
流通の現状がわかった。
形式がよかった
司会者が良かった
後半は割と良かったです。本音が聞けて
各講演・ディスカッションの配分は適切だと思う。
【試験検査施設】
パネリストとフロアーがバランスよく意見を述べられた。
【その他】
ポジティブリスト制度が成立したから検査せよでなくて、これによって信頼できますよという方向へ。
コーディネーターの進め方が良かった

2)改善すべきと思う点
  【消費者】
コーディネーターの人が会場をあまり見れていなかった。
会場にはいろんな立場の方が参加してます。パネルディスカッションではコーディネーターは安易に会場へ質問をふらないようにしてほしい。(話が混乱する)
マスコミと地方行政の発言がなかった。
最初の各関係の報告はいまいち分かりづらかった。結果的に自慢話になっていたように感じた。意見交換としては意見が少なかった。おそらく質問でもよかったので、それに対してのポジティブリストの理解を得られたのではないかと思う。
報告の時間が短く内容伝達が不充分と感じます。
第1部の時間少し短いし、急いで話がされていると思った。
ポジティブリスト制度自体の学習を以前にしていなかった人には制度自体がどういうものかわからなかったと思う。ポジティブリスト自体への説明にもっと時間をかけるべきではなかったか。
会場が狭いし机があるところでやったほうがよい
顔の見える表示をすれば信頼できると思う
【生産者】
イスが狭すぎてエコノミー症候群になりそうだった
リスクコミュニケーションの場にメディアを含めて話していって。メディアからポジティブリスト制度や問題点を発信していってほしい。
【食品工業・製造業者】
具体性がない
大分県においてリスコミを実施して欲しい
講演については、映像中心で面白みがなく説明に終わった感じ。
もう少しディスカッションの時間を長くしていただきたい。
消費者向けと生産者向けに会を分けるべき。生産者側にとって消費者団体の話は必要なく、取組方について多くを知りたい
何をすべきか具体的対応がない
もう少し現場の声を反映
財団、団体はいらない
講演される人数をしぼった方がいい。一人当たりの講演時間をもっと長くした方が良いと思う。
一人当たりの講演時間が短く、もう少し掘り下げた内容をお聞きしたかった。
消費者、事業者など焦点を絞った説明会も必要である。
第1部の各関係者の話をもう少し掘り下げて聞きたかった。第2部はOK
時間はかかっても質疑はあるべき。パネラーの応答からは法律の必要性が全く感じられなかった。
意見交換の時間が少ない
ポジティブリスト制度が生産者を取り締まるのではなく、農薬に対する正しい理解、立場向上につながることを期待しています。
改善すべき点はないと思う。1部と2部の間に休憩もあり、時間的によい構成だったと思う。
役員や消費者の代表ばかりで実際に行う生産の立場の人がいない
行政外郭団体は必要ないのでは
【流通業者】
10分の講演は内容がない。いっそ全部パネルディスカッションでいい。
構成の時間配分(ディスカッションをもっと長く)
学芸会の発表に似たり。問題点を明確にし、自覚をうながし、改善、準備等はっきりさせること。科学的な点が不足。国の不備、流通の不備などもっとはっきり言及すべきです。
講演の方法
【小売業者】
狭い場所に全ての関係者を集めて広く浅く一般的な説明をするよりも、各業種毎に専門委員会や部会を開き、具体的な提示をしたほうが理解が早いのでは?場合によっては専門的知識のある人が企業や組合や地域に出向いていって説明会をする必要があるのでは?また、生産者代表として現場の農家の人の声を聞きたかった。実際に中心的にやらなくてはいけないのは農家の人だから。
【行政関係者】
第1部は1人1人の講演時間が短く、みなあせっていたのがよくわかる。聞いている方もあっという間に人が代わり内容がよくわからなかった。第2部はほぼ全て改善すべき。理想と現実がかみ合ってないのにコミュニケーションをとろうとしても無理。聴いているほうはがっかりしたと思う。
マスコミの参加
人数が多すぎる。意見も出しにくい。これまでの他の会場の質問・意見が紹介されなかった
リスクコミュニケーションが行政の実績づくりの機会になっている中でより小規模で開催できるともっといい。
講演は不要。
【その他】
専門的用語が多すぎる。
質問として加工業者から様々な意見が出ました。それほど大きな問題を抱えているということです。そういった立場の方をパネラーとして加えていただきたい。
パネラーの中に生産者の方を入れてみてはと思う。
マスコミの参加がない
パネリストの方が自信を持ってないのでわかりにくかった。
時間が不足している
より具体的に決めごとができる場に
第1部の内容ならば時間がもったいない。内容や縁者を吟味すべき。従来から思っていたが、何故毎回農産物にかたよった話になるのか、ドリフトの問題は畜産現場でも起こりえるがわかっているのか?そのような内容にしないと1部2部に分けても意味がない

 
Q8 今後の厚生労働省のリスクコミュニケーションとして行って欲しい課題は何ですか?(当てはまるものを3つ以内)
    1 食品中に混入する汚染物質(メチル水銀、ダイオキシン等)の問題 38
2 食中毒に関する問題 20
3 検疫所や保健所の監視指導に関する問題 60
4 健康食品に関する問題(表示を含む) 46
5 遺伝子組換え食品に関する問題(表示を含む) 44
6 食品添加物に関する問題(表示を含む) 68
7 家畜の病気(BSE、鳥インフルエンザ等)の問題 64
8 残留農薬、残留動物用医薬品に関する問題(表示を含む) 51
9 輸入食品に関する問題(表示を含む) 110
10 上記以外の食品の表示に関する問題 14
11 トレーサビリティ 80
12 その他  

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