平成25年12月 9日作成

一般的名称： 泌尿器科用診察台
販売名　　： タケイ泌尿器科検診台　TU-1900

製造番号：2340318、2340705、2340706、2350705、2350706
　　　　　2351129、2360217、2360654、2360655、2380131


出荷台数：10台


出荷時期：平成25年4月16日〜平成25年10月23日

製造販売業者の名称　： 株式会社 武井医科光器製作所
製造販売業者の所在地： 東京都文京区湯島１‐１‐６
許可の種類　　　　　： 第一種医療機器製造販売業
許可番号　　　　　　： 13B1X00135

タケイ泌尿器科検診台TU-1900に関し、対象期間に出荷された機種のシート部分を回転させる目的で装着されて
いる回転用モーターの固定が不十分となり、回転用モーターとシート駆動部分が外れてシートが回転しなくなる
不具合が発生する恐れがあるとの連絡が製造元より入りました。

製造段階で回転用モーターを固定するネジの締め付けが不完全であったため、使用過程で回転用モーターの固定
ネジが緩んでモーターが外れてしまったと報告を受けました。

対策として、モーター固定ネジに嫌気性接着剤を塗布する自主改修を行うことといたします。

診察のために患者を所定位置まで体位移動中に回転用モーターとシート駆動部分が分離してしまった場合、シー
トが回転途中の位置で停止状態となってしまいます。

その場合、診察を中断し別の診療・処置台へ移っていただく必要が生じる事態になることが考えられます。

しかし、診察中にこのような事象が発生しても、患者が落下するほどの急激な動作が加わることはありません。
また、事象発生後であっても診療・処置台の下方向への移動は問題ないことから、診察中の患者を所定の高さま
で下げることが出来ます。
従いまして、患者が台から落下することは考えられず、また台から安全に降りることが出来ると判断しておりま
す。

よって、今回の事象が発生しても重篤な健康被害につながる事は無いと判断しております。
なお、これまでに上記事象により患者に対する健康被害が発生したとの報告は受けておりません。

平成25年12月9日

本品は、泌尿器科領域の診察および処置時に、患者の体位を適切な位置に支持するために用いる。

当該機器の納入先は全て把握しています。
納入先に対して自主改修を行う旨を文書で通知し、改修を実施いたします。

担当者　： 品質管理部　城戸　満
連絡先　： 株式会社 武井医科光器製作所
電話番号： 03-3255-0711
FAX番号 ： 03-3255-0717