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平成20年4月15日作成
一般名及び販売名
一般名: 体内固定用コンプレッションヒッププレート 販売名: ダイナミックヒップスクリューシステムTAN(滅菌)
対象ロット、数量及び出荷時期
対象回収数量: 2,689個 出荷時期: 2007年10月10日〜2008年4月3日 製品番号 製品名 ロット番号 04-224-065S DHSブレード65mm 2252770, 2256656、2263579 04-224-070S DHSブレード70mm 2251163, 2256657, 2263583 04-224-075S DHSブレード75mm 2256659, 2251165 04-224-080S DHSブレード80mm 2265147,2266188, 2265144、2263184 04-224-085S DHSブレード85mm 2268934, 2263185, 2265145 04-224-090S DHSブレード90mm 2256660,2263585,2314115, 2251174 04-224-095S DHSブレード95mm 2256661, 2251177 04-224-100S DHSブレード100mm 2256662, 2222809, 2251180 04-224-105S DHSブレード105mm 2256663, 2263588, 2251182 04-224-110S DHSブレード110mm 2256664, 2263581, 2251183
製造販売業者等名称
製造販売業者名: シンセス株式会社 製造販売業者の所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー4F 業の種類: 第一種 医療機器製造販売業 許可番号: 13B1X00027 製造業者: シンセスGmbH スイス連邦共和国
回収理由
シンセス社製ダイナミックヒップスクリューシステム(DHS)のブレードは、その先端部がヘリカル形状であり、 シャフト部と先端ヘリカルブレード部から構成されています。専用ドライバーにより先端ヘリカルブレード部分 は、大腿骨骨頭内においてシャフト部に固定される構造です。 手術中、患者の骨頭内において先端ヘリカルブレード部がシャフト部に固定されず、先端ヘリカルブレード部と シャフト部が緩み、骨固定が出来なくなる事例が海外で2例発生いたしました。今後、手術中に同一事例が発生 する可能性を否定できないとし、当該製品の自主回収を決定いたしました
危惧される具体的な健康被害
当該ダイナミックヒップスクリューシステム(DHS)の先端ヘリカルブレード部とシャフト部が緩んだ場 合、整復位を失い骨固定されませんが、製造元の現物による調査の結果, カタログの手術手技の項に掲載された 手術方法を施工した場合、1度固定できた先端ヘリカルブレード部とシャフト部は緩むことはありません。 た とえ先端ヘリカルブレード部とシャフト部の結合が緩んだとしても、医療従事者が手術中、および手術直後の エックス線写真により先端ヘリカルブレードとシャフト部の緩みを確認することが可能であることから、重篤な 健康被害の発生はないと判断いたしました。尚、国内において、同一事例は発生していません。
回収開始年月日
平成20年4月7日
効能・効果又は用途等
大腿骨における頚部の骨折の固定
その他
回収対象品全ての出荷先を把握しておりますので、納入医療機関および代理店には本件を通知の上、回収を 実施いたします。
担当者及び連絡先
連絡先: シンセス株式会社 東京都渋谷区恵比寿1丁目19番19号 恵比寿ビジネスタワー 品質保証部 川井 誠二 ・高津 史郎 電話番号: 03-5447-8899 ファックス番号: 03-5447-8892