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    平成22年2月8日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 全身用X線CT診断装置
    販売名  : マルチスライスCTスキャナ LightSpeed
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. 製造番号 :
    HD0001、HD0002、HD0003、HD0004、HD0005、HD0006、HD0007、HD0008、HD0010、QD0001、
    QD0002、QD0003、QD0004、QD0005、QD0006、QD0007、QD0008、QD0009、QD0010、QD0011、
    QD0012、QD0014、QS0005、QS0012、QS0128、QS0201、QS0211、QS0230、QS0231、QS0291、
    QS0292、QS0293、QS0294、QS0296、QS0297、QS0298、QS0301、QS0302、QS0304、QS0311、
    QS0313、QS0320、QV0030、QY0016
    
    数量   : 44台
    
    出荷時期 : 平成17年 5月 〜 平成22年 1月
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 名称   : GEヘルスケア・ジャパン株式会社
    所在地  : 東京都日野市旭が丘4‐7‐127
    許可の種類: 第一種医療機器製造販売業
    許可番号 : 13B1X00150
    輸入先製造業者:GE Medical Systems, LLC(アメリカ)
    
    
  7. 改修理由

  8. 当該装置の1.25mmビーム(2x0.625)、2.5mmビーム(4x0.625)ならびに80kVp使用時において、ユーザーイン
    ターフェイス上に表示される線量情報の値、ならびに線量レポートの値が、測定値よりも約30%低く表示される
    ことが確認されました。
    
    この問題は、1.25mmビーム(2x0.625)、2.5mmビーム(4x0.625)ならびに80kVpのCTDI調整係数が不正確だった
    ことが原因になっています。なお、技術参照マニュアルに記載されている係数も同様です。
    
    本改修はこの問題が是正されたソフトウェアをインストールする作業を行うものです。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. 検査中、ならびに検査終了後に、ユーザーインターフェイス上に表示される線量レポートの値が、正規の値よ
    り、約30%低く表示されますが、検査に使用する一般的な線量の指標であるkV値、mA値はユーザーインター
    フェイス上に正しく表示されており、その条件で正しく撮影されることから、この問題による健康被害の可能性
    は低いと考えております。
    なお、これまでに国内外とも健康被害は報告されていません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成22年2月8日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. 本装置は、患者に関する多方向からのX線透過信号をコンピュータ処理し、再構成画像を診療のために提供するも
    のです。
    
    
  15. その他

  16. 納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 品質保証本部 市販後安全監視室
          財部 健・山田 藤昭
    連絡先 : GEヘルスケア・ジャパン株式会社
          東京都日野市旭が丘4‐7‐127
    電話番号: 042‐585‐5811
    FAX番号 : 042‐585‐5911