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平成20年2月26日作成

医療機器改修の概要

(クラスII)



  1. 一般名及び販売名

    一般的名称: 据置型デジタル式循環器用X線透視診断装置
    販売名  : 多目的X線撮影システム INNOVA
    
    
  2. 対象ロット、数量及び出荷時期

    製造番号 :
    XF0150、XF0151、XF0152、XF0153、XF0154、XF0155、XF0156、XF0200、XF0250、YV0006、YV0007、
    YV0033、YV0034、YV0035、YV0038、YV0039、YV0040、YV0042、YV0043、YV0044、YV0045、YV0046、
    YV0047、YV0048、YV0049、YV0050、YV0051、YV0054、YV0056、YV0057、YV0058、YV0059、YV0060、
    YV0061、YV0062、YV0063、YV0064、YV0065、YV0066、YV0067、YV0068、YV0070、YV0071、YV0072、
    YV0073、YV0074、YV0075、YV0076、YV0077、YV0078、YV0079、YV0080、YV0081、YV0162、YX1483
    
    
    数量   : 55台
    出荷時期 : 平成 17年8月 〜 平成19年10月
    
    
  3. 製造販売業者等名称

    名称   : ジーイー横河メディカルシステム株式会社
    所在地  : 東京都日野市旭が丘4−7−127
    許可の種類: 第一種医療機器製造販売業
    許可番号 : 13B1X00150
    輸入先製造業者   :  ジーイーメディカルシステムズS.C.S.(フランス)
    
    
  4. 改修理由

    透視・撮影モードにおける画像収集中に、エラーメッセージを表示することなく、収集画像をライブ
    で映し出すモニター上の画像がフリーズする現象が、一部のハードウェアを組合せている当該装置に
    発生する場合のあることが製造元にて確認されました。なお、この現象が発生した場合、装置を再起
    動することにより正常な状態に戻すことが可能です。
    
    
  5. 危惧される具体的な健康被害

    本事象により、インターベンション等を施行している場合、術者がフリーズしている画像が今現在行っ
    ている手技のライブ画像を表示していると誤認する可能性があり、健康被害に繋がる可能性を否定で
    きません。
    しかしながら、手技の際は画像を確認しながら進められるため、術者は画像がフリーズしていること
    に気が付くと考えられ、健康被害に至る可能性は低いと考えられます。
    なお、これまでに本事象による健康被害は報告されておりません。
    
    
  6. 改修開始年月日

    平成20年2月26日 情報提供開始年月日:平成19年11月28日
    
    
  7. 効能・効果又は用途等

    本装置は、心臓血管系、頭・腹部血管系、四肢血管系または脈管系において、カテーテルを使用して
    X線吸収率の高いヨード系造影剤を心臓または血管の内腔に注入し、血流の状況や血管の走行、形態、
    弁の動きなどをX線によって連続的に撮影検査し、診断画像の収集、画像データの処理、管理及び転
    送を行うものです。
    そして近年では血管内治療IVR(Interventional Radiology)にも使用されます。
    
    
  8. その他

    納入いたしました医療機関はすべて弊社が把握しておりますので、連絡の上、改修を実施します。
    
    
  9. 担当者及び連絡先

    担当者 : 品質保証本部 市販後安全監視室
          財部 健・山田 藤昭
    連絡先 : ジーイー横河メディカルシステム株式会社
          東京都日野市旭が丘4−7−127
    電話番号: 042−585−5811
    FAX番号 : 042−585−5911