リスクコミュニケーションアンケート集計結果(平成18月5月12日開催:仙台会場)
(残留農薬等のポジティブリスト制度の導入に際しての生産から消費までの食品の安全確保の取組みに関する意見交換会)

参加人数 231名  
アンケート回答者数         160名  回答率       69.3%
Q1  ご自身について、ご回答ください。
  1 性別    
  1 男性 130  (81.3%)
2 女性 28      (17.5%)
2 年齢    
  1 〜19歳 0 (0.0%)
2 20歳代 15 (9.4%)
3 30歳代 36 (22.5%)
4 40歳代 44 (27.5%)
5 50歳代 52 (32.5%)
6 60歳代 10 (6.3%)
7 70歳〜 1 (0.6%)
3 ご所属    
  1 消費者(団体を含む) 9 (5.6%)
2 農林漁業(団体を含む) 11 (6.9%)
3 食品工業・製造業(団体を含む) 59 (36.9%)
4 食品流通業(団体を含む) 22 (13.8%)
5 小売業(団体を含む) 9 (5.6%)
6 行政関係・独法関係者 39 (24.4%)
7 民間試験検査施設 6 (3.8%)
8 報道関係 0 (0.0%)
9 その他 4 (2.5%)
4 本日参加された目的    
  1 ポジティブリスト制度について知識を深めるため 125 (78.1%)
2 同じ立場の人々(事業者)の取り組みを知り、参考にするため 43 (26.9%)
3 異なる立場の人々の現状(取り組みや考え)を知るため 70 (43.8%)
4 意見・要望を述べるため 0 (0.0%)
5 その他 0 (0.0%)
       
 
Q2 これまでにポジティブリスト制度をテーマとした意見交換会に参加されたことはありますか。
  1 厚生労働省・農林水産省が開催した意見交換会 22 (13.8%)
2 地方自治体が開催した意見交換会 16 (10.0%)
3 団体等が開催した意見交換会 18 (11.3%)
4 その他 7 (4.4%)
5 ない 106 (66.3%)
SQ1 1〜4までのいずれかに○をつけられた方にお伺いします。のべ何回参加されましたか。
  1 1回 23 (14.4%)
2 2〜3回 22 (13.8%)
3 4回以上 8 (5.0%)
 
Q3 残留農薬等のポジティブリスト制度がどのようなものか、本日の意見交換会の前に知っていましたか。
  1 知っていた 56 (35.0%)
2 おおむね知っていた 91 (56.9%)
3 ほとんど知らなかった 10 (6.3%)
4 知らなかった 1 (0.6%)
 
