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    平成23年 5月20日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 眼科用パルスレーザ手術装置
    販売名  : アルコン ヤグレーザー手術装置
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 製品名:アルコン ヤグレーザー手術装置(モデル3000LE)
    製造番号:5013LX, 5030LX, 5031LX, 5051LX, 5076LX, 5134LX, 5135LX, 5187LX, 5200LX, 5201LX, 5202LX, 52
    46LX, 5247LX, 5261LX, 5268LX, 5288LX, 5320LX, 5327LX, 5351LX, 5404LX, 5474LX
    対象数量:21台
    出荷時期:平成19年7月30日〜平成23年1月31日
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 製造販売業者の名称 : 日本アルコン株式会社
    製造販売業者の所在地: 東京都港区赤坂2‐17‐7 赤坂溜池タワー
    許可の種類     : 第一種医療機器製造販売業
    許可番号      : 13B1X00211
    
    
  7. 改修理由

  8. 海外製造元より、上記製造番号のアルコン ヤグレーザー手術装置のジョイスティックが繰り返し使用されるこ
    とにより、ジョイスティックのレーザ照射スイッチから出ている配線の絶縁被覆が傷つき、ジョイスティックを
    操作した際に露出した配線が機器本体の金属部に接触し、使用者の意図しないタイミングでレーザが照射される
    恐れがあるとの報告を受けました。このため、改善措置としてジョイスティックの可動範囲を制限し、配線が傷
    つかないようにするプレートを追加する改修を実施いたします。配線に傷が認められる場合は、ジョイスティッ
    クのユニット全体を交換してからプレートを追加する改修を実施いたします。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. アルコン ヤグレーザー手術装置は、使用者がレーザ照射可能な状態(Readyモード)にしない限り露出した配
    線が金属部に接触してもレーザは照射されません。また、当該機器は、使用者が操作する照準ビームによって
    定められた場所でレーザが焦点を結び、発生した衝撃波で治療を行う機器であるため、焦点以外の場所ではレー
    ザが照射されたとしても衝撃波は発生しません。これらを考慮すると、意図なくレーザが照射されて衝撃波が発
    生し、健康被害が生じる可能性は極めて低いと考えます。
    なお、現在までに国内外を問わず当該機器における意図しないレーザの照射と健康被害の報告は受けておりま
    せん。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成23年5月20日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. ・嚢外法による白内障摘出後の後嚢切開
    ・前眼部の癒着剥離
    ・白内障の前嚢切除
    ・硝子体索及び硝子体膜の切除
    ・虹彩切除
    
    
  15. その他

  16. 対象となる機器の設置先は全て特定されており、通知の上速やかに自主改修を行います。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 品質保証部 高橋克己、竹林伸夫
    連絡先 : 日本アルコン株式会社 品質保証部
    電話番号: 03-3699-0935
    FAX番号 : 03-3699-0937