リスクコミュニケーションアンケート集計結果(平成17年6月24日開催:福島県郡山市)

参加人数  200名    
アンケート回答者数  132名  回答率  66.0%
Q1 ご自身について、ご回答ください。
  1 消費者 27 (20.5%)
2 食品等事業者 41 (31.1%)
  1 農林水産業 4  
2 製造・加工業 15  
3 卸売業 11  
4 小売業 6  
5 業界団体 3  
6 その他 2  
3 マスコミ関係 1 (0.8%)
4 地方公共団体職員 36 (27.3%)
5 試験検査施設 15 (11.4%)
6 その他 11 (8.3%)
 
Q2 本日の意見交換会の開催について、何でお知りになりましたか。
  1 ホームページ 47 (35.6%)
  1 厚生労働省 18  
2 農林水産省 25  
3 他ホームページ 0  
2 新聞記事 0 (0.0%)
3 雑誌記事 4 (3.0%)
4 ポスター又はチラシ 10 (7.6%)
5 その他 66 (50.0%)
  文書で    
県から連絡    
東北輸入食品検疫協議会からの連絡    
会社への通知    
団体からの連絡    
福島県食品衛生協会からの連絡    
食品安全モニターからのメール    
農政事務所からの連絡    
 
Q3 本日の「食品に関するリスクコミュニケーション」に参加された目的は次のどれですか。(当てはまるものを全て)
  1 関係省庁の食品安全行政の取組の内容を知るため 45 (34.1%)
2 リスクコミュニケーションの取組について知るため 51 (38.6%)
3 輸入食品の安全性についての知識を深めるため 61 (46.2%)
4 残留農薬等のポジティブリスト制度についての知識を深めるため 89 (67.4%)
5 常日頃から抱えている食品の安全性に係る意見を行政に表明するため 7 (5.3%)
6 その他 5 (3.8%)
  食の安全性に関心があるため
意見を聞くため
トレーサビリティシステムの参考にするため
健康づくりの知識に生かすため
 
Q4 演者からの説明についてお伺いします。その説明内容について、十分に理解することができましたか。
  1 できた 22 (16.7%)
2 おおむねできた 89 (67.4%)
3 あまりできなかった 17 (12.9%)
4 できなかった 0 (0.0%)
SQ1 (Q4で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
十分に理解することができなかった理由は次のどれですか。(当てはまるものを全て)
  1 用語など内容が理解しにくい 13  
2 説明資料が見にくい 3  
3 説明が聞き取りにくい 3  
4 自分が理解していることとは異なる説明である 2  
5 その他    
  各省庁の取り組みではなく、どういう流れなのか理解できない。
まだ思案中の段階での説明で大枠は理解できたが、細部はさっぱり。
金曜日のP.M1:00は疲れているので、聞きたいのに眠くなってしまう。
   
 
Q5 本日のリスクコミュニケーションについてお尋ねします。意見交換は分かりやすく、議論の内容等について理解できましたか。
  1 できた 21 (15.9%)
2 おおむねできた 78 (59.1%)
3 あまりできなかった 24 (18.2%)
4 できなかった 0 (0.0%)
SQ1 (Q5で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
理解できるようにするためにはどうすればよいと感じますか。(当てはまるものを全て)
  1 専門用語は解説を加えるなど、できるだけわかりやすく説明する 11  
2 説明がだらだらと長いので、要点を簡潔に述べる 4  
3 内容毎に区切って意見交換を行い、議論が拡散しないようにする 5  
4 最初に全体的な意見交換の流れがわかるよう説明する 2  
5 その他    
  同じ事例でも立場によって見方が違いすぎる。農産物生産者の参加も必要
もっとゆっくり話をして欲しい。専門用語が多い説明であった。
はじめに論点をいくつかあげ、ディスカッションにしていただければよかったと思う。
質問する方に問題があり、一部に解らない点があったから。
関係者ごとを席割りして、「この人はどういう立場の人」かを明確にして、それぞれが自分の土壌を説明し、多くの意見を聞ければ良かった。
   
