リスクコミュニケーションアンケート集計結果(平成18月3月27日開催:新潟市)

参加人数
289 名
アンケート回答者数   139 名   回答率 48.1%

Q1 ご自身について、ご回答ください。
  1 消費者 15 ( 10.8%)
2 食品等事業者 73 ( 52.5%)
  1 農林水産業 3  
2 製造・加工業 43  
3 卸売業 18  
4 小売業 6  
5 業界団体 2  
6 その他 1  
3 マスコミ関係 14 ( 10.1%)
4 地方公共団体職員 21 ( 15.1%)
5 試験検査施設 6 ( 4.3%)
6 その他 10 ( 7.2%)
 
Q2 本日の意見交換会の開催について、何でお知りになりましたか。
  1 ホームページ 48 ( 34.5%)
  1 厚生労働省 13  
2 農林水産省 5  
3 食品安全委員会 4  
4 新潟県 18  
5 その他 4  
6 記載なし 4  
2 新聞記事 6 ( 4.3%)
3 雑誌記事 4 ( 2.9%)
4 ポスター又はチラシ 4 ( 2.9%)
5 所属団体からの連絡 64 ( 46.0%)
6 その他 9 ( 6.5%)
  地方農政局  
保健所  
食品安全モニターのお知らせ  
FAX  
関連商社の案内  
県食の安全安心委員会  
上司  
 
Q3 本日の「食品に関するリスクコミュニケーション」に参加された目的は次のどれですか。(当てはまるものを全て)
  1 関係省庁の食品安全行政の取組の内容を知るため 49 ( 35.3%)
2 リスクコミュニケーションの取組について知るため 35 ( 25.2%)
3 輸入食品の安全性についての知識を深めるため 45 ( 32.4%)
4 残留農薬等のポジティブリスト制度についての知識を深めるため 118 ( 84.9%)
5 常日頃から抱えている食品の安全性に係る意見を行政に表明するため 5 ( 3.6%)
6 その他 2 ( 1.4%)
  講義に反映させたい
記載なし
 
Q4 演者からの説明についてお伺いします。その説明内容について、十分に理解することができましたか。
  1 できた 21 ( 15.1%)
2 おおむねできた 88 ( 63.3%)
3 あまりできなかった 24 ( 17.3%)
4 できなかった 3 ( 2.2%)
SQ1 (Q4で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
十分に理解することができなかった理由は次のどれですか。(当てはまるものを全て)
  1 用語など内容が理解しにくい 12  
2 説明資料が見にくい 4  
3 説明が聞き取りにくい 4  
4 自分が理解していることとは異なる説明である 5  
5 その他 9  
  説明が早すぎる
具体的な説明が少ない
内容が多すぎる
説明が一本調子
結論が出ない
 
 
Q5 本日のリスクコミュニケーションについてお尋ねします。意見交換は分かりやすく、議論の内容等について理解できましたか。
  1 できた 10 ( 7.2%)
2 おおむねできた 93 ( 66.9%)
3 あまりできなかった 24 ( 17.3%)
4 できなかった 2 ( 1.4%)
SQ1 (Q5で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
理解できるようにするためにはどうすればよいと感じますか。(当てはまるものを全て)
  1 専門用語は解説を加えるなど、できるだけわかりやすく説明する 6  
2 説明がだらだらと長いので、要点を簡潔に述べる 9  
3 内容毎に区切って意見交換を行い、議論が拡散しないようにする 7  
4 最初に全体的な意見交換の流れがわかるよう説明する 4  
5 その他 8  
  対象が幅広くポイントが絞られていない
具体的な説明が少ない
パネリストは自分の役割を演じているようだった
パネリストの説明が長い
事前意見に対する回答を予め連絡しておく
 
Q6 本日のリスクコミュニケーションの内容についてお尋ねします。満足できましたか。
  1 できた 9 ( 6.5%)
2 おおむねできた 82 ( 59.0%)
3 あまりできなかった 29 ( 20.9%)
4 できなかった 3 ( 2.2%)
SQ1 (Q6で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
理解できるようにするためにはどうすればよいと感じますか。(当てはまるものを全て)
  1 最初の説明が難しく、理解が深まらなかった 2  
2 意見交換の時間が短い 4  
3 説明等が一方的で意見交換になっていない 9  
4 論点がぼやけるなど、意見交換の進め方に問題がある。 17  
5 意見交換して欲しい意見が取り上げられなかった 3  
6 その他 6  
  無理矢理施行しようとしている。現場のとまどいとして不満
国産品についての取組がわからなかった。分析法が確立していなくてどうするのか?
無農薬生産者や生協関係者もパネリストに加えるべき
現実問題をもっと把握した上で回答してほしい
記載なし
 
