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平成27年 1月29日作成
一般名及び販売名
一般的名称: ダイオードレーザ 販売名 : ELVeSレーザー1470
対象ロット、数量及び出荷時期
回収対象製品:ELVeSレーザー1470の構成品(フットスイッチ) 対象シリアル番号:回収対象のフットスイッチが付属しているELVeSレーザー1470のシリアル番号 は以下の通り。 10055、10068、10071、10072、10074、10075、10077〜10080、10082、10091、10102〜10111、 10113、10116〜10127、10129〜10134、10137〜10146、10149、10152〜10156、10160〜10162、 10164〜10168、10171、10173〜10176、10178、10186、10188、10189、10191、10192、 10194〜10197、10211、10212、10214、10215、10217〜10219、10221、10228、10233、10247、 10248、10250、10251、10255、10258、10259 数量:97個 出荷時期:平成26年3月28日〜平成27年1月21日
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 株式会社インテグラル 製造販売業者の所在地: 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル 許可の種類 : 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B1X10057 輸入先製造元 :CeramOptec GmbH(ドイツ)
回収理由
本品を使用している医療機関から、「フットスイッチを離してもレーザ照射が停止しない」という不具合 が報告され、調査を実施致しました。 その結果、リード式フットスイッチのオン・オフとソフトウエアのタイミングが原因で不具合が発生する 可能性があることがわかりました。 このことから、本品に付属の全てのフットスイッチを回収すると同時に、マイクロスイッチ式フットス イッチへ交換することに致しました。また、これに伴い装置本体のソフトウエアの一部を更新することに致 しました。
危惧される具体的な健康被害
本不具合の発生に気付かず、レーザ照射が停止されないまま光ファイバーを治療血管から皮膚外へ引き抜 いてしまった場合、患者及び医師・スタッフに熱傷などの健康被害が発生する可能性が考えられます。 しかし、本品は常に医師・スタッフの監視下で使用される機器であり、本不具合が発生した場合、フット スイッチを離してもレーザ照射中の警告音が停止しないため容易に検知されます。 また、添付文書には「フットスイッチから足を離してもレーザ光の照射が停止しない場合、直ちに緊急停 止アイコンを押して装置を停止すること。」の記載があり、フットスイッチが作動しない場合のレーザ照 射停止方法を示しています。 したがって、本不具合によって重篤な健康被害に至る可能性は無いと考えます。 これまでに本不具合による健康被害報告は受けておりません。
回収開始年月日
平成27年1月29日
効能・効果又は用途等
本品は、一次性下肢静脈瘤の伏在静脈本幹の治療に使用するELVeSレーザー1470の構成品です。 フットスイッチを踏むとレーザが照射されます。
その他
納入先は全て把握しております。自主回収する旨連絡のうえ、適切に回収を行います。
担当者及び連絡先
担当者 : 国内品質業務運営責任者 秋本弘幸 連絡先 : 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル 電話番号: 03-6417-0810 FAX番号 : 03-6417-0853