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    令和元年11月8日作成
    令和 2年10月13日訂正(*)
    

    医療機器患者モニタリングの概要

    (クラスII)

  1. 一般的名称及び販売名

  2. 一般的名称: 全人工肩関節
    販売名  : MEDACTA 人工肩関節システム
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. (1)上腕骨アナトミカル用近位モジュール(セメントレス)
     製品番号:04.01.0023
     ロット番号:184523
     数量   :2個
    
     製品番号:04.01.0024
     ロット番号:184524
     数量   :3個
    
     製品番号:04.01.0028
     ロット番号:184528
     数量   :3個
    
     製品番号:04.01.0029
     ロット番号:184529
     数量   :1個
    
     製品番号:04.01.0037*
     ロット番号:184537*
     数量   :1個*
    
     製品番号:04.01.0039
     ロット番号:184539
     数量   :1個
    
    
    (2)出荷時期
     令和元年6月4日〜令和元年11月1日
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : メダクタジャパン株式会社
    製造販売業者の所在地: 東京都千代田区麹町5‐3‐5 麹町中田ビル
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X10060
    外国製造業者:MEDACTA International SA
    輸入先国名:スイス連邦共和国
    
    
  7. 患者モニタリング理由

  8. 製造業者より、製品の特定のロットにおいて本品のスクリューホールが、規定より僅かに小さく加工された製
    品(以下、該当品)が製造されたとの連絡を受け、該当品の自主回収及び患者モニタリングを実施することと致し
    ました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 本品は、患者様の骨格に応じてサイズを選択し上腕骨ステム近位部に設置し、ステムヘッドを取り付けるもの
    ですが、該当品を上腕骨ステム近位部に設置する際、併用するスクリューの寸法個体差により、スクリューがス
    クリューホールに干渉し近位モジュールが十分に装着できない可能性があります。しかしながら、術中にスク
    リューがスクリューホールに干渉した場合には、許容範囲内でのサイズの変更等により手術を完了することがで
    きます。
     万一スクリューが該当品のスクリューホールと干渉した状態で埋植された場合には、スクリューの緩みが発生
    する可能性が考えられます。しかし、医療機関にて適切な処置が施される為、重篤な健康被害に発展する可能性
    はないと考えられます。
     なお、現在までに国内ならびに海外のいずれにおいても該当品の使用による健康被害発生の報告は受けており
    ません。
    
    
  11. 患者モニタリング開始年月日

  12. 令和元年11月5日 情報提供の開始
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本品は、人工肩関節置換術を実施する際に肩関節機能再建のために使用する人工材料である。
    
    
  15. その他

  16. 当該製品が使用された医療機関および症例は弊社にて把握しております。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 薬事部
          松村 芳男、佐々木 ちさと
    連絡先 : メダクタジャパン株式会社
          東京都千代田区麹町5‐3‐5 麹町中田ビル
    電話番号: 03-6272-8797
    FAX番号 : 03-6272-8798