 
Q6 本日のリスクコミュニケーションの内容についてお尋ねします。満足できましたか。
  1 できた 9 (6.8%)
2 おおむねできた 83 (62.9%)
3 あまりできなかった 31 (23.5%)
4 できなかった 1 (0.8%)
SQ1 (Q6で「3 あまりできなかった」、「4 できなかった」と回答した方)
理解できるようにするためにはどうすればよいと感じますか。(当てはまるものを全て)
  1 最初の説明が難しく、理解が深まらなかった 4  
2 意見交換の時間が短い 3  
3 説明等が一方的で意見交換になっていない 7  
4 論点がぼやけるなど、意見交換の進め方に問題がある。 14  
5 意見交換して欲しい意見が取り上げられなかった 2  
6 その他    
  レベルが低い。

対象が広すぎて理解までには至らなかった。

農薬一律基準について議論が深まらず、農水情報官の農水(農家サイド)の立場の説明に対する厚労参事官の説明が寂しかった。

消費者中心の議論になりがちだった

お役所お得意の横文字がどうしてもわかりにくい。漢字に言い換えると考えていると何のことかわからなくなる。トレーサビリティについても、意見がありましたが、二年前ドイツの消費者センターで話を聞いた際、在住の通訳の日本人に、カタカナ言葉がナンセンスだと言われました。国民に分かりやすく説明しようとしているとは残念ながら思えないのです。

内容が物足りない

ポジティブリスト、一律基準は、日本の気象・地理的特異性を無視した動きであり、農水省は弱すぎる。看板から「農水」をはずすべきではないか。日本の「農」を守る慎重な検討がされなければ食糧自給率はますます下がる。となりの畑が守れない。
   
 
Q7 以下のそれぞれの設問について、【意見交換会に参加する前】、【意見交換に参加して】当てはまるものを1つ選んでください。
 
(1) 輸入食品の安全対策の内容について
【意見交換会に参加する前】
  1 知っていた 82 (62.1%)
2 知らなかった 44 (33.3%)
【意見交換会に参加して】
  1 理解が深まった 87 (65.9%)
2 変化なかった 37 (28.0%)
3 わからなくなった 3 (2.3%)
(2) 輸入食品の安全対策について
【意見交換会に参加する前】
  1 安心していた 11 (8.3%)
2 どちらともいえない 73 (55.3%)
3 不安だった 41 (31.1%)
【意見交換会に参加して】
  1 安心感が高まった 38 (28.8%)
2 変化なかった 72 (54.6%)
3 不安感が高まった 8 (6.1%)
(3) 残留農薬等のポジティブリスト制度の内容について
【意見交換会に参加する前】
  1 知っていた 71 (53.8%)
2 知らなかった 56 (42.4%)
【意見交換会に参加して】
  1 理解が深まった 86 (65.2%)
2 変化なかった 34 (25.8%)
3 わからなくなった 4 (3.0%)
(4) 残留農薬等のポジティブリスト制度への印象について
【意見交換会に参加する前】
  1 安心していた 13 (9.9%)
2 どちらともいえない 84 (63.6%)
3 不安だった 31 (23.5%)
【意見交換会に参加して】
  1 安心感が高まった 42 (31.8%)
2 変化なかった 69 (52.3%)
3 不安感が高まった 12 (9.1%)
(5) 厚生労働省の取組(リスク管理やリスクコミュニケーション)について
【意見交換会に参加する前】
  1 信頼していた 26 (19.7%)
2 どちらともいえない 81 (61.4%)
3 信頼していなかった 17 (12.9%)
【意見交換会に参加して】
  1 信頼感が深まった 42 (31.8%)
2 変化なかった 73 (55.3%)
3 不信感が深まった 7 (5.3%)
SQ1 Q7の(5)で厚生労働省の取組について「3信頼していなかった」、「3不信感が深まった」と回答された方にお尋ねします。何が問題だと思われますか。
  取り組んでも管理体制が整備されてないので、すり抜けがある。