Q4 本日の意見交換会の内容は、満足できましたか。
  1 できた 13 (8.1%)
2 おおむねできた 89 (55.6%)
3 あまりできなかった 37 (23.1%)
4 できなかった 6 (3.8%)
SQ1 その理由はなんですか。
  【消費者(団体を含む)】
・輸入野菜や加工食品に残留農薬基準ができたことは食品の安全についてさらに前進したと言える。
・様々な立場の方の話が聞けた。
・不安を全部除去できることは難しいと思った。それぞれの立場の方の話はおおむね理解できるが、川下から川上まで徹底した周知は難しいと思うので、不安は解消できないと思った。
・どんな趣旨で開催だったのか?説明会なのか取組交流なのか不明。誰を対象にしているのかもよく分からない。
・いろいろな立場の方の考えをきくことができた。
【農林漁業(団体を含む)】
・考え方は分かるが実例が少ない。
・ポジティブリスト制度の名称が一般国民になじまない。口で説明、理解できるような名称を採用すべき。
・ポジティブリストは、使用した結果の判定。農薬については農薬取締法があり、農薬を安全に使うための資料(使用基準)があり、それを守れば安全だというりっぱな基準がある、せっかく基準を守って使用しているのに、使用には何も変わらないはずなのに、ポジティブリストだけが、大きくなっているのはおかしいのではないかと思います。
【食品加工・製造業(団体を含む)】
・実際の違反ケースと対策が見えるまでは想像の域を出ない。
・生産者、消費者の不安がよく分かった。
・各農業関係者の意見が聞けたため。
・内容を把握できたから。
・この制度によって、新たな問題点が見えてきた。
・何となく制度の意図することが理解できた。
・再度内容について確認できた点。生産者、消費者の生の声が聞けた点。最終的なところが全て曖昧である。
・行政以外の意見が聞けたから・特にセブンイレブン・ジャパンの伊藤氏の話は実践的であった。
・生産者、消費者の立場での考え、不安などが聞けたので。
・各々の主張意見は理解できる。それらを踏まえて今後政府がどう対応するか、先発諸外国の事例を元に活動することを期待している。
・パネルディスカッション
・パネラーは各段階の際立った代表であり、現実とはかなり外れている。
・国は制度を作っただけ。
・回答が制度・仕組みに関することのみに言及しており、一番基となる生産者の現状が把握されていないものだった。
・内容が曖昧です。
・さまざまな立場からの意見が聞けたから。
・厚生省及び農水省の説明がはっきりしない。
・検査は義務ではないが、求められればやらなければならなかったり、求められなくても、やっておく必要があり、そのコストなど負担が大きい。誰が保障してくれるのか?
・理解しにくい。
・具体的でない。
・薬について規制ができないから、使っても良い農薬を定めたのがポジティブリストである、という根幹命題がどうし
てこのような事態を招いたんでしょうか?
・基準値のみが明確であり、責任の所在の特定はできるのか疑問である。家庭での農業取り扱いの指導も、又ホームセ
ンターでの販売者責任はどうなのか、不明確である。
・生産者の声が少しでも聞けたこと。
・様々な立場の人の意見が聞けて、参考になる部分が多かった。
・消費者の方からの意見がとても参考になった。

【食品流通業(団体を含む)】
・対応方法について、見解の間違いを知ることができた。
・資料がたくさんあってわかりやすい。
・行政と民間との温度差があったと思うが、それを認識できたと思う。
・回答が具体的でない。
・ポジティブリスト制度施行にあたり、回収処置後の行政の対応は?特に被害にあった(個人に面積のない場合)生産
者への保障などは国として或いは行政としての対応の説明などが出されなかった。
・生産段階の悩みは消えない。
・農薬を使用した農家の責任が大きいわけですが、農家一人一人はそこまでできているのか。(不安)作る人が減るの
では。
【小売業(団体を含む)】
・国が一番、軽く考えているのではないかなぁという感じ。どうせならドイツと同様に手順を踏んで進めるべき。やはり、国の民間への情報伝達、周知徹底が遅い気がする。PSEマークの時と同様に後手にならないようにしてほしい。
・具体的な内容が乏しい。加工度の高い食品に対して詳細な説明がない。生鮮のみの話が多く、非常に残念です。
・生産から流通までで心配されている事への具体的な回答がされていない。公表、報道、ドリフト問題。
・知りたいことを知り得なかった。
・消費者団体質問ピンボケ。農水省逃げ腰。
【行政関係・独法関係者】
・異なる立場の人々がどのような取組をして、何が課題なのかわかった。
・やはり、小林さんすばらしい、一番見通している、と。がんばって下さい小林さん。
・制度の周知がなされた。よりよい意見交換ができた。
・一定の理解が得られた。
・消費者団体・JA・食品加工etcの意見を聞けてよかった。
・様々な立場の方の意見、疑問を聞くことができたこと。
・ほぼ各段階の代表者で意見交換できた(会場にもマイクを向けたのはよかった)。
・それぞれの立場の方々の意識などのとらえ方が多少なりともわかった事。
・JA栗っこの人はポジティブリスト制について詳しくないのでは?いわゆる担当者ではないように思える。仙台市消費者協会の人は思いこみが過ぎるのでは?自分自身を基準として全ての消費者を語っている。
・説明が生産者よりになっている気がする。場所柄仕方がないとは思うが。
・制度については理解できたものの、もう少し各業界から意見の吸い上げはできなかったのか、本当になされたのか。
・単なる質疑応答だけでなく消費者と生産流通サイドとの相互理解を引き出すような進行はできなかったのかと思う。コーディネーターのまとめがなかったのも残念だった。
・いろんな立場の方々のいろいろな意見がきけたので理解が深まった。
・様々な方のお話が聞けたため。
・具体的なので。
【民間試験検査施設】
・結論が曖昧な部分もあったが、多くの情報を得られ、役に立った。
・最終的なところが全て曖昧である。
【その他】
・フロアの方の質問が現場の問題を的確に質問してそれに明確な回答をしているので。
・あまり具体的な話がなかった
・WTO体制におけるcodexに準拠したルールの説明不足(SPS・TBT協定及びOTO等)及び食品安全基本法との関係など
・最初のパワーポイント(農水、厚労省)で要点を押さえ、その後関係者による多角的な視点で。制度を見たところが良いと
思ったから。

