5月17日  「食品に関するリスクコミュニケーション(米国産牛肉等のリスク管理措置に関する意見交換会)」 アンケート集計表
 仙台会場
  出席人数:126 有効回答:81 回答率:64%

問1  あなたはどのような立場で参加しましたか。
  1 消費者団体 2 食品関連事業者(団体を含む) 3 生産者(団体を含む) 4 主婦 5 学生 6 無職 7 地方自治体職員 8 国家公務員 9 その他 * 未記入
問1 16 14 6 9 0 4 14 11 6 1
  9
大学関係者
一般消費者
地方自治体の安全安心委員会
団体嘱託職員

問2  本日の意見交換会の開催を、どのような方法で知りましたか。
  1 厚生労働省・農林水産省のHP(報道発表資料)、配布物 2 メールマガジン 3 厚生局、農政局のHP、配布物 4 農政事務所のHP、配布物 5 その他の行政機関のHP、配布物 6 新聞、雑誌等 7 その他 * 未記入
問2 25 1 18 6 10 4 16 1
  2  
6  
7
消費者団体等の団体
知人
地方自治体からの案内
文書

問3  開催を知って何日後に参加することを決めましたか。
  1
(3日以内)
2
(4日〜7日)
3
(8日〜11日)
4
(12日〜15日)
5
(16日以上)
* 未記入
問3 61 10 5 0 0 5
平均日数:2.7日

問4  前半に行った行政からの説明についておたずねします。
問4−1  説明内容について理解できましたか。
  1 理解できた 2 やや理解できた 3 どちらでもない 4 あまり理解できなかった 5 理解できなかった * 未記入
問4−1 25 34 10 7 3 2

問4−2  提示したスライド資料の内容はわかりやすかったですか。
  1 わかりやすかった 2 おおむねわかりやすかった 3 どちらでもない 4 ややわかりにくかった 5 わかりにくかった * 未記入
問4−2 12 42 16 6 2 3

問4−3  説明者の説明内容はわかりやすかったですか。
  1 わかりやすかった 2 おおむねわかりやすかった 3 どちらでもない 4 ややわかりにくかった 5 わかりにくかった * 未記入
問4−3 12 38 19 7 2 3

問5  後半に行った会場出席者間の意見交換についておたずねします。
問5−1  司会者の進行は適切でしたか。
  1 適切だった 2 おおむね適切だった 3 どちらでもない 4 あまり適切ではなかった 5 適切ではなかった * 未記入
問5−1 16 43 10 5 2 5

問5−2  質問に対する行政からの説明内容は、わかりやすかったですか。
  1 わかりやすかった 2 おおむねわかりやすかった 3 どちらでもない 3 ややわかりにくかった 5 わかりにくかった * 未記入
問5−2 2 40 17 14 4 4

問5−3  質問に対する行政からの説明内容は、十分でしたか。
  1 多かった 2 やや多かった 3 ちょうど良かった 4 やや少なかった 5 少なかった * 未記入
問5−3 2 6 34 26 6 7

問5−4  様々な立場の方がお互いに広く意見交換できていましたか。
  1 できていた 2 おおむねできていた 3 どちらでもない 4 あまりできていなかった 5 できていなかった * 未記入
問5−4 3 20 22 23 6 7

問5−5  意見交換の時間は十分でしたか。
  1 長かった 2 やや長かった 3 ちょうど良かった 4 やや短かった 5 短かった * 未記入
問5−5 0 8 41 20 6 6

問5−6  会場の広さは十分でしたか。
  1 広かった 2 やや広かった 3 ちょうど良かった 4 やや狭かった 5 狭かった * 未記入
問5−6 1 2 64 10 1 3

問5−7  発言者の声はよく聞こえましたか。
  1 聞こえた 2 おおむね聞こえた 3 どちらでもない 4 あまり聞こえなかった 5 聞こえなかった * 未記入
問5−7 35 33 7 2 0 4

問6  意見交換会を開催したことを評価しますか。
  1 評価する 2 おおむね評価する 3 どちらでもない 4 あまり評価しない 5 評価しない * 未記入
問6 25 31 10 9 0 6

問7  日頃からご関心の高いものについて、3つまでご回答下さい。
  1 残留農薬 2 食品添加物 3 動物用抗菌性物質(いわゆる抗生物質等) 4 環境からの汚染物質(カドミウム、メチル水銀、ダイオキシン類等) 5 天然毒素(カビ毒等) 6 加工中に生成する汚染物質(アクリルアミド等) 7 家畜の病気(BSE、鳥インフルエンザ等) 8 有害微生物(病原性大腸菌、サルモネラ菌等) 9 たばこ 10 食品表示 11 トレーサビリティ 12 その他 * 未記入
問7 33 34 17 24 6 5 33 7 7 30 17 3 2
  12
食育(生産の現場、どのように作られ、食べられているか等総合的に)(消費者団体)
遺伝子組換え農作物と食品(消費者団体)
輸入食品

