閉じる |
平成23年 4月11日作成
一般名及び販売名
一般的名称: コンピューテッドラジオグラフ 販売名 : 富士コンピューテッドラジオグラフィ CR‐IR341P型 一般的名称: コンピューテッドラジオグラフ 販売名 : 富士コンピューテッドラジオグラフィ CR‐IR342P型
対象ロット、数量及び出荷時期
富士コンピューテッドラジオグラフィ CR‐IR341P型 製造番号:0632113, 0712270-0712271, 1662396, 1662430, 1672441, 1705100, 1705116, 1705309, 1725391-1725394, 2625523, 2655783, 2665798, 2696018, 3626467, 9622080, 9622121, 9652512, 9662509, 9662552 出荷数量:23台 出荷時期:平成11年3月 〜 平成15年4月 富士コンピューテッドラジオグラフィ CR‐IR342P型 製造番号:0622974, 0633154, 0633163, 9652593, 9692600-9692601 出荷数量:6台 出荷時期:平成11年10月 〜 平成12年8月
製造販売業者等名称
製造販売業者の名称 : 富士フイルム株式会社 製造販売業者の所在地: 〒258-8538 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 許可の種類 : 第二種医療機器製造販売業 許可番号 : 14B2X10002 製造所の名称 : 富士フイルムテクノプロダクツ 株式会社 竹松工場 製造業許可番号 : 14BZ000299
改修理由
富士コンピューテッドラジオグラフィ CR‐IR341P型 または富士コンピューテッドラジオグラ フィCR‐IR342P型(以下、FCR341/342系読取り装置と総称する)を、画像処理ユニットDR-ID300CL (DR-ID300の単独で流通する付属品で、FCR341/342系読取り装置とも接続可能)と接続して使用すると、PA 方向(X線照射方向が後→前、背→腹)で撮影した画像が反転してAP方向(X線照射方向が前→後、腹→背) の画像として表示される不具合の報告を受けました。 この不具合について調査を行ったところ、FCR341/342系画像読取り装置とDR-ID300CLの通信において、間 違ったAP/PA方向の情報をDR-ID300CLが出していることが原因で発生することが分かりました。本不具合は、 FCR341/342系画像読取り装置とDR-ID300CLの組み合わせの場合でのみ発生いたします。 この不具合の発生を防止する為、弊社は、FCR341/342系読取り装置に接続されているDR-ID300CLに、改善 ソフトウェアをインストールする改修を行います。
危惧される具体的な健康被害
PA方向で撮影した画像が反転してAP方向の画像として表示されますが、撮影方向もAPと表示されており、 表示画像と方向表示は対応しています。また、反転した場合には異常に容易に気付くと思われますので、誤 診につながる懸念は低いと考えられます。通常、診断は他の検査結果等を含めて総合的な判断の元で実施さ れますので、画像が反転した場合においても、重篤な健康被害の可能性は低いと考えております。 本不具合は、これまでに2件発生の報告を受けていますが、本不具合による具体的な健康被害発生の報告 は受けておりません
改修開始年月日
平成23年4月11日
効能・効果又は用途等
X線パターンをX線平面検出器で撮像するか、又は光輝尽性蛍光板に蓄積したX線画像をレーザービーム による走査で取り出すか、いずれかの方法で生成し、コンピュータ処理した画像情報を診療の為に提供する。
その他
改修対象製品を納入した医療機関は全て特定しておりますので、医療機関に担当者を派遣して改修いたし ます。
担当者及び連絡先
担当者 : 桑原 幹三 連絡先 : 〒258‐8538 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富士フイルム株式会社 メディカルシステム事業部 統括品証薬事グループ 電話番号: (0465)83‐7121 FAX番号 : (0465)85‐2125