Q7 以下のそれぞれの設問について、【意見交換会に参加する前】、【意見交換に参加して】当てはまるものを1つ選んでください。
  (1)輸入食品の安全対策の内容について
【意見交換会に参加する前】
  1 知っていた 78 ( 56.1%)
2 知らなかった 49 ( 35.3%)
【意見交換会に参加して】
  1 理解が深まった 85 ( 61.2%)
2 変化なかった 35 ( 25.2%)
3 わからなくなった 2 ( 1.4%)
(2)輸入食品の安全対策について
【意見交換会に参加する前】
  1 安心していた 18 ( 13.0%)
2 どちらともいえない 73 ( 52.5%)
3 不安だった 33 ( 23.7%)
【意見交換会に参加して】
  1 安心感が高まった 30 ( 21.6%)
2 変化なかった 85 ( 61.2%)
3 不安感が高まった 10 ( 7.2%)
(3)残留農薬等のポジティブリスト制度の内容について
【意見交換会に参加する前】
  1 知っていた 101 ( 72.7%)
2 知らなかった 25 ( 18.0%)
【意見交換会に参加して】
  1 理解が深まった 75 ( 54.0%)
2 変化なかった 45 ( 32.4%)
3 わからなくなった 7 ( 5.0%)
(4)残留農薬等のポジティブリスト制度への印象について
【意見交換会に参加する前】
  1 安心していた 15 ( 10.8%)
2 どちらともいえない 66 ( 47.5%)
3 不安だった 47 ( 33.8%)
【意見交換会に参加して】
  1 安心感が高まった 28 ( 20.1%)
2 変化なかった 78 ( 56.1%)
3 不安感が高まった 20 ( 14.4%)
(5)厚生労働省の取組(リスク管理やリスクコミュニケーション)について
【意見交換会に参加する前】
  1 信頼していた 17 ( 12.2%)
2 どちらともいえない 88 ( 63.3%)
3 信頼していなかった 21 ( 15.1%)
【意見交換会に参加して】
  1 信頼感が深まった 34 ( 24.5%)
2 変化なかった 76 ( 54.7%)
3 不信感が深まった 16 ( 11.5%)
SQ1 Q7の(5)で厚生労働省の取組について「3信頼していなかった」、「3不信感が深まった」と回答された方にお尋ねします。何が問題だと思われますか。
  EUに毎年多くの日本人が行っている中、BSE全頭検査を続けていること自体ばかげている。
現場をよく理解できていないように思われる。このままだとポジティブリスト制度の導入により混乱を引き起こすだけで実情はあまり変わらないのではと危惧する。もう少し時間をかけて議論を深めていくべき。
国民に対してもっと説明及び理解を求めるべきである
このような意見交換会を少なくとも1年前に行ってほしかった
生産物(農産物)に使用しているものが何であるか知る方法とその証がわからない
食料自給率向上対策について、農水省との連携が施策に見えない
八方美人の回答しか聞けなかった。
もっと早い対応が必要
米国産牛肉問題や新潟県の米を巡っての安全基準が一定していない不安をいだいていた。
ポジティブリスト制度について、制度としては安心できるが、手数が今まで以上にかかり、高齢化している農業者への手助けも必要ではないか。
行政が実施していることが実態にそぐわないため、意見を聴いても納得が得られなかった
理解してもらえるように努力するといっても、真剣みに欠ける。
情報公開が不十分だった
分析値を求められることに終始するはずである。生産者、製造業側のコストも膨大だと思う上、すべての方に正しい理解を得られるのは難しいと感じる
 
Q8 輸入食品及び残留農薬について、何が問題だと思われますか。
  残留農薬の検査を小売業から生産・加工業者に求めることになるのではと思うが、検査の強要を取り締まる法律でも作らないと追いつかない状況になっていると思う。もっと危機感を持って残留検査に対処してほしい。
トレーサビリティーがどこまでできるか。使用農薬の把握。ドリフト問題
流通、消費者等関係者への説明不足
安全基準の具体的な確認方法が今ひとつ一般消費者に明確でないこと
日本人のゼロリスクシンドローム
米国産牛肉問題のように、輸出国側の認識・理解がどれほどなされているかが問題
基準に違反していたら回収しなければならないメーカーにとって、ADIからみて安全性に問題がないというのはおかしな話であり、その辺が非常に問題だ。
迅速な検査体制の確立と違反防止策の確立
検査法がないのに基準があること
米国の飼料等に関する農薬基準が不確かであり、ポストハーベストも絡んで、日本の農政に非常に不安、不満を持っている。
分析機関による証明書ビジネスが確立されること
安全基準を守って栽培された果物・野菜であるという表示がほしい。
輸出国の現状把握が充分できているのか不安。自給率を上げることが最も優先
農薬の使用量
消費者、流通末端の過度な反応
どのように保証体制を整えればよいのか、企業毎に考えややり方が異なり、不安になる
検査を実施してもサンプリング検査であり、すべて安全とは限らない
水際の監視員の数が不十分ではないか
 