過去、消費者側の立場にたっていなかったので。

・加工品、調理品の原料、原産国産地表示の可能性を追求して欲しい。特に、コンビニのおにぎり、弁当は毎日食べているので気になる。・日本の特異性を考慮しないポジティブリスト、特に一律基準は、隣の畑が守れず安易な判断、日本の農がまもれないのでは。

ポジティブリストについて、まだ十分に理解されていない。特に分析法とドリフトの問題。

「遺伝子組み換え大豆が飼料や表示義務のない大豆油などの加工食品の原料とされている」その飼料を食べた家畜は消費者に行くことになる。また、なぜ大豆油は表示義務がないのか。安全が確認されていない組み替え食品について行政はもっと踏み込んだ対応を望む。

不明な点が不安につながる。品質管理体制を確立し、情報(検査結果など)を公開することにより、安心が得られると思います。

安全対策、消費者をみた安全基準とは思われない。例えば、米国の添加物使用許可約150件というが、日本の場合350件以上使用許可されている現実。

・消費者側に立った取り組みではないように思われるため。・牛肉の輸入等アメリカ側に傾いているのでは?
基準値の設定参考資料がすくないのでは、予測できなかった・・・・後日、報道された事がある。
残留農薬のポジティブリスト外農薬、分析法確立。

特に輸入食品・農産物の検疫対策が増員したとはいえ、本当に少ない。また、マーケットバスケットも検体が不充分であり、対応が後手だと思う。

分かりやすいPRが不足!
安全と言われましても、テレビ新聞等の報道などで判断すると絶対安全とは信用できなかったので。
安全は大事だが、現実には出来ることと出来ないことがあるが、出来ないことを求められても・・・・。

机上での調査結果の発表。生産者の立場、消費者の立場としての本音。240種の農薬から700種になぜ増やす必要があるのか、これも間違い。

形式的な印象が強い。
回答の焦点がずれているものがある。
消費者から遠くかけ離れたところで、リスクコミュニケーションを行っているような感じがしたので。
準備が不充分な様子が伺い知り、暫定基準対応時、とても心配です。

農取法、食衛法改正の目的は「国民の健康保護」を第一義としていることは理解できるが、もう少し食品メーカーの立場にも立って欲しい。例えば、加工食品(複数原材料から成る)の基準超過の判断について、もう少し明確な基準などを設けていただきたいと考える。

輸入を行う商社などの農薬に対する認識不足、及び生産指導等の不徹底。
 
Q8 輸入食品及び残留農薬について、何が問題だと思われますか。
  安全性の確保に科学を導入するのはいいことだと思うが、いかに科学的に検証しても安全かどうかわからないのはたくさんあると思います。行政は「わからない」というのが嫌いなようですが、全てのデータをさらけだして「わからない」という勇気も必要なのではないか?

コンプライアンスが出来ているかどうか。

情報(管理)と制度の整合性

すべての輸入食品について、残留農薬の検査が行われていない点

生産者から流通業者、販売者のモラルが重要であり、それを管理指導が必要である。

専門用語で目に見えない世界。トータルでどう評価すべきかプラスとマイナス面で考えないと正しい判断とならないと思います。

残留農薬の検査法が確率されてないのでは?人、機会を含め、分析技術が追いつけるのか。また、検査件数を目標通り実施できるのか疑問である。

検査方法

日本の法の網をくぐった新たな物質の混入

輸出国は1国であってもその国で輸出品を生産している農家が沢山いるのですから、検査する食品を多く、又、EUやアメリカ人と日本人の体格体質は異なるのに、外国基準を参考にする場合、どの程度参考にするのか。

消費者の知識の不足

消費者の理解不足と勉強不足。

ポジティブリストが完全に出来るのか?測定は非常に大変だと思う。測定に時間がかかると思うが、全ての輸入品を測れるのか?

