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平成25年 6月12日作成 平成25年 6月20日訂正(*)
一般名及び販売名
一般的名称: 線形加速器システム 販売名 : 線形加速器システム MHI-TM2000
対象ロット、数量及び出荷時期
数量:8台 製造番号:201901、201904、201905、202901、202902、202904、202906、203921(*) 製造年月日:平成20年4月21日〜平成25年3月29日
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 三菱重工業株式会社 機械・鉄構事業本部(広島) 製造販売業者の所在地: 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 許可の種類 : 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 34B1X00003
改修理由
患者Aを治療中に軽故障が発生したため、以下の操作((1)〜(4))を実行して治療(照射)を再開したが、オペ レータコンソール画面に表示されている患者Aのデータ(患者名、患者ID等)が、当日の1番目に予約されて いる患者Bのデータに変化していることに気付いて治療を中止するとともに、患者Aの当該門の治療実績が、患 者Bの照射実績として誤って保存されたという事象の発生が、医療機関から報告されました。原因調査の結果、 ソフトウェアの不具合が判明したため、改修を行うこととしました。 (1) オペレータコンソール画面の「終了ボタン」をクリックする。 (2) 患者Aの治療を継続するため、同画面に表示されたポップアップ画面(本当に治療を終了しますか?)で 「いいえ」をクリックする。 (3) 「アラームリセットボタン」を押して軽故障を解除する。 (4) 患者Aの治療を再開する。
危惧される具体的な健康被害
治療実績が誤って保存されることによって、患者Aを再び治療してしまう事態、あるいは、患者Bの治療を行わ ない事態の発生は否定できません。本事象は、軽故障が発生し、かつ「アラームリセットボタン」を押さずに 「終了ボタン」を押してしまうイレギュラーな操作でのみ発生することから、ソフトウェアの改修が完了するま では、 表示等により使用上の注意事項を周知して、本事象の発生を防止することによって、重篤な健康被害が発生する おそれは ないと考えます。また、これまでに当該事象及びそれによる健康被害の報告はありません。
改修開始年月日
平成25年6月6日
効能・効果又は用途等
高エネルギーX線を用いて腫瘍等の放射線治療のため使用される、放射線治療装置である。
その他
該当医療機器の納入先はすべて弊社で把握しております。
担当者及び連絡先
担当者 : 品質保証責任者 脇山洋一 連絡先 : 三菱重工業株式会社 機械・鉄構事業本部(広島) 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 電話番号: 082-291-2135 FAX番号 : 082-294-9878