Q9 本日のリスクコミュニケーションの進め方についてお尋ねします。
 今回のリスクコミュニケーションでは、第一部をテーマに関する説明、第二部にパネルディスカッションと意見交換としています。リスクコミュニケーションの構成、テーマの選定、募集方法などリスクコミュニケーションのあり方全体について、良かったと思う点、改善すべきと思う点につき記載下さい。
  1 良かったと思う点
  パネルを見なくてもよく、資料が揃っていた。
消費者の生の意見が聞けた。様々の立場の話が聞けた。
テーマがタイムリーであったこと
事前説明があったこと
事前に参加者の質問を募集し、開催時に回答を用意していたこと
生産者の問題点が上がった
わかりやすい言葉に努めてくれた
途中に休憩があったこと。
テーマが2つだったこと。
生産者のパネリストの説明がわかりやすく、共感した。
検査の重要性よりも栽培管理が重要であることが確認できたこと
会を開催したこと
理解が深まったこと。輸入品についてのチェック体制がわかったこと。
法整備されても、食品(特に、遺伝子組換え食品)に対する理解度が低いことがわかったこと。
2 改善すべきと思う点
  資料の一部にはマンガやアニメのようなわかりやすい表現方法を取り入れてもらいたい。
一般的な説明ではなく、具体的に回答してほしい
専門用語は2〜3回反復して説明してほしい
進め方は問題ないと思うが、流通への検査書の提出についてなど、行政のPR不足が大きいので改善すべき。
パネリストの選定
説明の場になっているだけで、行政は意見に基づいて何か変更しようという考えはあるのか。
テーマを絞ってパネルディスカッションした方がよい
どうすればよりよい方向に向かうのか具体的な意見を求めるべき。法律の施行に対しての移行に伴う問題点についてもっと意見を求めてほしい
参加人数が制限されたこと
消費者等に多く参加してもらえるようにするべき
説明時間が短い。パネルディスカッションの時間が短い。
もっと早い時期に開催してほしい。
基準の決め方がわかりにくく、説明が不十分
質問に対してベルをならすのは最低なやり方。しっかりと聞くべき
夜間や土日開催を考えない主催者の姿勢こそがリスコミを難しくしている要因ではないか
違反した場合の罰則の紹介があればよかった。
会場選び(新潟テルサなど、駐車場も広く、無料の所にしてほしい)
パネリストの話す時間が長い
食品衛生法は「衛生」を使っており、軽々に食品「安全」行政という語を使いるべきではない。
ADIの説明が教科書的過ぎる
食糧自給率が40%の国で食料をすてている現状についての政策も必要
業者に対する意見・要望の会になっていたように思う。対象者を絞る必要もあるのでは?
 
Q10 今後の厚生労働省のリスクコミュニケーションとして行って欲しい課題は何ですか?(当てはまるものを3つ以内)
  1 食品中に混入する汚染物質(メチル水銀、ダイオキシン等)の問題 23 ( 16.6%)
2 食中毒に関する問題 14 ( 10.1%)
3 検疫所や保健所の監視指導に関する問題 21 ( 15.1%)
4 健康食品に関する問題(表示を含む) 30 ( 21.6%)
5 遺伝子組換え食品に関する問題(表示を含む) 27 ( 19.4%)
6 食品添加物に関する問題(表示を含む) 31 ( 22.3%)
7 残留農薬、残留動物用医薬品に関する問題(表示を含む) 52 ( 37.4%)
8 輸入食品に関する問題(表示を含む) 31 ( 22.3%)
9 上記以外の食品の表示に関する問題 5 ( 3.6%)
10 その他 5 ( 3.6%)
  加工食品について
BSE検査、安心と安全の違い
食品衛生法に基づく規制
輸入農産物及びその加工品の表示
天然物質・マイコトキシンの毒性

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