 
Q5 日常業務や日々の食生活に今回の内容を活用できると思いますか。
  1 とても思う 22 (13.8%)
2 まあまあ思う 79 (49.4%)
3 あまり思わない 41 (25.6%)
4 ほとんど思わない 5 (3.1%)
SQ1 そのように思われた理由はなんですか
  【消費者(団体を含む)】
・守られているのかどうかのチェックがわからない
・どんな趣旨で開催だったのか?説明会なのか取組交流なのか不明。誰を対象にしているのかもよく分からない。
・導入されたばかりで、現実的な問題はこれからだと思います。
【農林漁業(団体を含む)】
・うわずみをすくった程度の内容だった。もっと時間をかけて深いところまで話し合ってから施行されるべき。
【食品加工・製造業(団体を含む)】
・更なる勉強が必要と考えられる。
・管理のポイントがある程度見えてきた。家庭で使う農薬についても。
・食の安全に気をつけているから。
・ポジティブリストについて知識を深めたから。
・業務上、相手に対し説明できる。
・原材料の安全性について関心が深まるだろうと思う。
・問い合わせを受けて返答に困ることについて、ある程度ヒントとなるものがあったから。
・日常業務には得るところはあるが、日比野食生活にはあまり役立たないように思う。
・現実は「食衛法第11条と書いてハンコを押せ!」というような要求もある。国は各段階のリスクコミュニケーションを自ら行うべき。一般の一売店は全くわかっていないのが現実。国はほうれん草の問題を期に、農畜産物の輸入品についての管理義務を各業者に押しつけたのでは?
・「安心、安全」と思ってマーケットを信頼しているから品質より低価格商品を求めている(国民の関心が低いため)
・制度の概要がおおむね理解できたから。
・他の人に意見を求められた時、今日の内容を伝えられる。
・今日聞いた限りにおいては、生産・加工・流通・販売・行政での取組が統一されていない。今後の改正、変更
などへの対処は必須。
・ドリフトに対するロットなど何となくあいまいな部分が多かった。農業などあまりなじみがないので自分の食生
活に活用は難しい。
・セブンイレブンジャパンの伊藤様の取組についての説明がとても分かりやすかったため。

【食品流通業(団体を含む)】
・内容が厳しい。人間の日常業務の能力範疇を超えている。
・安全と言うより、安心できる食品が増えると思う。
・消費者の考えや、行政の他での取組を知ることができたから。
・一般市民は理解していないと思う。
・法律が施行されてみなければ分からない場面がある。
・制度の中身が理解できた。関係先からの問い合わせに対しては、ある程度答えられる。
【小売業(団体を含む)】
・加工品についての情報があまりにも少ない。
【行政関係・独法関係者】
・具体的なので。
・他の立場の人の取組状況などの質問がある(例:食品製造者から原料生産者についての質問等)
・行政と各関係団体との情報の共有が大事な事が認識させられた。
・自分の立場としては消費者や生産者、関係機関との関わりが多いため、疑問など知っておくことで、対応することができるため。
・活発なためのナマの情報が得られた。
・従来通り対応するのみ。対応に変化はない。
・異なる立場の人々の現状把握ができたため。
・各業界の取組が理解できたから。
・具体的な事例などを見せて頂けたので。
・違う方向からこのポジティブリスト制度を考えることができ、やるべきことを絞れたため。
【民間試験検査施設】
・全ての食品の検査がされているわけではないので。
【その他】
・コーデックスルールにおける「表示」との関係など、具体的な説明がない。
・まだまだ私がかみ砕くことができていないが、資料は活用できると思うから。

