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    平成23年12月27日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2.     一般的名称: ポジトロンCT組合わせ型SPECT装置
       販売名  : PRISM XPV‐30/20システム
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4.    (1)型式名 :PRISM XPV‐30
        製造番号:104,113,152,191,206,207,239,252,258,276,324,345,356,371,373,380,384,397,400,413
             415,435,439,440,453,486,498,499,526,528,564,577,579,651,652,667,747,758,815,883,
             890,896,897,971
        数量  :44台
        出荷時期:平成 10年2月〜平成16年2月
    
      (2)型式名 :PRISM XPV‐20
         製造番号:103,121,125,178,179,187,188,189,204,243,248,278,296,367,389,408,477,478,479,504,
             525,533,535,540,547,567,568,581,638,659,680,721,796,817,859,882,887,899,910,925,
             969
        数量  :41台
        出荷時期:平成10年3月〜平成16年2月
    
          合計 85台
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6.    製造販売業者の名称 : 株式会社島津製作所
       製造販売業者の所在地: 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地
       許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
       許可番号      : 26B1X00003
       製造業者      : フィリップス メディカル システムズ(クリーブランド)
                  (Philips Medical Systems (Cleveland), Inc. 米国)
    
    
  7. 改修理由

  8.    輸入元の外国製造業者である米国Philips Medical Systems (Cleveland),Incより、当該装置の検出器取
       り付けプレートから検出器バケットが分離するという事例が判明し、調査の結果、当該装置の検出器バ
       ケットで、経年変化による脆弱化が生じる可能性あると判断されました。そのため、検出器バケットの
       取り付けプレートからの分離状態を確認した結果、必要な場合には処置を行うよう要請があったため、
       弊社としても当該処置を自主改修として実施いたします。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10.    万一、検出器バケットが脱落した場合、被検者、操作者等へ接触する可能性があります。検出器バケット
       の検出器取り付けプレートからの分離が進んだ場合には、検出器バケット部に傾きが生じますので、毎回
       の使用時、および定期点検の実施により、事前に異常に気づくことが出来ます。そのため、重篤な健康被
       害の発生するおそれはまず無いと考えております。
       なお、これまでに本問題による健康被害発生の報告は受けておりません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12.    平成23年12月27日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14.    体内におけるRIの分布を、シンチレーション検出器を用いて、体外から検出し画像化します。身体の腫瘍、
       血流などその他異常な形態・機能を識別診断するために用いられます。
    
    
  15. その他

  16.    納入した医療機関は全て特定しており、全対象装置への対応を改修として実施いたします。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18.    連絡先 株式会社島津製作所
          京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地
          電話   :  075-823-1928
          FAX   :  075-823-1377
          担当者  : 谷川 勝哉、伴 隆一