食糧自給率の低さを改善するのであれば、国内生産すれば良い。しかし、価格面で高くなるであろうから、消費者の方々は高いと言うだろう。「安全・安心」を選ぶのか、価格で選ぶのか、先ずどちらかを選択して話をはじめましょう。心配なら自分で作りなさい。

消費者の食品に対する意識改善

今回は全体的な(一般的)為に、もう少しつっこんだ内容が知りたいと思いました。現在、輸入果実について、表示について、防カビ剤、イマザリル、チアベンダソール、オルトフェニルフェノールだけ表示しかありません。農薬表示はありません。

輸入量が年々増え続けるので、何か問題になったときに、外交問題に発展する(特にアメリカ)

消費者として、輸入食品を使用する場合とても不安になるのは、どんな所で生産されていたのか、農薬はどんなものでどの位散布されたのか、いつ頃出荷されたのか。輸入食品は日本産よりも基準項目を増やし、安全性を最も重要視すべき。

検査内容の枠がどこまで拡大すれば安全といえるのか?見えない場所での生産であり、信頼性の担保が現状ではとれていない。もっと早く体制を整えて取り組むべき。

農薬は食物の安定供給の面なので、必要であると思うが、危険性と安全性が伝わってこない。輸入食品についても、輸入している基準が伝わっていないので、表示だけでは安全とはいえない。

中国から多量の野菜・加工品が輸入されているが、いろいろな規制ががまだゆるいという印象が強い。そのため、中国の食品は買う気が起きない。日本の農業を考えると、ただ価格が安いということのみが強まれば、ますます日本の農業は先細りしてしまう。

食品の安全性について、食品を見ただけではわからない。安全性に対する情報が少なく、閉鎖的である。企業よりの情報でなく、消費者サイドに立った情報開示が必要。

・安全性の問題(安心して次世代の人達へゆずって行けるか?)。・企業のモラルの問題。・生産者の安全意識の問題(計算上の残留分と実際に農家の方々が生産の際に使う量とのギャップなど)。・消費者の食生活の重要性の意識の問題(食育及び消費者教育など)。

中国等、行政指導が行き届いていない国に対して、自国のチェックだけでは足りないのではないかと思われる。極端な話、基準が守れない国からの輸入禁止等の国としての防御はできないのか?

日本の基準にあわせているのか。本当に使用基準を、守っているのか。輸送中の散布、ワックス散布はないのか。検査が抽出で大丈夫なのか。以上が心配。

パネラーの方も言われていた通り、運用と分析の部分に問題はあると思う。いずれにしても、消費者にとって良い制度だと思うので、スタート来年5月からということで、うまくいかない部分はその後少しずつ対策を立てていってもらえれば良いと思います。

データ不足。先ず食べるものであるから、どのような行程で日本にはいってきたのか、履歴がわかるようなデータを表示するべきではないか。

輸入先の国により、ある意味では国内産より安全なのではないか?国別情報が不足している。

地産地消と片方で言って、片方で安全性をうたっているところ。

消費者にどのぐらいの農薬をどのように使われているか目に見えない。

どんな農薬がどんな濃度で何回使用されて残留がどのくらい体に影響をおよぼすか全然わからない。

一般的消費者へ安全、安心に対するチェック体制の内容をわかりやすく情報の伝達、公表の方法。

輸出国の状況について、知らせることが必要。漠然とした不安のみがあり、国内と国外の基準が違うのではないかと不安が強い。

測定値と基準値との差と商品ラベルに記入するのか?