問8  運営等、何かお気づきの点や感じたことがありましたらご記入下さい。
問8
 
机があった方がよかった。(消費者団体、食品関係事業者、生産者、地方自治体職員、その他)
内閣府や食品安全委員会関係職員の出席が望まれた。(消費者団体)
質問が長く、意見を出す時間がなかった。(消費者団体)
輸入再開論者であることがわかった上で2度発言させた。(消費者団体)
一問一答式はではなく、何人かまとめてほしい。(消費者団体)
同じ人に何回も発言させていた。(消費者団体)
米国産の輸入再開に向けて理解してほしいための説明会の印象でした。資料のデータの内容をすんなり受け取れば納得。しかし深読みすれば心配。SRMの除去にしても飼料規制にしても人がするもの。完全に守れるかどうかアメリカ側の対応にかかっています。アメリカのいいなりにだけはならないで欲しい。(消費者団体)
質問に答える行政の方々が同じ答えの繰り返しになるのはアメリカの情報がそれ以上ではないからでしょう。不明な点の多い回答を用いても、消費者はよく理解できたとは言えません。アメリカからもっと詳細な情報を提出させるべき。日本の国民の理解を求める誠実な態度がアメリカ側に求められます。強い態度で要求してください。(消費者団体)
アメリカでBSE牛が1頭しか出ていないというのは信頼できません。検査してないなら見つかっていないだけでしょう。日本の全頭検査に信頼を置くのは、わからないことだらけのBSEで検査技術も検査機器も現状では完全ではない中で、だからこそ全頭検査が必要なのではないですか。重要なのではないですか。(消費者団体)
前から知っていることが多かった。意見交換では質問者がどんな立場の人かわからなかった。(消費者団体)
ほぼ既に決まっていること。米の圧力。質問しても仕方ない。形式的だ。(消費者団体)
質問者の言われた選択の自由と言うことで危ないものがあっても買わなければよいということは同意できない。国は国民全体の安全安心を守る必要があるはず。(消費者団体)
リスクコミュニケーションの必要性について、やはり今までの経過を詳しく報告すべきだったと思います。(消費者団体)
リスクコミュニケーションがどう生かされるのかきちんと見える形で返してほしい。(消費者団体)
意見の内容が科学的でないものが多く参考にならなかった。安全性の説明が不十分であった。科学者同行も考えてください。(食品関連事業者)
科学的な説明が不十分と思われたので、検討願いたいと思います、(食品関連事業者)
輸入反対派の集会になってしまっています。ほとんど無意味な議論であり、やらない方がよかったのでは?これではいつまでたっても輸入再開できない。(食品関連事業者)
あまりに専門的な知識が参加者になさすぎる。ということはいかに正確な知識を行政がPRできていないということを思います。もっとPRをしてください。(食品関連事業者)
一日も早く輸入解禁を(食品関連事業者)
質問と意見を整理すべき。前段の説明が長すぎる。(生産者)
国産、輸入にかかわらず食品すべてに安心で安全が確保されていくことを望みます。(生産者)
意見交換会の回数を増やしてたくさんの人が広く問題を認識していく機会が多くなるとよいのではないか。(生産者)
輸入に向けての地ならしのような気がする。(生産者、無職)
国民の食の安全を第一に、全頭検査を継続してほしい。(生産者、主婦)
輸入しなくても国民は困っていない。(生産者)
米国の圧力に屈しないで欲しい。(生産者、主婦)
ごく限られた人に対する意見交換会という感が強いものだった。現在の国の状況の説明をもっと広くなおかつだれが聞いてもわかるような説明の仕方が必要だと感じる。(主婦)
米の持ち込みデータを鵜呑みにせず、日本国民を守る立場にたっての対策を望みたい。(主婦)
発言者を指すときの左右は、参加者から見ての左右としてほしい。前(壇上)の人だけ何故水を飲んでいるのか。(主婦)
京都議定書によるCO2削減に取り組んでいる今、わざわざ米国、カナダから多くの水と飼料を与えて地球にリスクを負わせるように感じる。輸入することはないと感じる。国内産にもっと力を入れて生産者を守って欲しいものです。消費者にも配慮国内産の安価安定に力を入れてほしい。(主婦)
現在の全頭検査は100%安心と言えないのに安心と思いこんでいた。20ヶ月齢以下の牛を検査できる高感度の検査方法を早く見つけてください。(主婦)
輸入飼料の安全性をしっかりして欲しい。(主婦)
消費者は全頭検査で安心を感じているので、今の段階で20ヶ月齢以下をやらないのは日本国民に大きな不安を広げてしまうのではと思います。(主婦)
