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    平成23年12月 8日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 定位放射線治療加速器システム
    販売名  : (1)サイバーナイフII
           (2)サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 販売名:サイバーナイフII
    シリアル番号:C006、C007、C008、C009、C010、C011、C012、C013、C014、C015、C016、
           C017、C018、C019、C020、C021、C024、C028、C035、C033、C039、C190、C193
    出荷台数:23台
    出荷時期:2004年2月〜2011年5月
    
    
    販売名:サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム
    シリアル番号:C241
    出荷台数:1台
    出荷時期:2011年11月
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : 日本アキュレイ株式会社
    製造販売業者の所在地: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2 第二鋼ビルディング6階
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X10042
    輸入先国名:アメリカ合衆国
    製造業者名:アキュレイ・インコーポレイティッド
    
    
  7. 改修理由

  8. 本装置の構成品である標準カウチ(治療用のベッド)は、ベッドのテーブルトップを支柱で支え、4か所をね
    じで固定する構造になっております。
    製造元より海外の施設において、この標準カウチのテーブルトップと支柱を固定しているねじが外れるという
    事象が発生したという連絡を受けました。
    調査の結果、テーブルトップを固定するねじの長さが、規格より短いものが使用されていたことが判明しまし
    た。この規格より短いねじでは固定が不十分であり、テーブルトップの末端に過大な重量かかった場合、テー
    ブルトップが支柱から外れる可能性があるため、製造元においてねじの交換を行う改修を決定いたしました。
    日本においては24箇所の施設にこの標準カウチを設置しており、同様の自主改修を行います。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 規格より短いねじでは十分な固定ができず、テーブルトップの末端に過大な重量かかった場合、テーブルトップ
    が支柱から外れ、患者が転落し、負傷する可能性がありますが、本年9月末に本件に関して注意喚起を行うとと
    もに治療ベッドの点検を実施しており、重篤な健康被害が発生する恐れはありません。現在のところ、健康被害
    発生の報告は受けておりません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成23年12月8日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本装置は、高エネルギーのX線による腫瘍等の放射線治療のために使用するものである。頭頸部
    (頭蓋内を含む)、脳動静脈奇形、体幹部及び脊椎動静脈奇形等の放射線治療が必要な病変に対して
    治療計画、画像取得をし、定位放射線照射治療を行う。
    
    
  15. その他

  16. 本製品の納入先医療機関は全て把握しており、対象となる医療機関に本件を通知の上、改修を実施し
    ます。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 西 みゆき
    連絡先 : 東京都千代田区丸の内1-8-2 第二鉄鋼ビルディング6階
    電話番号: 03-6269-9559
    FAX番号 : 03-3217-0337