 
Q6 以下のそれぞれの設問について、【意見交換会に参加する前】、【意見交換に参加して】当てはまるものを1つ選んでください。
  (1)残留農薬等のポジティブリスト制度への印象について
【意見交換会に参加する前】
  1 よい印象 38 (23.8%)
2 どちらともいえない 72 (45.0%)
3 悪い印象 9 (5.6%)
【意見交換会に参加した後】
  1 よい印象 33 (20.6%)
2 どちらともいえない 77 (48.1%)
3 悪い印象 8 (5.0%)
(2)生産者、食品等事業者の残留農薬等への取組について
【意見交換会に参加する前】
  1 信頼できる 23 (14.4%)
2 どちらともいえない 88 (55.0%)
3 信頼できない 9 (5.6%)
【意見交換会に参加した後】
  1 信頼できる 42 (26.3%)
2 どちらともいえない 74 (46.3%)
3 信頼できない 4 (2.5%)
(3)残留農薬等のポジティブリスト制度への理解について
 【意見交換会に参加した後】
  1 理解が深まった 68 (42.5%)
2 変化なかった 40 (25.0%)
3 よくわからなくなった 8 (5.0%)
SQ1 なぜそのようにお感じになりましたか。
  【消費者(団体を含む)】
・農薬使用における生産者の不安は今後どのように解消されていくのか、について行政の回答が不明確。展望が見えない。
・消費者としてはより安心・安全な食料を手に入れることができるようになると思うが、生産者の方の「今までは自己責任で管理できたものがポジティブリスト制度になって、そうではなくなった。自分の生産物に確固たる自信がもてなくなった」というお話をきいて、制度をきちんと運用していくということは、かなり生産現場にとっては大変なことだと思う。
・資料5の旧法で検出されていた農薬が新法で検出されなくなる輸入野菜があることが不思議。この辺りをもっと詳しく説明してほしい。
・具体的な生産の現場で制度が守られるのか不安がある。
・それぞれの立場の方の発言はよくわかったが、法律を施行した後に、問題が出てくるのではと思った。
・立場での理解に温度差があり、信頼性に疑問がある。
【農林漁業(団体を含む)】
・生産現場とすれば、今まで以上に注意が必要
・農薬使用者は自由に購入でき、農薬メーカーの側にも購入者(使用者)への使用基準、方法を責任もたせる法律を強化すべき。ドリフト被害になった生産者(保険制度を活用)対策を行うべき(無保険対策として国家保険も制度化すべき)
・全般的に理解が薄いのではないでしょうか?
【食品加工・製造業(団体を含む)】
・事前に調べておいた内容とほぼ同じ。
・施行された以上守らなければいけませんが、完全に結果が出るには、まだ時間がかかりそうです。
・生産者から消費者までの話が聞けて双方の意見が理解できた。意見交換会の時期が遅い。もっと早くお互いの意見を採り上げ実施段階での具体的な指導に移れるようにすべきでないか。
・参加することにより共有できたから。
・加工メーカーとしては販売者、消費者のポジティブリスト、リスクに関する理解、了解が必要。そのような場になっていて良かった。より深めてほしい。
・非常に詳しく説明していただけたから。
・何故かピンとくるものがなかった。
・行政対応が遅い(国民へのアピールが悪い)
・140項目のQ&Aは分かりにくい。一般小売店や農家には理解不能。
・生産者の努力が。
・知らなかったことや、知識を深められた。
・基準があると言うことは検証が必須であるということと同義。検査は必要と思います。品目毎のピックを5種くらいにしぼるべき。
・色々な方の取組、行政の考えが聞けたから。
・すでに理解していた内容だったので。
【食品流通業(団体を含む)】
・もともと知っていた事が多かったのと、意見も予想内だったので
・段階的に明確な理解を得ないと…、誰のための法律なのか。一般消費者中心に立たないと分かりづらい部分が多すぎる。
・現状では各段階の混乱は収まらない。/青果物卸売業者です。ここ数日間で「青果物の生産履歴を下さい」「青果物の生産履歴
はどこにいけばもらえるのですか」という要望がありました。生産履歴がないと納入できないというお話でした。総菜弁当製造メー
カー、食材販売会社、原材料納入メーカーの方々です。生産者は履歴を記帳しているはずですが、買うか買わないか分からない
ものを多数の品目、多数の出荷者のものを全て集めるのは不可能に近いです。どう考えても、物理的に無理な話と困惑しておりま
す。納品先からの調査用紙持参できたところもあります。農薬の検査、分析についての要求はあまりありませんが、「農薬の使用実
態」「原材料の適正管理」イコール「生産履歴を集めること」につながっているような気がします。また、どこかの業者の対策をまねて
他の業者も同様の対策という構図にもみえます。セブンイレブンさんのお話を聞いても、結果としては生産履歴を集めること
に納入業者はなると思います。
【小売業(団体を含む)】
・専門の方々からの説明を受けられたため。
・誰のための制度なのか分からない、制度を複雑にすることで食品の価格がより上がり、消費者のためになっているといえるのでしょうか。
・加工品の方が多く流通している市場で、詳細な方針(試験方法、本当に検出できるのか)が全くない。
・今まで知っている範囲内で、具体的でなかった。
・ポジティブリスト制の一番の問題、生産者農協が一番苦しんでいる問題、ドリフトの問題が全く方針が示されていない。
・生産者立場の理解。
【行政関係・独法関係者】
・研修などで知っていた。
・多様な課題に気づかされ、考えていく方向がはっきりした点が多かった。
・ポジティブリスト制は、多々ある食衛法の制度の一つでしかない。あまりにナーバスになりすぎているのでは?健康被害の及ぶような緊急なもの(食中毒など)への対応の方が重要だ。
・各段階、各関係者が責任を持って取り組む必要を感じたから。
・根本的にポジティブリスト制は生産現場のことをよく知らない者が作った制度であり、無理がある。厚生省農水省の回答も
的はずれである。
・意見をどういう風に利用されるのか知りたい。
・食品など事業者の本制度に対する考え方や誤解している点について把握できたため。
・各立場の取組、悩みなどが聞けた。
・いろいろな方の立場から話が聞けた。
【民間試験検査施設】
・各業界ごとの問題点がうきぼりになったところ。
・様々なケース、危害要因が多く存在している。現場の意見が聞けたため。
・検査対象農薬の範囲がはっきりしない。ドリフトの件とか。

