一覧へ戻る

平成20年3月26日作成

医療機器改修の概要

(クラスII)



  1. 一般名及び販売名

    一般的名称: 据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置
    販売名  : インテグリス アルーラ フラットディテクター
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    対象装置:Allura Xper FD20/10(ソフトウエアバージョン Rel.1.2)及び Allura Xper FD20
    (ソフトウエアバージョン Rel.2.2)
    対象製造番号:30528477,32116574,32415399,32517298,32748215,33153914,33169675,33535010,33998184,
    33998235,34089830,34425875,34430124,34460235,34463174,34479393,34531959,34574892,34615151,34788523,
    34972607,35151899,35151970,35456121,35614403,35684271,36148698,36574575,36613139,36990230,37000063,
    37042519,37766175,38044526,38184749,38392759,38439383,38614546,38653235,38684801,38745241,38860856,
    38921285,38990305,39023916,39177563,39189808,39334611,39407136,39409032,39463327,39616648,39937008
    数量:53台
    出荷時期:平成17年2月〜平成20年2月
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    名称   : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
    所在地  : 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
    許可の種類: 第一種医療機器製造販売業
    許可番号 : 13B1X00221
    
    
  4. 改修理由

    当該装置のオプション機能“スマートマスク機能”(X線透視使用時にカテーテル操作を容易にする
    為の血管系描出機能。)は、その画像処理の過程において、“マスク画像(元画像)”と、“X線透
    視ライブ画像”を重ね併せて表示できる一般的な機能です。しかしながら、誤った操作(マスク画像
    決定後、画像視野または被写体の透視位置の変更)をした場合に、使用者(術者)へ警告音(アラー
    ム)として注意喚起されないことが、製造元の調査の結果判明いたしました。
    その為、対象となる装置に対してソフトウェアの改修を行います。
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    本事象により、誤った操作のまま検査が進められる可能性がありますが、総合的診断は医師によって
    確認される他の検査情報と併せて行われますので、健康被害を引き起こす可能性は低いものと考えら
    れます。
    なお、本事象による健康被害発生の報告は受けておりません。
    
    
  6. 改修開始年月日

    平成20年3月26日
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    循環器透視撮影を主な目的とし、人体を透過したX線の蛍光作用を利用して人体画像情報を診療のた
    めに提供すること。
    
    
  8. その他

    納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
    
    
  9. 担当者及び連絡先

    担当者 : 大屋 徹
    連絡先 : 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
          薬事開発・品質保証本部
    電話番号: 0120-556-494
    FAX番号 : 03-3740-5206