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いわゆる経口中絶薬の個人輸入について

いわゆる経口中絶薬の個人輸入について

※ 令和5年4月、いわゆる経口中絶薬「メフィーゴパック」が承認されました。メフィーゴパックは、登録された指定医師の確認の下で使用できる薬剤であり、必ず、指定医師の指示に従って投与を受けて下さい。

令和5年4月、いわゆる経口中絶薬「メフィーゴパック」が承認されました。メフィーゴパックは、特定の販売ルート(医薬品製造販売業者→卸売販売業者→登録された医療機関)のみを通じて販売されることから、薬局やインターネットで購入することはできません。メフィーゴパックは、登録された指定医師の確認の下で使用できる薬剤であり、必ず、指定医師の指示に従った投与を受けてください。

また、メフィーゴパックが承認され、代替薬が国内に存在することから、他社製品含め、ミフェプリストンを含有するいわゆる経口中絶薬について、原則として医師による個人輸入も認められません。


○メフィーゴパックの概要

販売名 メフィーゴパック
一般名 ミフェプリストン/ミソプロストール
承認取得者 ラインファーマ株式会社
効能又は効果 子宮内妊娠が確認された妊娠63日(妊娠9週0日)以下の者に対する人工妊娠中絶
用法及び用量 ミフェプリストン錠1錠(ミフェプリストンとして200mg)を経口投与し、その36〜48時間後の状態に応じて、ミソプロストールバッカル錠4錠(ミソプロストールとして計800μg)を左右の臼歯の歯茎と頬の間に2錠ずつ30分間静置する。30分間静置した後、口腔内にミソプロストールの錠剤が残った場合には飲み込む。

※人工妊娠中絶は、母体保護法指定医師が所属する医療機関のみで実施可能です。


(参考)いわゆる経口中絶薬「メフィーゴパック」の適正使用等について
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/infertility_treatment_00001.html



ミフェプリストン製剤については、米国においても米国の規制(Mifepristone REMS Program)の範囲内で、医療従事者の管理下での使用が求められており、米国政府の規制の及ばないインターネットや個人輸入により入手することのないよう、注意喚起を行っています。


(参考)米国食品医薬品庁(FDA)の公表する、一般消費者向け注意喚起(Mifeprex (mifepristone) Information)(2023年3月23日更新)
  https://www.fda.gov/drugs/postmarket-drug-safety-information-patients-and-providers/information-about-mifepristone-medical-termination-pregnancy-through-ten-weeks-gestation

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