 
Q7 本日のリスクコミュニケーションの進め方についてお尋ねします。今回のリスクコミュニケーションは、第一部を各関係者からの講演、第二部をパネルディスカッションや、意見交換の形式として行いました。このような構成で、良かったと思われる点や、改善すべきと思われる点につきまして、お気づきのことがありましたらご記入ください。
  1)良かったと思う点
  【消費者(団体を含む)】
・流れとしては良かったと思う。
・身近な立場の人の意見を聞けたのは良かった。(内容は別)
【食品加工・製造業(団体を含む)】
・各分野での責任を守ることで保障する体制を作っていくことの考え方。
・国内における生産者の生産管理について知ることができて良かった。
・とても理解しやすかった。
・それぞれの立場が分かった上で議論を聞けたので良かった。
・総合的な内容が理解できた。
・ドリフト問題が取り上げられたこと。
・広範囲の参加者によるコミュニケーション
・このような機会を各地で行っているところ。様々な業界の方から政府の方の意見が聞けた。
・フロアの人から意見が出ていた。
・他の人(業種)の考えが分かった。
・パネルディスカッションでパネラーと会場の来訪者との間で理解が深まった。
【食品流通業(団体を含む)】
・いろんなポジションの方が、担当者として取り組んでいるのが分かった。
・パネリストとして仙台消費者協会の会長さんなど官僚以外の専門家の説明があり、より生活者の目線での説明がよかった。
・パネルディスカッションの時間が長かったのがよかった。
【小売業(団体を含む)】
・ある程度、不明な点が理解できた。
・パワーポイントなどの説明、資料は良い!
【行政関係・独法関係者】
・とてもよかった。
・第一部で各分野の取組、第二部では質疑応答的なディスカッションができたこと。第一部がない場合、パネルディスカッションが講演っぽくならずに済んで良かった。
・講演でポイントをおさえて、パネルで具体な話ができた。
・コーディネーターが良かった
【民間試験検査施設】
・会場からの意見、質問などがたくさん出たこと。
・分かりやすい