抜き取り検査の検体数の少なさ。海外の情報。

国内食糧自給率を高める事だと思います。農薬の使用量もわかるのではないかと思います。農薬の管理が出来る(使用量)。

輸入食品の安全性管理の体制が明らかになり、勉強になった。ポジティブリスト制の説明も参考になった。

国内事情と法体系の違い。Codexの普及度が外国によって違う。

輸出国の実態が明確されていないので、表示だけでは納得のしようがない。

一品一品については安全かもしれないが、それらをまとめて毎日食べていて安全なのかそれが心配。

・モニタリングの手法(分析を含む)・厚生労働省と農林水産省(国民を含めた)の国内農業への理解不足。

収穫後の散布薬品についてはあまり明確とは思えない。

日本での食糧自給率の低さ、それ故に輸入食品に頼らないといけない現実、手にするもの全て残留農薬について情報不足が問題である。

基準を定めていないアメリカが運用によっている点。アメリカはEUと同様の基準を定めるべきだし、日本も強く主張すべきである。

残留農薬について。一番は人間の良心の問題、それと違反の場合厳しい通達、時には罰も設けて欲しいと思います。一応薬ですのでお願いいたします。

全ての物は検査できない、検査できる量は国民が食べる量のほんのわずかである。

原産国によるが、生産するまでの内容が完全把握出来ていないと思う(消費者を守るだけの体制づくりがなってない)。

本来なら、地産地消がよいのであろうが、国の方針もあり、地産地消と言いながら、輸入もしている農薬、肥料、食品。自分で安全を見極める力を持ち、食育に力を入れることがよい。

輸入食品について、何となく日本の基準よりもあまいもの、よって、好んで口にしたくない物といった「思いこみ」があります。この辺を分かりやすく、理解出来るような方法(例えばですが、農水省では日曜18時にテレ朝でいい番組をやっているようです)で、思いこみを払拭してもらえればよいかと思われます。

残留農薬について、実際の生産者と消費者間での対話が必要。消費者は姿のよい農産物を求めるし、日本の国土では無・減農薬は非常に手間がかかる。価格上のせいにできる状況では、農薬使用はやむを得ないのではないか。消費者も自分で作ってみればわかるのでは。

(1)情報をもっと分かりやすく、中立の立場で開示することが大事。わからない=不安=有害と思う。これがベースにあると思う。(2)マスコミはもっと中立の立場での情報を流して欲しい。マスコミの現在の姿勢にも問題があると思います。(3)もっと人と予算を増やすべき(自衛隊よりも重要と思います)。

昨年、非農薬耕地用の除草剤がJA出荷物にかかり、縮れ症状は出たものの、残留農薬は検出しなかったことがあった。いつの時点での残留農薬検査が有効であるか、明記する必要があるのではないか?

農薬等の安全性について、情報の開示が充分になされていない。合成農薬は危険とのイメージが世間に浸透している。

・輸入品=悪・不安、残留農薬=悪・不安という立場から議論が始まること。・安全・安心を証明する方法、機器、考え方等を確率する必要。

(1)一律基準になる成分の分析法。・ドリフト・後作(場合によっては、「故意」による嫌がらせ)の整理。

検査体制、分析する農薬の種類と数、検査、分析の結果公表の仕方。

認知ギャップ。

消費者の農薬の安全性に関する理解不足。

海外(暫定基準を定める際に参考とする五カ国)以外の国からの輸入品が問題である。その国の農薬使用基準、もしくは残留基準と日本の法律との比較、問題となり得る化合物の抽出、情報提供を是非行って欲しい。

生産から消費までの過程が見えにくい。

自給率を上げ、国産を大切にしたい思いがあり、農家を大切にして欲しい。安心安全で安価な輸入品が増えるのは問題。

輸出国での農薬の使用基準が輸入国に通知があるのか。

情報公開を徹底すること。

問題というより、消費者にもっと情報の提供が求められる。

ディスカッションで比較的意見がだされたこと。それだけ関心事項だったと思う。
 
Q9 本日のリスクコミュニケーションの進め方についてお尋ねします。

 今回のリスクコミュニケーションでは、第一部をテーマに関する説明、第二部にパネルディスカッションと意見交換としています。リスクコミュニケーションの構成、テーマの選定、募集方法などリスクコミュニケーションのあり方全体について、良かったと思う点、改善すべきと思う点につき記載下さい。
  1 良かったと思う点
  このような説明、交換会に初めて参加させていただきました。消費者として、もっと勉強の必要を感じました。

