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令和 2年 9月 8日作成 令和 6年 3月 7日訂正(*)
一般的名称及び販売名
一般的名称: 血液検査用アルカリ性フォスファターゼキット 販売名 : フレックスカートリッジ アルカリフォスファターゼ ALPI V
対象ロット、数量及び出荷時期
対象ロット: 19330BD 20078AB(*) 20218AA(*) 20275AA(*) 20311BA(*) 数量及び出荷時期: 19330BD:41キット 出荷時期:令和2年3月11日~令和2年8月19日 20078AB:7キット 出荷時期:令和2年11月18日~令和3年1月27日(*) 20218AA:15キット 出荷時期:令和2年11月5日(*) 20275AA:5キット 出荷時期:令和3年3月2日~令和3年3月15日(*) 20311BA:15キット 出荷時期:令和3年1月14日(*)
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社 製造販売業者の所在地: 東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウエストタワー 許可の種類 : 体外診断用医薬品製造販売業 許可番号 : 13E1X80031 製造業者の名称: Siemens Healthcare Diagnostics Inc. 輸入国名:アメリカ合衆国
回収理由
海外製造元において、該当ロットを使用した際に、稀に極端な偽低値が発生する可能性があることが分かりまし た。ロット19330BDを使用した患者検体では、129 U/L(2.15 ukat/L)の濃度で最大約-27%の差が確認されまし た。 本事象はロット19330BDの一部で発生し、影響を受けるのは一部のウェルであることが確認されています。 極端な偽低値はウェルの最後の5回テストで発生します。精度管理では、最後の5回のテストで測定された場合に のみこの問題を検出可能です。 本事象の発生頻度は非常に低いですが、上記理由よりロット19330BDの自主回収を実施いたします。 その後の調査の結果、海外製造元は本事象の原因に対する緩和策を実施し、緩和策の実施前に製造されたロッ ト20078AB, 20218AA, 20275AA, 20311BA については、顧客に対し、使用の中止と廃棄を依頼することを決定し ました。国内においても、上記の理由からロット20078AB, 20218AA, 20275AA, 20311BAについて、令和3年4月6 日より自主回収を実施いたしました。(*)
危惧される具体的な健康被害
今回の事象により、負の誤差が発生した場合であっても、その他の関連する検査結果、画像診断、臨床像、病歴 とともに総合的に判断されますので、本事象により重篤な健康被害を引き起こすことはないと考えます。また、 現在までに当該製品による健康被害の報告は受けておりません。
回収開始年月日
令和2年9月8日
効能・効果又は用途等
血清または血漿中のアルカリフォスファターゼ(ALP)の測定
その他
該当ロットの納入先は特定できていますので、担当者が自主回収をする旨を文書で情報提供の上、該当ロットを 確認し、適切に対象製品を自主回収いたします。
担当者及び連絡先
担当者 : 品質・レギュラトリー部 土井 真帆 連絡先 : シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社 電話番号: 03-3493-7560 FAX番号 : 03-3493-7563 お問合せ先:カスタマーケアセンター 電話番号:03-4582-5520