意見交換会に参加した皆様へという紙が入っていたが、主旨が明確になりとてもよかったと思います。(無職)
リスコミが消費者説得とならないことを願います。(無職)
行政の答えが「…と言われている」というものが多く、断定した答えが欲しかった。(無職)
事前の意見を出してリスコミを開催すべきと思います。(無職)
リスコミは広く意見交換する会だと思いますが、反対団体の方の発言のやりとりではリスコミの意味がない。質問が長すぎて意味不明。反対だけが聞こえます。司会者はもう少し広くということを考えて進行をしてほしい。(無職)
一般の人々は外野になっているというリスコミは本来の姿からはずれていると思います。(無職)
私たち国民の意見を本気で聞き検討する意志を感じられなかった。(無職)
特定の団体からの意見が何人も続いていたが、多くの人からの意見交換を考えるならば、発言者も同一団体から何人といった制限も必要だったのではないかと思われます。(地方自治体職員)
一般の人に用語が難しいのではないか。(国家公務員)
参加者名簿の分類の番号がわかるようにしてほしい。(国家公務員)
リスク管理機関として食品安全委員会に諮問するのですから、もっと問題を絞り、その経緯を説明されるべきではなかったかと思います。(その他)
フランスは、最近、24ヶ月齢を30ヶ月齢に引き上げ、国民も理解しているようです。例えば、全頭検査になったいきさつ(科学者は30ヶ月と言ったのに)なども説明すべき。(その他)
正確なBSEに関する情報について、これまでもやっていますが、もっとがんばって広報してください。(その他)
リスコミで結論を出すものではないとの前置きがあったが、消費者の今回の意見の状況をみても、この前のパブリックコメントの状況をみても20ヶ月齢以下の牛の輸入につながる動きに反対する消費者がこれだけ多いのであれば、もっと消費者の反対の気持ちを国は受け入れるべきと思う。リスコミをするたび参加はするが、ただ言わせるだけでは消費者はむなしさを感じる。(その他)
論点を最初に挙げて、焦点を絞った議論が必要ではないか。(その他)
輸入再開が前提の説明会の感がある。(食品関連事業者、その他)
全頭検査及び危険部位の除去が再開の最低条件。(その他)
食の安全・安心に対する米・カナダ政府への不信を根強く感じた。従って、「各施設が有する管理計画は米国・カナダ政府が検証」の部分が信頼できないことになって消費者の不安は消えない。(その他)
「牛たん」関係者の人が何人か参加していたが、そうした参加者の声も聞きたかった。(その他)
回答側の諸氏の応対が時に弁解のように聞こえたケースもありました。(その他)
BSEはたばこのリスクに比べたらはるかに小さいと思います。ましてやたばこ等は避けきれないものですが、BSEが怖ければ輸入牛肉を購入しなければよいのですから、これほどまで議論する必要はなく、一定基準で再開すべきと思う。(食品関連事業者)
食品安全委員会の全頭検査緩和の答申は、公募意見の7割に及ぶ反対意見を切り捨てた。なぜ多数の意見を無視するのか、何のために意見を公募したのか、結論はもともと決まっていて、形を整えるためだったのではないかと思われても仕方がない。これでは公募の意味がない。本来、この諮問自体、米国産牛輸入の条件とは無関係と政府は云ってきたが、今後予定の諮問をみれば、これは明らかに連動しており、米国の基準にあった輸入条件を作ろうという意図はありありで、見苦しく情けない。日本は独立国であることを忘れないで欲しい。
20カ月齢以下牛から、これまで以上プリオンが発見されなかったから今後も発見されないという保証はない。従って、検査の必要がないという結論は科学的説得力がない。意見交換会でもそういう意見に対し、「全頭検査をすれば完全に安全というわけではない。」「食品に完全に安全というものはない。」と答弁していたが、意見では誰も「完全に安全」とは云っておらず、論点をずらした卑劣な答弁だと思う。「完全」ではないから「やらなくてもいい」という理屈は成立たず、これ迄も「完全」ではないが、「より」安全性を確保するために全頭検査は行われてきた筈で、現時点でこれにまさる対策はないと考える。「危険部位を除けばいい」というが、それ以外の部位から異常プリオンが発見されたのを考えれば、「危険部位」を除いても安全だとは云えない。日米で飼料規制が違う以上、日米の20カ月齢以下牛の安全性が同等とは云えない。全頭検査緩和を前提にした諮問自体、許されないことだと考える。(消費者団体)

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