ADIと一律基準、暫定基準との関係

消費者の関心が高かったこと。

テーマについてはなんとか理解できた。

産地側の立場であるため、他の立場(消費者、行政、流通業者)の意見が聞けた。

国の考え方を聞ける場があることは良いことです。

スライドを多用したわかりやすい説明でした。

いろんな方の話が聞けた。

パネルディスカッションと意見交換〜この辺まで完成(基準)が出来てきたのかの現状を知ることができた。

現状をオープンにし始めたこと。

リスクコミュニケーションの主旨が理解できた。

マイク慣れしている方が多く、良く声が通って聞きやすかった。

多くの意見を聞こうとしていた点。

・問題点がわかったこと。・厚労省の取り組みがわかったこと。

現在の状況、取り組みについてある程度理解することができた。

丁寧なデスカス(説明)は大変よかった。テーマごとに質問の時間を設けて欲しかったが、最後のパネルディスカッションで実施されたので良かった。

姿勢が感じられた(周知、情報公開)

消費者向けの内容として、簡単に表現されていたと思う。

以前よりは報道にのっているが、逆効果として、消費者に伝わっている。

活発なパネルディスカッションでした。即答されていた点が良かったです。

スライドが大きく、説明も分かりやすかったです。

分かりやすく話していただいたと思う。

発表時間の長さが適切であった。

意見交換会で、質問時間の制限と、ある程度返答できる立場、知識のある人が出席している点。

消費者が参加していること。

会場からの活発な発言。

質問者の時間を区切った点。

他の立場の人の考えを聞けた事。

P.Pの原稿が手元にあり、とても助かった。前の画面が大きくても見づらいところもあるので、これからもこの方法で行って欲しい。

広く意見を集めることは良いが、生産、加工流通、消費の団体に分けて話をしても良かったのでは。

コーディネートが大変お上手でした。
2 改善すべきと思う点
  小中学校の授業で、同様のセミナーを開催してはどうか?10年、20年後に主役となる世代にこそ、このような知識取得が必要と考えます。

パネルディスカッションのパネラーの姿が見えず高くした方が良かった。

開催の目的が、どこにあるのかを考えさせられる。行政としてやっている事の啓発なのか、啓発を通じて消費者の立場を考えているのか。

ターゲットになる人のレベルを合わせるべき。消費者と加工業者は別に。

『多分』『おそらく』『だと思う』など、推測予想での発言が多くて、何が言いたいのかよくわかない。

農産物生産者、農薬実使用者の参加。議論が一方的になりすぎる。

特にありません。

知りたいこと(消費者が)分かりやすく説明して欲しかった。細かい数値や専門用語の使用はやめて欲しい。

資料が多かったと思うので、一冊にまとめた方がいいのでは?少人数にした方がよい。

不安があっても事実をもっと早く伝えて、国・県が信頼性を得ることが肝要。

パネラーの話し方ですが、ボソボソ話すと聞き取りにくいので、選択も必要かと。取り組んでいることだけでなく、今起きている問題点も伝えて欲しい。

各役所の個別の取り組みを聞きに来たのではなく、現在の進行具合を聞きたい。

少し専門用語が多く、ふつうの消費者には解りづらかった。パネラーの人が少ししゃべりすぎ。

ポジティブリスト制度〜資料からはすんなりとどういうものであるか何回かよんだり、話を聴いて理解できる。

もっとわかりやすい説明で一般の人に伝えて欲しい。

意見交換でテーマがずれたこと。もう少し参集範囲が狭くてよいのか・・・・?実際利害関係が生まれる農家、販売側の話を聞くべきだが、仕方ない・・・、今日の話が消費者に理解できれば農家が自分の食べるものに薬かけないなどという話がでないのでしょうね。

