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    平成20年9月30日作成
    

    医療機器改修の概要

    (クラスII)

  1. 一般名及び販売名

  2. 一般的名称: 移動型デジタル式汎用一体型X線透視診断装置
    販売名  : (1)フルデジタルモバイルCアームシステム BV エンドラ
           (2)フルデジタルモバイルCアームシステム BV パルセラ
           (3)移動型デジタル式汎用一体型X線透視診断装置 BV Pulsera
    
    
  3. 対象ロット、数量及び出荷時期

  4. (1)フルデジタルモバイルCアームシステム BV エンドラ
    対象製造番号:0102,0151,0205,0216,0384,0471,0510,0524,0529,0530,
           0595,0634,0646,0650,0761
    対象数量:15台
    出荷時期:平成18年7月から平成20年8月
    
    (2)フルデジタルモバイルCアームシステム BV パルセラ
    対象製造番号:0010,0057,0074,0102,0150,0151,0216,0341,0545,0827,
           0841,1012,1032,1108,1275,1284,2123
    対象数量:17台
    出荷時期:平成18年3月から平成20年3月
    
    (3)移動型デジタル式汎用一体型X線透視診断装置 BV Pulsera
    対象製造番号:1290,1300,1642,1886,2147
    対象数量:5台
    出荷時期:平成19年12月から平成20年3月
    
    
  5. 製造販売業者等名称

  6. 名称   : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
    所在地  : 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
    許可の種類: 第一種医療機器製造販売業
    許可番号 : 13B1X00221
    輸入先製造業者名:フィリップスメディカルシステムズネーデルランド B.V.
             (オランダ王国)
    
    
  7. 改修理由

  8. 当該装置には、オプションとして、Cアームの円弧方向の可動範囲を拡張できる機構がありますが、
    このオプションのブレーキが正常に機能しない場合があることが、海外製造元の試験にて判明いたしました。
    そのため、このオプションのブレーキを改善することといたしました。
    
    
  9. 危惧される具体的な健康被害

  10. ブレーキが正常に機能しなかった場合、Cアームが円弧方向にスライドし、患者と接触する可能性があります。
    しかしながら、術中は、医師、看護師および技師が常に患者を監視しているため、重篤な健康被害が発生する可
    能性は低いと考えます。
    また、このCアームの円弧方向の可動範囲を拡張できる機構は、Cアームの円弧方向にスライドいたしますが、一
    番下げた状態で使用すれば、ブレーキは正常に機能し、本事象の発生を回避することができます。
    なお、国内において、この事象が発生したとの報告は受けておりません。
    
    
  11. 改修開始年月日

  12. 平成20年9月30日
    
    
    
  13. 効能・効果又は用途等

  14. (1)フルデジタルモバイルCアームシステム BV エンドラ
    本装置は可動型X線装置であり、X線透視・撮影系を備えたCアームスタンドとデジタル画像処理・画像観察系を
    備えたモービルビューステーションから構成されている。主として整形外科手術、神経外科手術、腹部・胸部手
    術あるいはバイオプシー検査時のモニタ用として使用されるほか、脳外科・循環器科・泌尿器科などで行われる
    血管造影にも使用される。
    
    (2)フルデジタルモバイルCアームシステム BV パルセラ
    本装置は可動型X線装置であり、X線透視・撮影系を備えたCアームスタンドとデジタル画像処理・画像観察系を備
    えたモービルビューステーションから構成されている。主として、脳外科・循環器科・泌尿器科などで行われる
    血管造影やインターベンショナル技法に使用されるほか、整形外科手術等にも使用される可動式Cアーム形X線装
    置である。
    
    (3)移動型デジタル式汎用一体型X線透視診断装置 BV Pulsera
    透視撮影を目的とし、人体を透過したX線の蛍光作用、写真作用及び電離作用又はそのいずれかを利用して人体
    画像情報を診療のために提供すること。
    
    
  15. その他

  16. 納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
    
    
  17. 担当者及び連絡先

  18. 担当者 : 熊谷 英治、熊谷 昌彦
    連絡先 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
          薬事開発・品質保証本部
    電話番号: 0120-556-494
    FAX番号 : 03-3740-5206