2)改善すべきと思う点
  【消費者(団体を含む)】
・二部のパネルディスカッションの司会者が不適当。もう少し内容を聞き取って。
・戦災復興記念館は狭いので長時間に渡る時には使用しないでほしい。
・関係者という意味が不明。ポジティブリスト制度の関係者は何を持って決めているのか?
【食品加工・製造業(団体を含む)】
・「消費者=善または被害者」と考える発言が気になる。消費者の知識不足や、情報を自ら収集する努力について、考えていないように感じられた(パネラーが偏っている?)
・第一部の講演は台本通りの説明で新鮮みがなかった。時間が短いためとも思えるが。
・国外における生産者の生産管理について知りたい。国としてどのように監視、巡視しているか?
・なし。
・具体的事例を挙げ、分かりやすく説明してほしい。
・第一部では具体的事例が少なかったように思います。加工食品とか、稲作、野菜類とかに分けて進行した方がよかったと思います。範囲が広すぎて話がぼけてた気がします。
・内容が多いので時間を延ばしてほしい。
・来場した人のほとんどはまだこの制度をよく分かっていないのでは?
・質問の時間をもう少し長くしてほしかった。
・意見交換会はとても有意義だった。時間が足りないくらいでした。
・意見を参加者から集めた方がいい。
・問題点のポイントが不明確だった。
【食品流通業(団体を含む)】
・生産者サイド(JA以外仲卸市場、生協以外の量販店の参加)
・全般的な内容が多く、具体的な中がなかった。
・どの食品は何を検査して、とはっきり分かった方がよい。
【小売業(団体を含む)】
・大切なディスカッションの割にあまり激しい議論が出ないのが不思議。国も民間もあまりあせってないのでは。
・事前にテーマを決めるべき(分類など、分けて)
【行政関係・独法関係者】
・NHKで放映、放送してほしい。ビデオ化。
・パネルディスカッションはもう少しフロアの人の意見に答えてほしい。
・コーディネーターの手元に、今回参加した会場の方の名簿があると良かったのでは。話の振り方がスムーズになるのではと思います。
・スーツを着た人ばかりで、農家の人があまりいないのが残念。
・みなさん、きいてるだけであまりディスカッションになってなかった。
【民間試験検査施設】
・第一部をもう少し検討してもらいたい。
【その他】
・もう少し、パネラーから具体的な話をききたかった。具体的に生活にどのような影響が出るのか、消費者の視点がほしい。
 
Q8 今後の厚生労働省のリスクコミュニケーションとして行って欲しい課題は何ですか?(当てはまるものを3つ以内)
    1 食品中に混入する汚染物質(メチル水銀、ダイオキシン等)の問題 13
2 食中毒に関する問題 14
3 検疫所や保健所の監視指導に関する問題 18
4 健康食品に関する問題(表示を含む) 19
5 遺伝子組換え食品に関する問題(表示を含む) 22
6 食品添加物に関する問題(表示を含む) 36
7 家畜の病気(BSE、鳥インフルエンザ等)の問題 23
8 残留農薬、残留動物用医薬品に関する問題(表示を含む) 17
9 輸入食品に関する問題(表示を含む) 30
10 上記以外の食品の表示に関する問題 8
11 トレーサビリティ 23
12 その他  
   

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