一般消費者が参加できる機会(場)とは言えない。一部の消費者だけが知り得る情報なので、広く知らせる手段の検討はないものか。

(1)参加者をみると、一般消費者が少なかったが、参加誘導方法に工夫が必要。(2)参加誘導期間が短かった。

説明者、パネラーが分かりやすく説明、話すことは当然なのですが、質問等、聞き手の方が分かりやすく話すことも必要と感じた。

「本日・・・」との限定であればやむを得ないかと思われるが、新しい法律の周知方については不充分ではないかと思慮します。

話としてはよりよく理解できるものの実生活に考えると、どうも不安が残ります。

消費者に対しての場なので、話の焦点をもっと絞った方が良いと思う。消費者はこのような場では全てのことにふれてくるので(今回のことで、日付とかAIの話が例えででたので)。

各省庁ごとの縦割りで、別々の進み方となっている。連携した取り組みとなっていない。自分の任期中なるべく関係したくないとの行政機関特有の悪い慣習が気になる。

質問者の質問の意図がわかりにくい点があったので、回答される際に、、先ず質問内容を要約していただけると良かったです。

説明の時間は厳守すべきである。Pointがぼけてしまう。

パネルディスカッションの際、ステージ等がなく、パネリストの顔が見えなかった。

事例を取り上げて、このような作物がこのように流れていき、輸入され、残留基準を超えると、など、例で説明し、流れに沿って、ここは今このような状況ですと説明していただいた方がわかりやすいかもしれません。

パネルディスカッションのパネラーの人たちの顔がよく見れなかった。もう少しステージを作ってもらえればよいのでは。

パネラーの知識、専門性に大きな差があるため、問題点ズレがあると感じました。ある程度、事前に打ち合わせをしておいた方がいいのでは。またはパネラーに充分な時間を与えるとか。

量販店等への指導(特にトレサビリティーの実施状況等の表示方法)。

でも、時間が足りない。

・時間は長いのではないか。・本日、参加した人間より、参加してない人間の方が多いので、これで理解されたとは考えないで欲しい。

ネット以外の情報伝達にもっと力を入れてほしい。

もっと現実におこった事例をあげて説明してはどうか?残留農薬の問題についても、フロー図だけでは分かった気がしてもわかっていない(こういう問題が出て、基準がなくこまった→今回の改正で困らなくなる、と、いう感じにしてはどうか?)。

プロの消費者が多すぎた感じがある。食品業界(流通を含めた)の方へも、もっとコメントが欲しかった。業界、消費者のバランスが大切だと思います。

複合的な農薬等の影響について、データ等ないのか。お知らせ。

論点を絞った方がいい。
 
Q9 今後の厚生労働省のリスクコミュニケーションとして行って欲しい課題は何ですか?(当てはまるものを3つ以内)
  1 食品中に混入する汚染物質(メチル水銀、ダイオキシン等)の問題 31 (23.5%)
2 食中毒に関する問題 16 (12.1%)
3 検疫所や保健所の監視指導に関する問題 20 (15.2%)
4 健康食品に関する問題(表示を含む) 32 (24.2%)
5 遺伝子組換え食品に関する問題(表示を含む) 41 (31.1%)
6 食品添加物に関する問題(表示を含む) 42 (31.8%)
7 残留農薬、残留動物用医薬品に関する問題(表示を含む) 42 (31.8%)
8 輸入食品に関する問題(表示を含む) 36 (27.3%)
9 上記以外の食品の表示に関する問題 7 (5.3%)
10 その他    
  マーケットバスケット方式を我々では調査できないのか。輸入外の調査、何人ぐらいで、どのような方法で、どこで調査しているのか。

肥料の影響

もっと交換会をすべき。より理解が深まる。わからないままが一番不安になる。

本当に消費者が欲しがっている情報とは何か、それをどこの機関で実施すべきかを考えるべき。報道機関の内容は歪んだ印象を消費者に与える結果となってしまっているのが残念である。

食品安全委員会での活動内容をタイムリーな話題と関係づけて取り上げる。

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