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平成24年3月22日作成
一般名及び販売名
一般的名称:(1)-(3)全身用X線CT診断装置 販売名 :(1)ブリリアンス CT Powerシリーズ (2)ブリリアンス iCT (3)フィリップスCT装置 MXシリーズ
対象ロット、数量及び出荷時期
(1)ブリリアンス CT Powerシリーズ オプション構成品であるワークステーションの製造番号: 80301,80410,80470,80517,80527,80591,80642,80676,80735 対象数量:9台 出荷時期:平成20年3月〜平成22年6月 (2)ブリリアンス iCT オプション構成品である独立型画像処理装置の製造番号: 80399,80419,80439,80483,80502,80507,80562,80739,80879,80903,81134 対象数量:11台 出荷時期:平成20年11月〜平成23年12月 (3)フィリップスCT装置 MXシリーズ オプション構成品である独立型画像処理装置の製造番号: 80601,80661,80712 対象数量:3台 出荷時期:平成21年8月〜平成21年12月
製造販売業者等名称
名称 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 所在地 : 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル 許可の種類: 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B1X00221 輸入先製造業者名:(1)-(2) フィリップス メディカル システムズ(クリーブランド)社 (アメリカ合衆国) フィリップス メディカル システムズテクノロジーズ社 (イスラエル国) (3) フィリップス アンド ニューソフト メディカルシステムズ社 (中華人民共和国)
改修理由
海外製造元において、当該医療機器のオプション構成品であるワークステーション(独立型画像処理装置)の 特定のソフトウェアバージョンにおいて、リモート端末からPETデータを読み込んだ際、以下2つのそれぞれの 場合において、誤ったSUV(Standard Uptake Value:放射性薬剤の腫瘍や臓器への集積の強さを表すための簡 易的な指標)値が表示されることが判明しました。 1)リモート端末からQuick Review(QR)アプリケーションにPETデータ(Slope Valueが1ではないデータ)を読 み込んだ後にSUV値を表示した場合。 2)リモート端末からCT Viewer アプリケーションに上述のPETデータを読み込み中にSUV値を表示した場合。 このため、海外製造元からソフトウェアのアップデートを行うとの連絡を受けましたので、国内において改修 としてソフトウェアのアップデートを行います。
危惧される具体的な健康被害
本事象により、誤ったSUV値が表示されるため、SUV値を誤って解釈する可能性があります。しかしながら、 臨床上の総合的診断は、他の検査情報と併せて医師によって行われるため、重篤な健康被害を引き起こす可 能性はないと考えております。 現在まで、本事象に起因する健康被害発生の報告は受けておりません。
改修開始年月日
平成24年3月22日
効能・効果又は用途等
本装置は、患者に関する多方向からのX線透過信号をコンピュータ処理し再構成画像を診療のために提供する。
その他
納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
担当者及び連絡先
担当者 : 熊谷 英治、熊谷 昌彦 連絡先 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 薬事・品質保証本部 電話番号: 0120-556-494 FAX番号 : 03-3740-5206