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平成20年8月22日作成
一般名及び販売名
一般的名称: 汎用超音波画像診断装置 販売名 : 超音波診断装置 HD3
対象ロット、数量及び出荷時期
対象製造番号:A69202300002300,A6A202300002606,A6A202300002624,A6A202300002688 A6A202300002718,A6A202300002735,A6A202300002744,A6B202300002763 A6B202300002788,A75202300003198,A77202300003605,A78202300003682 対象数量:12台 出荷時期:平成19年4月〜平成19年12月
製造販売業者等名称
名称 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 所在地 : 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル 許可の種類: 第一種医療機器製造販売業 許可番号 : 13B1X00221 輸入先製造業者名:フィリップス ウルトラサウンド(アメリカ合衆国)
改修理由
海外製造元から、当該装置のソフトウエアバージョン2.0で産科計算をする際に、産科計算で使用する推定胎児体 重(EFW)のテーブルを、東大式、Brenner式、Williams式、Doubilet式を使用して計算された場合に、推定胎児 成長率(EFW Growth Percentile)が高く表示される可能性があるとの連絡を受けました。 そのため、修正ソフトウエアによる改修を行います。
危惧される具体的な健康被害
本事象が発生した場合、推定胎児成長率(EFW Growth Percentile)が実際よりも高く表示されます。 しかしながら、推定胎児成長率(EFW Growth Percentile)は、頭部や腹部の計測値から計算により算出される概 算の推定値であり、胎児の発育の指標の一つであり、他の指標も含めて総合的診断が行われるため、健康被害を 引き起こす可能性は極めて低いと考えます。 また、産科計算において推定胎児体重(EFW)を計算する際に、EFWのテーブルを阪大式・Hadlock式でご使用いた だければ本事象の発生はありません。
改修開始年月日
平成20年8月22日
効能・効果又は用途等
超音波を用いて体内の形状、性状又は動態を可視化し、画像情報を診断のために提供する。
その他
納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
担当者及び連絡先
担当者 : 小野 英夫、熊谷 昌彦 連絡先 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン 薬事開発・品質保証本部 電話番号: 0120-556-494 FAX番号 : 03-3740-5206